2017年度関東大学秋季リーグ男子1部・1日目
2部から遅れること1週間。1部も開幕しました。
会場は,去年「V・チャレンジマッチ」が行われた船橋アリーナ。
東西線直通の東葉高速鉄道船橋日大前駅から徒歩10分程度,なのですが,一度行ったことがあることに油断して思い切り迷いました。道中コンビニがないから食料難民(西門(?)方面にはあるらしい)。
体育館の入り口は,外階段で3階に上がったスタンドのメイン入り口(?)だけあけていたのですが,ほかの入り口は封鎖されていたり一般立ち入り不可と張り紙があったりするのみだったので,たどり着くのに難儀しました。迷った挙げ句に北門から入った自分も悪いのですが。
bリーグ千葉ジェッツのホームアリーナ(?)なので,あちこちジェッツ色になっていました。
いつものリーグパンフレット(1000円)のほか,男子1部用の新聞(300円)もあり。主将の抱負や注目選手が記載された4頁もの。中面は見開きで,FUTURE6+石川の個人写真がランダムに。つまり7種類あったってことで,豪華ですの。
船橋アリーナのメインアリーナは3面取れるし,観客席も4辺にあるので広々。椅子も良い。いちばん奥の狭い辺は,選手の荷物置き場等で一般客立ち入り禁止になっていたようです。
しかしまあ,体育館のキャパシティに比して客入りはさほどでなく,この春から一般のチケット代を1000円から2000円に値上げしたとはいえ,財政状態が心配になったり。上手くいかないものですの。
今季も12チーム1回戦総当たり。春の入れ替え戦で2部から駒澤大と慶應義塾が上がってきました。慶應の1部復帰はほんとに久しぶりだ。柳田が卒業した年の春ぐらいに落ちた気がする(未確認→2015でした)。駒は1年ぶりぐらいかしら(こちらも未確認→あってた)。
学連公式サイトの試合結果のページに,星取表だけでなくB帳票も出ているので,すためんとか交替選手とかメモしなくても良いのですが,癖と忘却力が恐ろしい。いつだったか,B票に頼り切っていたらあるとき突然消えたのが今もトラウマ。
ここでは,サーブスタートチームが上で。
開会式で,U21,U23,ユニバーシアードの各代表メンバーに花束贈呈。見損ねましたよ遅刻したから。
日体大3-0日本大(25-19 25-22 25-22)
日大:11 1 7 2 6 16 L22/18
日体大:22 20 18(14) 16 11 5 L28
矢貫ベンチアウト。怪我かなー。MBは宮原・西,ちょいちょい佐藤
日大,途中途中は悪くないのだけれど,20点以降に突き放される。
東京学芸3-1明治大(25-17 25-22 17-25 25-16)
学芸:18 1 25 9 26 3 L21
明治:18 21 22 1 3 17 L13
明治は頼金がユニフォームを着ていなくて,コーチ?で入ってたっぽい。,川村・辰巳もたぶんベンチアウト。
早稲田3-0順天堂(25-17 25-14 25-23)
順天堂:25 1 15 3 10 4 L20/12
早稲田:10 9 13 20 4 19 L14
早稲田のスタメンOPが,U21でご活躍の宮浦。藤中-加賀のアウトサイド対角で喜入主将がベンチスタート。MBも武藤-村山対角で,山崎ベンチ。若い。そして,宮浦がたいへん良かった。左打ちエースで,それほど似ているわけでもないのだけれど,七里がいたころを思い出したりまだ1年生であることを思ったりして,わくわくする。同じくU21でベストセッターをとった(んかな)の1年生セッター氏もちょこっと出ていた。
順大はさきの国体予選と同じ,セッター森垣。濱道の縦Bぽいのは決定率高かったけれども,全体的に,んー,という。
筑波大3-0専修大(25-14 25-15 29-27)
筑波:4 23 7 1 17 13 L15
専修:19 12 29 1 11 24 L2/4
筑波は第3セットにあからさまにメンバー落としたらもつれて,専修がセット取りそうだったのに,残念ながら最後の一推しができなかった。
専修はスタート久保下,途中から為我井。全体的に個人技感。特にブロックが。
中央大3-2駒澤大(23-25 18-25 25-22 25-18 15-12)
駒澤:12 7 11 13 23 1 L17/27
中央:25 3 12 4 18 17(5) L9/27
駒澤の対谷口バックライトノーブロック作戦の謎を話しつつゆるっと観戦。駒澤が2セット先取だったんだけど,中大のこの2セットビハインドから逆転勝利の光景は見慣れたもので。
駒澤の谷平がいい仕事をしていて,久しぶりの1部(初,ではない,と思うのだがどうだろう)で,成長した様子がうかがえて大変嬉しい。
駒のリベロも藤岡じゃなかったですわ,そういえば。
第3セット以降の逆転は,さすがというか。神出鬼没の武智のディグ(ブロックワンタッチフォロー)が忌々しかった。ほめてる。
東海大2-3慶應義塾(25-17 23-25 25-20 20-25 10-15)
東海:2 12 30 21 4 13 L29
慶應:26 6 23 8 27 22 L2/16
慶應もフルセット,こちらは復帰初戦で早くも一勝。
東海大を応援している知り合いがめさめさ凹んでいた(という表現は的確ではないのだが。怒りのやり場に困っているというか,まあ。)のが,見ていてしんどかった。小野寺もいない(ぐらちゃんメンバーに入っている)し,立ち上がりが良いチームではないのでね。
とはいえ,慶應は翌日日体大にストレート負けなので,慶應が良いのではなく東海大がよろしくない,のかもしれない。慶應っていつも,こう……難しいのだ。ものすごく強そうに見えるのに,負ける。今年の春だったか昨年秋だったかに2部で見た駒澤との対戦もそうだった。
慶應はセッターもそこそこ身長があるし,マルキ・富澤の二枚が高い。東海大も去年のメンバーと比べると平均身長はそうとう高くなっていると思うのだけれども,うーん。永露がんばれ。鈴木のバックロウにはハイセットを上げているのに,佐藤(左でクイックだから距離が近すぎるのを意識しすぎてるのか)にはあってない謎。新井は,拾われてたねえ。ブロック高いしねえ。新井次第という状況はあまり望ましくないような気がするような気がする。