2018年度関東大学春季リーグ男子1部・1日目


日本体育大学横浜健志台キャンパス米本記念体育館


今年も始まりました。まずは開幕したことがめでたい。


ちょうど9時半過ぎに田園都市線で人身事故があり,青葉台までの道のりが運休。復旧見込みが11時過ぎとの案内を溝の口の改札前で見て呆然。しかし,運休に対応した検索結果を出してくれるGoogleMapに助けられました。柿生からバスがあるよ,というGoogle先生のありがたい示唆に従って登戸まで戻って小田急乗車。バスまでは時間があったので,思い切ってタクシー。門の前に乗り付けて1990円。バス乗り場は南口。柿生は駅周辺は密集していて少し歩かないとバス乗り場やタクシー乗り場がないのでわかりづらい。


着いたらちょうど整列して笛が吹かれるぐらいの頃合いでした。どうにか間に合って良かった。南武線に乗っている間に事故を知っていたら,溝の口まで行かずに登戸でおりて,余裕のある移動ができたんですが。


入場料は一般2000円。昨春の値上げ以降,ちょいとお高い余暇になりましたかね。


パンフレットは1000円。チラ見した感じでは特段の仕様変更はなさそう。いや,試合日程のところが,第1試合A・B→第2試合A・Bではなく,コートごとになっていた。


体育館の照明がLEDで白くなっていた。光量そのものは大したことないんだけど,写真のホワイトバランスが崩壊しなくなった。それに,ミカサのスイカボールがすごく綺麗に映える。ボールの回転を見るだけで楽しい。ありがたい。


それから,構内のヤマザキデイリーストアが,入り口ドアの表示によれば日曜日も昼だけ(15時まで)営業してるっぽかった。ほんとかな。明日もあいているとありがたい。


そんな感じ。


さて。入場料が少々お高かったり少々遠い会場もあったりするけれど,全試合配信もある。もう無理に観に行く必要はないんだ。


公式サイトには試合結果も星取表もB帳票もPDFで載っている。もうここにスタメンを書く必要なんて無いんだ。


ということさえも忘れていました。ちこちこメモ取ってた。帳票が出るより前に現地で試合中に確認したい場合も少なくないからそれはそれでいいんだけども。躍起になる必要はないよな。


なんだか疲れました。椅子も椅子だし。


朝暑かったのに夜急激に冷えて,発熱も得ましたし。天気予報を信じない自分が悪い。


ゆえに,明日行くかどうかは現時点で不明。小田原アリーナとか春日部とか流山とかの遠方も現時点で未定。


春季リーグ戦試合結果のページ→ http://kanto.volleyball-u.jp/tournament/2999


Twitterアカウントの公式速報が早くて写真も綺麗。サイトにも写真載せてくれたらいいのにね。インスタあるのかな。作ればいいのにね。作った模様。→ @univ.vb_official 学連さんが今季発行されるらしきお便りに書いてあった。がんばれ。


スターティングオーダーはきほん第1セット(あとは適宜)。上(さき)に書いているチームのサーブスタート。選手交代はワンポイントも交替もごっちゃ(→ついてたら交替気味)。

明治大1-3東海大(21-25 25-17 23-25 14-25)


明治:WS11鎌田 MB3矢澤 OP15池田 WS13小松 MB21三輪 S19上林(4s途中-10鈴木) L1小川


東海:WS34内山(3s途中-15島田) MB2佐藤 OP19新井 WS12山崎 MB3木本 S1永露 L18外崎


明治は主将がリベロの小川。他にベンチ入りしている4年生はMBの矢澤だけ*1とあって,キャプテンマークが3年生の鎌田についていた。


明治楽しかった。3セット目途中までは明治のほうが良かった感じ(第1セットは東海大が取ったけれど)。サーブが良い(東海大のレセプションを崩していた)。それに,ちょっとしたチャンスボールでもそうでなくても,後衛のアタッカーががっと助走に入る。機動力と運動量が後ろから見ていて楽しい。


昨夏国体予選で見て以来たいへん気にしている小松がWS。何年か前の頼金枠的な。瀧田枠的な。かと思いきや,そーでもない。レセプションはもちろんがんばっているが,バックからがんがん助走に入りバックアタック本数も少なくない。まんなかから走り出してレフトに展開していく(Xの逆パターン)。


ちびっこアタッカー好きですよ。ええ。


三輪は,春高で見たインパクトに比べるとさほど印象に残らず,明日以降に期待したい。


そして東海大。ポジション2のスタメンが1年生,水戸啓明の内山。一昨年も4年生が多かったが去年も4年生が多かった。今年も4年生が多い。セッターと両MB。


ミカサボールに苦しめられ,MBが使えず,というパターンに陥りかけていた。前衛レフトへのトスが安定せず,山崎が左手で打った回数が……何回? それを第3セット以降島田を投入してコート内が落ち着いた感じはあった。それと同時に新井の調子が上がってき,高い打点から打てるようになる。ブロックも(明治っこ小さいから)止まるようになった。明治は代がかわっても明治で,明るく楽しく拾って繋ぐ明治らしさは健在だったけれど,試合後半は,ラリーの最後に切る「そうはいっても最後は新井」カードが強力だった。


東海-明治


東海-明治

日本大2-3駒澤大(25-17 23-25 16-25 25-18 10-15)


駒澤:WS11谷平 MB18山田 OP13齋藤 WS19森田 MB7遠藤 S2丸山 L4宮崎/12曽田


日大:WS4小笠原(4s-2西河) S27谷越 MB10松村 OP44関根(3S途中-45下田) WS41高橋(4S途中-40水島) MB29辻田 L15新山


第1試合はおもにこちらを見ていた。日大はユニフォームがかわった。赤/白だったのが赤/黒(?)に。ジャージも赤×黒。以前のパーカスタイルがかわいかったんだが,ふつうのデザインに。脇に柄が入るのは前と同じだけれど赤黒なのでシャープ。赤も少し濃くなったか。駒澤とカラーリングが似てしまった。今日は日大が赤,駒澤が紺。


昨秋と比べてメンバーの異動がいちばん大きいのが日大だろうか。単純に人数の問題だけでなく,1年生スタメン(及び交替出場も1年生)が多かった。背番号がかなり大きい。主将は菅原だが本日不在(会場で姿は見かけた。ベンチ入りしていない)なので,昨年のスタメンで引き続いたのが,谷越と松村(も昨年怪我していたり)と新山ぐらい。小笠原は出ると,元プロ野球選手の「おっがっさーわら!」コールが入るので印象には残っているのだが,リリーフサーバが主だった。キャプテンマークは西河。


対する駒澤は逆に12チーム中もっとも異動が小さかったのではないか。戸嵜のポジションに2年生の森田が入ったかたち。リベロの藤岡にかわって曽田。駒澤はもともと背番号が学年順でない(=学年が上がっても変更しない選手も多い)チームでもあるので,よけいに,変化が小さく感じられた。


駒澤も,戸嵜(と藤岡)しか変わっていない(セッターが土井のこともあったか)わりに,という不安定な部分は見られたが,それ以上に,日大が,少々しんどいな,と。長年チームの中心だった小田と郡が抜けて,菅原もいない。4セット目以降メンバーをかえた(1年生から1年生に)りと,模索の春になりそうに見えた。


そんな中で,途中から出てきた1年生の下田は,元気が良くてムードを上げた。日大だもの弾けないと。わかりやすく1年生の役割をやってる選手だと思ってみていて,そして,ライトからのバックアタックのフォームが好みだった。素敵。


日本大下田

日体大3-1慶應義塾(25-11 25-20 20-25 26-24)


慶應義塾:WS23小出 MB19樫村 OP8富澤 WS12マルキ MB6片波見 S18吉田 L25永田


日体大:10道井(13河東) WS20西村 MB26山本 OP4鎌田(16藤原) WS1高梨 MB9西 L23市川


慶應も1年生が2人スタメンに名を連ねた。そして4年生がいない。第1セットの立ち上がりが悪すぎて,第2セットもマシにはなったものの,という感じで,これはキツいかなあと思ったものだった。


日体大は,3年間OPだった高梨がレフトに。レセプションにも入っていた(ローテーション次第だったかもしれないが)。「ああ,続けるんだな,先を見てのことだろうな」と,そういう風に見えて,しみじみした。昨年も世代別代表でレセプション参加していたし。がんばれ。


OPに入った鎌田は,去年までもちょいちょい見てたかな。ガンガン行くタイプでなかなか面白かった。MBとリベロが1年生。西村がセッターに近い方のポジション2に入り,高梨がポジション5。これはセッター道井前提でもあるのかね。2と5の違いはよくわからんが,大学だとポジション2にエースを置くことが多いが日体大は逆(ポジション5が高梨なので)なのね。

中央大3-1東京学芸(25-21 23-25 25-15 25-19)


東京学芸:S9内田 WS23吉田 MB17東 OP3須貝 WS1杉山 MB25村岡 L11瀬戸山


中央:WS9冨田 MB18梅本 OP6谷口 WS17都築 MB12水野 S11牧山 L1柳田


去年4年生が多かった中央大なれど,やはり強かった。都築なぞは名前は知っているがプレーはあまり見ていないので未知数ではあったが,サーブもスパイクもえぐかった。中大じゃなきゃ1年からスタメンだよねを地で行くようなアレだ。


それに,ブロック(とディグ)がしっかりしている。もちろん上背もあるのだが,ディフェンスシステム(ブロックシステム)に関して,ほかと比べて異次元にあると感じた。ワンタッチのあとの処理(位置取り)がうまく,得点に結びつける。対戦相手の学芸がそのへんはさっぱりだったのでよけいに差を感じた。


リベロの柳田が主将のため,キャプテンマークは谷口に。この谷口が,老獪の域。小柄ゆえ,スピードでブロックを振り切る速い並行トスを打つイメージが強い。あるいは後衛でじゅうぶんに助走を取って思い切り跳ぶか。しかし,咄嗟の十分な助走が取れないときの嫌らしく強いスパイクを叩き込むのを見て,こわさしかなかった。


学芸は選手の異動少なめ。悪くない戦いに見えた。ので,これは中大が強そうだなあと感じた。

筑波大0-3順天堂(21-25 19-25 22-25)


筑波:S5酒井 WS14坂下 MB1樋口(4田城) OP13吉田 WS8小澤(1樋口) MB11高橋瑞 L9高橋結/12山口


順天堂:WS5浅田 MB21タナカ OP28岡本 WS2関本 MB9中村 S23小野 L31高橋


順天堂暫定1位。本日ゆいいつのストレート。この試合,あまり見ていなかったので,どーしてそーなった,という感じ。もちろん,新しい春である。去年の2位と7位は関係ない。筑波の攻撃がなかなか通らなかった,のかなあ。筑波は,なんだかんだでよく出ていた選手たちでもあり,良い滑り出しをしそうだったが。初日ゆえ読めないところは大きい。そして,去年順大をほとんど見ていないこともあって,全く分からないチームになってしまった。


筑波はウェアを一新。桐のマークはユニフォームの胸に残っているが,ほかのロゴがかわった。東亜大学っぽいTとUの組み合わせ。さいしょ,どこの大学かわからなかった。ポロシャツや練習着Tシャツは大変爽やかである。サプライヤーアンダーアーマー。関東1部では初めてではないだろうか。バレーユニフォームも作っていたのね。


セカンドユニ(のはず)の濃いグレーでスタート。相手が順大だったからか。水色の色味はずいぶん違うが。基本的なデザインは去年までを踏襲。パンツの脇に黄色のラインが入っている。背中は背番号の下に大学名。


順天堂-筑波


順天堂

早稲田3-1国士舘(25-20 21-25 25-16 25-22)


早稲田:S2小林 WS1藤中 MB8武藤 OP15宮浦 WS3鵜野 MB14村山 L9堀江/(3s途中-22北川)


国士舘:WS15熊切 MB18金子 OP50藤春 WS1笠利 MB29澤口 S20松川 L2野島/17柳


早稲田は去年の秋に世代交代を進めていたので,スタメンベースで加賀→鵜野,程度。藤中がすんごい大人の顔になった。専修に入った弟が1年生,また「4年と1年」で1年しか対戦するチャンスがない。兄とのときはどちらかが国際大会だのなんだので結局対戦が叶わなかった。専修はよりによって2部スタート。さあ,あと3回のチャンスで対戦なるか。


1部に上がってきた国士舘は,OPが(川島とかが出ていたと思う),1年の藤春。ほかは,まあ,こんな感じだったかな前に1部にいたときから,という。良くも悪くも勢いがいいので,はまるとめちゃめちゃ強い(めちゃめちゃ拾う)が,雑になって自滅する,という,これまた,代が変わってもカラーはかわらんのじゃろうか,という試合運びだった。

試合に出た1年生


見落としあるかも。(帳票見ようよ)。☆はスタメン&スターティングリベロ,★はリベロの途中出場



ベンチまでは無理。学芸の森本(近江)公式練習で上げてた。もちろん頑張れば帳票から拾える。良い時代になった。でも頑張れない。

*1:飯田ドコー

*2:パンフに出身校が載っていない。

*3:パンフに名前が載っていない。