2017年度関東大学春季リーグ男子1部・2日目


立川市泉市民体育館


2日目にして遅刻(電車降りそびれた)。


どうしてか,この2日間,やたらポジショナルフォルトが多かった。レセプションはまだしもサーブで取られるのは珍しいのに,それが1度や2度でなく。

早稲田3-0専修大(31-29 25-22 25-20)


専:WS1小森 MB12畑中 OP20久保 WS19東 MB11柏田 S7為我井 L4井上/2平原


早:S10小林 WS1喜入 MB13武藤 OP4加賀 WS9藤中 MB2山崎 L14堀江


1ラリーが長い,ストレートのわりに(デュースを加味しても)試合時間の長いゲームだった。双方決定打を欠く,とも言えるが,印象としては,よく拾っていた。


勝負の世界に鱈もレバーもないのだが,第1セット,専修が取っていればなあ。早稲田の27点目は堀江の拾い勝ちだった。打っていたのが東だったので,開智高の先輩(対角だったとかなんとか)ゆえか。


小森のサーブとバックアタックが良かった。プレーヤとしてさらに一皮剥けたか。


前日も書いたように,サイドの1年生2人(かわいい)が,決定率的にはもう一つ物足りないというか良くも悪くも専修テイストに溢れてはいるものの,打数のいくらかを負っているのも大きいだろう。


前日はじゃっかん近寄りがたいオーラを発していたが,この日はコート内に目も配っていた様子だったので,開幕の緊張も少しはほぐれたかな。

東海大3-1明治大(25-22 25-15 23-25 25-17)


明治:WS27瀧田 MB8矢澤 OP22池田 WS1加藤(2頼金) MB3佐伯 S5辰巳 L13小川


東海:WS2宮原 MB1小野寺 OP30新井(25伊藤) WS21鈴木 MB4神谷 S7龍 L29外崎


東海大,小野寺の背番号1は2代前(現FC東京栗山)を思い出したり。第3セットOPが全く決まらんと思っていたら伊藤にかわり,第4セットもそのまま。伊藤,良かった。OPが贅沢な悩み状態になりそう。(そしてどっちも好きなので困る。)


学芸戦もそうだったんだけど鈴木がサーブで狙われるのがねー。しゃあないけどねー。外崎オーバーセットできるようになってほしいなー(好みの問題)


明治はどんなもんかやっぱり読めないままだけど,とりあえず1セット取ったし,昨秋に比べると全然大丈夫そうな感じが,今のところはする。対戦順は良い(という言い方も変だけども)し。

中央大3-2東京学芸(25-20 19-25 25-21 13-25 15-9)


中央:WS2大竹 MB3平田 OP12谷口 WS4武智 MB18水野 S5山下 L9柳田/27土岐


学芸:S18内田 WS1高澤 MB17東 OP9須貝(10杉山) WS26吉田 MB3小野 L21瀬戸山


中大はファーストサーバーが大竹になるローテーション。


双方連続ブレイクの場面があったり,なんだり。たのしい。学芸の怒濤の追い上げすごいし,中大ががんがん突き放すのもすごい。


学芸は第2セットの途中で須貝が足をくじいたぽくて,この2日素晴らしいプレーを見せていただけにたいへん心配だったのだけれど,第4セットに戻ってきた。


勝負の第5セット,マッチアップとかなんとかとかレセプションとかほかのあれとかこれとか,いろいろあってのことだろうし,サーブが全てではないものの,学芸は小野のサーブが最後で,サーブが回ってきたときには既においそれと詰められない点差になっていたのがもったいなかった。


前日踏み越しした小野バックアタック,この日は決まったところを見られた。サーブで崩せるので(ブロックワンタッチを取りやすく)トランジションアタックの機会が多い。今リーグの楽しみの1つ。


中大のリベロはここ4年ずっと伊賀だったので,なんか,こう,新鮮ですな。柳田はさすがのセットアップで,頭一つ抜けている感じはある。セッターが1本目を拾ったり,セッターからかけ離れたところにボールが飛んでも,「とりあえず返す」にならないのは中大の強みだろうなあ。第5セットには柳田と土岐のスイッチリベロになっていた。ここもちょいと様子見。


あえてこの陣容で望んで結果苦しんでいるのを見ると「ちうだい,何をやりたいのかわからん(毒)」と言いたくなるわけですが,予想を裏切ってくるチームは楽しい。

筑波大3-0中央学院(25-17 25-15 25-20)


筑波:S4中根(8酒井) WS17小澤 MB7樋口 OP1小池(22吉田) WS2秦 MB13田城 L15高橋結/21山口


中院:WS13澤 MB35成田 OP7寺尾(42梅村) WS55山田駿 MB25山田誠 S23山本(24渡邉) L1種田/44新関


第1セットからかなり点差がついたので,セット後半の筑波はばんばん下級生を出していた。駿台の23坂下も出て,これで駿台から関東1部に進学した選手は全員*1開幕週に出場したか,という話に。すごいや。


中院は(前日に中大からセットを取っているので,暫定最下位ではないものの),2日間12試合をざーっと俯瞰した感じでは,このままだと今季もちょっとしんどいかなー。ただし,わたしの予想はたいてい外れる。


20170409_Tsukuba-ChuoGakuin

順天堂3-1日本大(23-25 25-15 25-23 25-18)


順大:WS10関本 MB8片寄 OP5荻原 WS1吉野 MB4濱道 S29小野 L20角/17加藤


日大:WS11菅原 OP1小田 MB7冨田 WS2郡 S6上阪 MB16高 L22新山


順大MBは前日とかえて片寄(かたよせ,らしい)がスタメン。


第1セットは日大が取ってわーわーきゃーきゃー。奇声の発信源が郡。かわいいは正義

日体大3-1国士舘(25-21 25-22 23-25 25-15)


国士:S24松村(43松川) WS1工藤 MB40金子 OP26益子 WS20笠利 MB54澤口 L39柳


日体:S22河東(19道井) WS20仲本 MB5宮原(18西) OP16高梨 WS25藤原(11津田) MB8矢貫 L28小川


日体大は春リーグの立ち上がりが悪い年が多いのだけれど,開幕週連勝。


高梨も3年生。ずいぶんと垢抜けた。

*1:全員かどうかはわからないが,推薦組は出たんちゃうかな。土岐(中央大),村山(早稲田),藤原(日体大),坂下(筑波大),吉田(東京学芸)。