2018年度関東大学春季リーグ男子1部・2日目
@日本体育大学横浜健志台キャンパス米本記念体育館
駄目な大人なので,発熱を見ない振りして今日も青葉台へ。夜37.1℃まで上がっていた体温が朝には36.4℃に下がっていたので問題ない。平熱は知らない。
日体大3-1東京学芸(24-26 25-21 25-20 25-17)
東京学芸:S9内田(3s途中-30森本) WS23吉田 MB17東 OP3須貝 WS1杉山 MB25村岡(2s途中-4岡田) L11瀬戸山
日体大:S10道井(13河東) WS20西村 MB26山本 OP4鎌田 WS1高梨 MB9西 L23市川
第1セットは接戦を学芸が制したが,そのあと試合中に村岡と内田がそれぞれ足首を捻る(?)アクシデント。内田はバケツに足を突っ込んでいた。内田は,昨年も春リーグで(直前だったか途中だったか)で怪我をしたのではなかったか。ツイテイナイ。少々スペ気質なのかもしれない。交替出場した森本は近江出身の1年生。春高で見た高身長セッターの1人で(尤も183cmなので学芸のなかに入ると大きくなかった),元野球少年という情報と学芸に入るいう情報をそれぞれ別ルートからうかがっていて,以来ひそかに気にしてはいた。思いのほか早いデビューとなった。が,まあ,少々しんどそうではあった。いきなりだものな。低いボールが返ってくるとさばきづらいよなー,という場面も。それに各アタッカーともそんなに合わせてはおるまい。次週内田がコートに立てるかどうかわからんが(怪我が大事なく戻ってこられることを願うが),それはそれとして,今日は今日としてこの先がんばれ,と。思う。
学芸の左打ちピンサ19安井のサーブがえぐってくる感じですごかった。2年生。津山工(!)
学芸側にアクシデントもありつつ,日体大は最高とは言わないがまあまあいい感じに結果を出して2連勝スタート。春なのに。
筑波大3-0慶應義塾(25-23 26-24 25-19)
慶應:WS23小出 MB19樫村 OP8富澤 WS12マルキ MB6片波見 S18吉田 L25永田
筑波:WS14坂下 MB11坂下 OP13吉田 WS8小澤 MB1樋口 S5酒井 L9高橋結/12山口
初戦ストレート負けの筑波,今日は慶應にストレート勝ち。MBの前後入れ替えたか。小澤・坂下の前衛レフト主体に組み立て,ラリーの要所でOP吉田が決める,という感じ。
慶應は,選手のポテンシャルは高く,サイドの破壊力も決定力もあるのだが,セット終盤の勝負所を落とした。逆に言えば,そこが筑波の(昨日の初戦のぐだぐだは別として)上位チームの底力ではあるのだろう。
小出はユーティリティぽい感じかしら。帳票を見ると,マルキがチーム最多打数最多かつ最多サーブレシーブ数でたいへんなことになっている。筑波がマルキを狙っていたのは明らかで,上がらないわけではないけれどセッターが動かされる場面は少なからず。
早稲田3-0順天堂(25-19 25-21 25-18)
早稲田:S2小林 WS1藤中 MB8武藤 OP15宮浦 WS3鵜野 MB14村山 L22北川
順天堂:WS5浅田 MB21タナカ(2S途中-10森田) OP28岡本 WS2関本 MB9中村 S23小野 L14角/31高橋
早稲田強かった。
膝が痛々しい堀江は本日全休(ベンチ入りも出番なし)。開智の後輩岡本との対戦だったので,その点は残念だが,ほんとうに痛々しいので無理はするな,とお願いしたい。
フル出場となった北川,早実時代はアタッカーだったとも聞いた。昨日は動きがかたい場面も見られたが今日は堂々としたリベロぶり。二段トスも積極的だしディグの位置取りもいい。新人賞候補と色めき立つ(笑)。それを言うならそれこそ順大の岡本を忘れちゃならんがな。
順大がどうこう,ではなく,早稲田が強かった。うーむ。
明治大3-1国士舘(17-25 25-22 25-17 25-23)
明治:WS11鎌田 MB12古川(2sー3矢澤) OP15池田 WS13小松(2s-23松本) MB21三輪 S19上林 L1小川
国士舘:WS15熊切 MB18金子 OP50藤春(3s途中-16山崎) WS1笠利 MB29澤口 S20松川(3s途中-48大洞) L2野島/17柳
国士舘である。大きく引き離されないようにどうにか凌ぎつつじっと堪えていたらそのうち自滅してくれるかもしれないのを期待する作戦。明治の得意技といえば得意技。なかなかどうしてけっこうな拾いあいになった。B票によると,サーブレシーブ成功率が77.6-73.3。アタック決定率が53.3ー52.6。ほかの試合と比べてもどちらも高い。サーブ効果率も11.6−8.9。こちらもわりと高い。どうしてそういうことになるのか良く分からない。
こうして見るとすべてのスコアにおいて明治が上回っているのだが,数値で上回っても試合は落とすこともしばしばあるので。
明治は,小川と鎌田で支えている。鎌田の頼りがいはたしかに腹棒ついてても全く違和感がない。第1セット小松・鎌田のどちらもスパイクが通らず拾われて切り替えされで落として,2セット目に小松を下げて1年生の松本(埼玉栄)を入れた。MBも矢澤に。これがたいへん良かった。レセプションも安定していたしスパイクもがんがん決まる。小松好きなのでしょっぱかったけど(サービスエース取られたのが痛かった),松本の活躍に手のひらクルーであった。三輪もスパイクそこそこ決まっていて,第4セットだったか,サーブからトランジションのパイプ。うっひょーー。上林いいぞいいぞー。もっと見たいぞー。
明治は監督がかわった模様。どの程度監督が作用しているのか,監督の意向がチームカラーに影響するのかわからない。上位スタートで後半厳しくなるので,前半でなんとか勝ち星を詰んでおきたい。1勝1敗。
国士舘2連敗。コクシだからなあ。でも,自滅しければ上位相手でも取れちゃう(勝っちゃう)チームに見えるので,もったいないというかなんというか。
日本大0-3東海大(19-25 23-25 20-25)
日本大:WS4小笠原 S27谷越 MB10松村 OP44関根 WS41高橋 MB9高 L15新山
東海大:15島田 MB2佐藤 OP19新井 WS12山崎 MB3木本 S1永露 L18外崎
日大今日は高くんスタート。そういえば昨日スタメンだった辻田は試合後に右手ぐるぐる状態でスタンドに現れた。怪我か。
東海大も島田でスタート。島田は,体型といいプレースタイルといい,鶴田(→サントリー)を想起させる。良い意味で。鶴田以降の東海大にはいなかったタイプ。
島田が守備の安定に貢献していた分(攻撃も決まってはいたが)攻撃の比重が山崎にかかっていたが,今日は山崎が実によく決めていた。島田が鶴田なら山崎は松林であった。東北高だし。(比べても詮無いことだが,松林はほんとによく跳んだよねえ)。
数字的な話をすると,サーブレシーブ成功率,22.2-30.9。そんなにレセプションが悪かったか。そんなに悪くてもアタック決定率58.4%(東海大)になるか。
しかしこれは記録員による差が大きそう。さきの明治-国士はほぼ「優」で「良」がほとんどない。この2つの試合にそこまで差があったかね(あったかもしれんがね)。人が判断するゆえ完全に基準を揃えるのは難しいだろうが,個人賞にもかかわることなのでもう少し,こう……頼みますよ。
日大は,前日に引き続き,ちょっとしんどいかな,という感じ。前季5位スタートの巡り合わせについては,どうせ春は前季からの順位変動が大きいに決まっているのでなんとも言えないが,1年生を多く使っていて選手交代も多めなので,この春に目先の結果を重視してはいないんじゃないかな,とも。
そういえば,ちゃんと確認していないけれど,日大は12チーム中唯一のフロントオーダー,かつ,セッター前衛スタートかな。あとはバックオーダーだし,S1かS6スタートで,ごくごくプレーン。
中央大3-1駒澤大(22-25 25-16 25-20 25-21)
駒澤:WS11谷平 MB18山田 OP13齋藤 WS19森田 MB7遠藤 S2丸山 L4宮崎/12曽田
中央:WS9冨田 MB18梅本 OP6谷口 WS17都築 MB12水野 S11牧山 L1柳田
第1セットは何だったのか。22-20から22-25になった。丸山サーブだったかな(あれよあれよと点が入り,サーバーがだれか認識できなかった)。
仕返しとばかりに魅せたのが,第4セットだったか。鍬田のサーブが止まらなかった。駒澤がタイムを取らなくて(おそらく使い切っていた)4本か5本続いたのだが,その間ミスをせずに相手を崩すサーブを打ち続けられるのが,ほんとにすごいな,と。
さらにその仕返しで,交替出場していた駒澤14橋本(左利き)が2連続ブレイクするのだが,ここで中大がタイムを取り,タイムアウトあけのサーブをミスして,中大が24点目。
つらつら名前を見ていると,しみじみ中大は去年の4年生が多かったと思うわけだけれども,名前は知ってたけどあんまりプレーは見てなかった都築がブロックの上から打ち混む様など見ていると,ごめんなさい,と言いたくなる。
すでにセットも2つ落としていて,敵なしの強さ,といった雰囲気ではないのだけれど,これだけメンバーがかわって春でコレだけん,先が恐ろしい。
帳票の遊び方
せっかく帳票があるんだから,ナニカできないかなあと思っている。ナニカって何だよ。ただ,PDFから綺麗にexcelにこぴぺ(書き出し)できないので(CとLの列が邪魔をしてカラムがずれる),やるとなると見ながら手打ちで入力しなおすという不毛な。