高校選手権(第70回春の高校バレー)2日目(2回戦)
今年も観戦初めは春高バレー。2010年に冬開催になった(かつ,高校選手権もインターハイからこちらにうつってきた)のを契機に,毎年欠かさずとまではいかないが毎回1日ぐらい現地観戦を続けている。すでに正月の恒例行事,観戦初めは春高で,となりつつある。
今年なんて,プレミア再開(@新潟)があるのに春高取っちゃったもんね。高校カテゴリそのものにはぜんぜん深入りしないままなのに,なぜか春高だけは(春高ぐらいは)という気持ちで。
今年は成人の日が1/8ということもあり,年始休暇のあいだに春高バレーを見られる好日程となった。
逆に好日程に甘えて出だしが遅い。帰省疲れも出て,家でのんびりごろごろして,16時すぎに東京体育館に到着。第6試合の途中(第8試合まで)。とくに観たいチームが決まっているわけでもないので,雰囲気を味わえれば,というところ。遅い時間だと人もはける。
近江(滋賀)-東洋(東京),別府鶴見丘(大分)-荏田(神奈川),高川学園(山口)-都城工(宮崎),松阪工(三重)-雄物川(秋田),清風(大阪)-足利工大附(栃木),仙台商(宮城)-県岐阜商(岐阜)をザッピング。
天皇杯ファイナルラウンドから2週あけての高校選手権,スタンドの応援もバレーの質(というかセオリーというか)もVプレミアのチームとは違うので,なかなか慣れない。
清風の山口監督や雄物川の宇佐美監督の姿を見て,現役時代に思いを馳せたり。
高川の2番(三輪)が,たまたま後ろ(おそらく高校生か大学生)から聞こえてきたので注目してみたところMBなんだけどサイドから打つし,後衛では残ってバックアタックを打つ(レセプションは外れていた)。センターエースっぽい感じで面白かった。
タイミングをみはからって公式プログラム(1000円)購入*1。松阪工の3番(川口)が185cmで最高到達点345cmの由でびっくり。たしかに跳ぶ。高い。体格ごつめ。
パイプは見応えがあった。とはいえ,ジャンプ力すなわちスパイク決定力ではない。打数も偏っておらず,彼がエースでエース頼み,という風ではなかった。雄物川との試合は競っていた。勝敗の分かれ目やどちらが強い(勝った方が強い,結果がすべてだが)の判断のしどころがいまだにわからない。
仙台商業は4番(安孫子)のエースぶりが目を引いた。試合そのものは,岐阜商のほうがしんどい感じだったので,3回戦で通用するかどうかはびみょうかな,と思いつつも。
足工大附のアップゾーンが,得点のたびに輪になってぐるぐるしていて,明るくて楽しそうで,とても楽しかった。コートの中も楽しそう。
*1:生年月日が載っていることに気づいた。大学のプログラムにはないので役立ちそう。ただ,必然性が全くないので意外。