東日本大学選手権・4日目(最終日)3位決定戦・決勝戦
@墨田区総合体育館
3位決定戦は2面で男女同時進行,試合後センターコートが設営され,3位表彰式を挟んで,女子決勝戦→男子決勝戦,表彰式・閉会式の順で行われた。
去年はセンターコート(赤×緑のシートを敷いたカラフル仕様)で男子3決→女子3決→女子決勝→男子決勝だった。今年は時間短縮であり,コートも木のままである。
センターコートじゃないのは淋しいな,と思ったのだけれども,終わりが遅いと遠征組に差し障る。
記憶違いかもしれないが,昨年女子優勝の東北福祉大が表彰式を待たずに帰ったような。訂正。女子決勝戦のすぐあとで,男子決勝戦に先にじて女子の優勝・準優勝表彰が行われた。優勝チームが最後までいられないのは避けたいし,運営組の解散が遅くなるのも望ましくない。
所要時間幅が大きい5セットマッチ4試合なので,この措置は現実的に効率がよい。3年前の東北学連主催(花巻開催)大会でも最終日はこの方式だった。個人的には,せっかく(2000円払っているの)だから1コートで4試合してほしい気持ちも大きいが。
結果,3位決定戦は男女とも3-1,決勝戦は男女とも3-0の比較的短時間スコアで決したため,男子決勝が2時10分から,表彰式が3時45分から,だったかな。閉会式を含めても4時すぎにお開きとなった。
3位決定戦は,AコートとCコート(メインアリーナの端と端)で行われたので両方観るのは難しい状況。男女揃って3位決定戦に臨んだ東海大も,男女揃って決勝戦に進んだ筑波大も,いずれも女子は勝ち男子は負ける結果となった。
男子3位決定戦 東海大3-1早稲田
早稲田:21中村 9藤中 13武藤 1喜入 4加賀 2山崎(19村山) L16村本
東海:25伊藤 1小野寺 15橘 23山崎 12佐藤 13永露(7龍) L29外崎
前日いためた小林にかわり,セッターは中村。喜入・加賀のハッピーセット(だっけ)が良いムードで下級生を引っ張り,当の中村も(在籍は被っていないが喜入の後輩には当たる)傍目には危なげなくその場に入っていた。
藤中は主にフロアの人。村本のカバーをしつつ任せるところは任せつつ。必定,打数は多くなかったし,スパイクが決まりづらい時間帯(?)もあったが,守備での貢献が光った。中村の肩をぽんぽん叩いている様子を見て,「先輩」ぶりに惚れ惚れしたとかしないとか。ラリー中のパイプが決まったときにもため息が出た。かっこいい。
東海大は,2セット目(?)の途中からセッター交替。しかし,早稲田の執拗なブロック(+フロアで拾う)に粘り負けた感。
それと,サーブ賞を取った武藤のサーブ。
どちらのチームにも左打ちMBがいて,とくに龍くんはMBを多用する傾向にある。
第4セットの最期らへん,ラリー中の「いま,ここ絶対佐藤に上げる」と思ったところで佐藤に上げたもののタイミングがあわず空振りになった瞬間,「おう,終わったな」と思った。
女子3位決定戦 東海大3-1東北福祉
女子決勝戦 筑波大3-0青山学院
筑波が高くてパワフル。ブロックがほぼ必ず2枚きっちりついて,ワンタッチを取る率が高い。
セッターは1年生の万代。就実出身と知ってほんのり親近感を覚える単純脳。
第3セットは青学がリードしていたのであるいは,と思ったが,地力に勝ったか。終始「筑波強いなあ」という印象の試合展開
五十嵐元がスタッフでいることを知る。
男子決勝戦 中央大3-0筑波大
筑波:8酒井(4中根) 17小澤 7樋口 1小池 23坂下(2秦) 13田城 L15高橋結
中央:5山下 25中野 3平田 12谷口 4武智 18水野 L9柳田
「ミスした方が負ける」論は後ろ向きで好きな表現ではないが,この試合は筑波のサーブミスやスパイクアウトがあまりに多かった。自滅というほどの感じは受けなかったが,メンバーも揃っている筑波は優勝のチャンスだっただけに,惜しい。
個人賞