第67回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/1(火)大会2日目


丸善インテックアリーナ(大阪市中央体育館


午前10時試合開始と知らずに,思い切り遅刻しました。初日と同じ11時だと思い込んでいた。


よい子のみんな,開始時刻は調べておこうね。


よって第1試合のオーダーは第2セットのもの。

[A1]警視庁フォートファイターズ 1-3 ジェイテクトSTINGS(22-25 14-25 25-21 18-25)


警視庁:2伊藤 6松本 4加藤 15河西 12小川功 22阿部(5大野) L19神谷


ジェイテクト:7柳澤(10松原) 21廣瀬(4s:4福山) 11袴谷(20江頭) 8郡 9辰巳 3渡邉 L17本間


〈メモらん〉


  • 警視庁がしんどいモードで大阪に来ているので,もっとずっとズタボロになるかと覚悟していたので,セット取れたのは,なんというか。ジェイテクトのサーブ,けっこうつよいとおもうのだけれど,よく辛抱していた。
  • 警視庁贔屓目線では嬉しいことだが,ジェイテクト目線では,いくらなんでもそらどうよ,と思うのも正直なところ。
  • 第4セットに福山が入って,スパイクのコース幅広いなあ,と思ってみていた。

[B1]サントリーサンバーズ 3-0 鎮西高等学校(25-13 25-16 25-11)


サントリー:20米山 14加藤 18小川 11秦(13松林) 17星谷(21小野) 7山本 L15喜入


鎮西:2日車 4谷 6松岡 3水町 1森 10前田 L12荒尾


〈メモらん〉


  • 鎮西,前日に比べてスパイクアウトが目立ち,「歯が立たない」感が強かった。
  • (わるいほうの)ツボにはまったような。S1レセプションローテーションが回ってなかったかなー。なんとなく。
  • 切り替えて明日,である。
  • サントリーちゃん,少々大人気なく,楽しそうにやっていたので楽しかった。1年目や2年目がずらっと並んで,同期にやにや,という心境。

[A2]堺ブレイザーズ 3-1 中央大学(25-17 17-25 25-21 25-23)


中央大:19中野 18梅本 10鈴木 23鍬田 16平井 11牧山 L1柳田


堺:14山口(3宮原) 11伊藤 5内藤 7出耒田(8佐川) 4高野 21竹元(15木村) L2井上


〈メモらん〉


  • 中大,ほぼ「Bチーム」だったようだ。7人中4人がいつもと違うメンバ。
  • 「Aチームは疲れているらしく,Bチームの方が元気がいい」と,その後客席の後ろの方から聞こえてきた。代表合宿行ってた選手もおるだろうし。
  • 中野は前日も出ていたが,この日は鍬田を見られたのは嬉しかった。大学に入ってから見たのはもっぱらピンサだったので,黄色ユニフォーム以来の久々のサイドアタッカー。向かいのチームが黄色だったので,ちょっとふしぎな感じだった。
  • 第2セット10-14ぐらいから,鍬田のサーブで5連続ブレイクした。相手のレシーブを崩すサーブを,ミスせずに打ち続けられるのが凄い。
  • レセプションにも入っている。レセプションにしろ,スパイクにしろ,まだ1年生で(線も細めで)これからの部分は多々あるのだろうが,たいへん楽しみである。

[B2]FC東京 3-0 近畿大学(28-26 25-23 25-22)


近畿大:2庄司 9中野(6江崎) 14米澤 11川口 13小林(3谷口) 19東野 L20森


東京:28和中 15衛藤 19 9手塚 5竹浪 6ペピチ L3橘裕/24野瀬


〈メモらん〉


  • 第3セットの東京は,23小森,5竹浪,19佐藤,9手塚(26黒田),18栗山,2玉宅,L24野瀬
  • 前日後衛のみだった小森が前衛でも出たし,黒田も(公式戦デビューかしら)出た。
  • 長友ベンチアウトだったが。そして,竹浪・衛藤のフューチャリング退団選手。
  • 1セット取れそうで取れない近大。
  • とくに最終セットは,序盤そこそこの点差をつけてリードしていたが,14−14で追いつかれ,ひっくり返されてじわじわと点差を広げられた。

[A3]東レアローズ 3-0 早稲田大学(25-23 33-31 28-26)


東レ:21藤井 10星野 3伏見 5米山 18鈴木 15李 L22井手/6渡邉


早稲田:2小林(18上條) 1藤中 8武藤(6宮下) 15宮浦(17中村) 3鵜野 14村山 L9堀江


〈メモらん〉


  • 最少点差。それでも1セットも取らせてくれなかった。
  • それとも「ストレート」の一言では片付けられない試合と,前向きに捉えるべきか。
  • 米山が容赦なかった。完膚なきまでになんちゃら,という勢いだった。
  • あと,悔しいけれど伏見にやられた。リーチの長さは絶対的につよい。
  • ブロックにかかりまくる早稲田スパイカー陣にやきもきする。当てて外に出すとかリバウンドを狙うとか,がんばっても,それでもしんどい
  • 競り負けはしたが,そんななかでも,宮浦すごいなあ,という場面が多かった。
  • それから,鵜野も頼もしかった。
  • レセプションが崩され,MBのスパイクを多用する早稲田のいつもの戦術が通用しない(伏見でかいし)。いつもよりもボールもブロックも集中するなかで,宮浦も鵜野もよく決めていたと思う。

[B3]JTサンダーズ 3-2 筑波大学(24-26 20-25 27-25 25-19 15-10)


筑波大:14坂下 11郄橋瑞(19堀) 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 L12山口/9郄橋結


JT:4中島 3深津 24武智 19小野寺 7八子 18山本 L10井上


〈メモらん〉


  • 第3セット,筑波はマッチポイントに手をかけた。何度も。接戦からわずかなビハインド,それを追いついてのデュース。
  • 「あれ,これ取ったら筑波勝っちゃうじゃん」というところまで行った。
  • それを結局JTが取ったところで,フルセットでJTが勝つ前日の早稲田と同じ展開を予想したら,その通りになった。
  • 早稲田よりももっとずっとさらに,首の皮一枚のところまで追い詰めていた。
  • 第4セット,筑波大の前に立ちはだかったのはOPに入っていた八子。さきの東レ-早稲田における米山のごとき,高さと容赦なさ。
  • キレのある八子を見られるのは嬉しい。
  • そして,バックセンターから殺しにかかる山本しょうへい。
  • 長引くと不利になるというのは,何も体力の話ではなく。体力的にも大学リーグからの連戦で厳しい部分はあろうが,そこは若人,たぶんけっこう元気なんだと思う。
  • しかし,試合が長引いてパフォーマンスが落ちたときに交替できる選手がいるか,というとそうではない。
  • そして,アナリスト部分の差もおそらく大きい。2セットやったあたりで一通りデータが揃い,サーブの狙い所,ブロックのつきどころディフェンスのしどころ,そういった対策ができるのだろうと思う。大学側もしてないわけじゃないわけで,安易にどうとは言えないが,そういった試合中の調整含めての試合じゃろうなあ,と思うのだった。
  • それでも首の皮一枚だったので。うむ。うむむむむ。

[A4]豊田合成トレフェルサ 3-0 大分三好ヴァイセアドラー(25-21 25-20 25-17)


三好:16濱本(11辻口智) 18高山 14ヤカン 24米田(19辻口泰) 23藤田 2小松 L1矢野


合成:1山田(16黒澤) 17渡邉 23グスタフソン 18新井 2山近 5前田 L20川口


〈メモらん〉


  • 三好のセカンドリベロユニ島崎に沸く我ら。
  • 山田のヒゲがなくなっていた。かなしい。
  • 合成は,スタートからして,「おおぅ」というメンツ,第2セット途中で山田→黒澤にかわったときは,なんとも言い難い気持ちになった。
  • 合成のセカンドリベロのユニフォームは近が着ていた。高松,高橋がベンチアウト。
  • 「誰が出ても同じことができる」チームが理想として,ではこの合成はリーグの合成と同じ事をやっているのか? 相手も違うのに? というような難しいことは考えずに見ていた。
  • 第2セットだったか,ピンサで入った重村が4連続ブレイクぐらいに貢献して,たいそうにこにこしていた。
  • 最後は前田のツー。

[B4]パナソニック 3-0 富士通カワサキレッドスピリッツ(25-19 25-23 25-13)


パナ:8関田(4大竹) 13クビアク 6白澤 9今村(2s途中-4大竹) 15福澤(3s:7久原) 10山内 L17永野/16伊賀


富士通:7加藤(10岡村) 1中川 11浅野 5横田 16新 14岩井(6小林) L12芳賀


〈メモらん〉


  • パナは深津がベンチアウト
  • Vプレミア優勝チーム対Vチャレンジ1優勝チーム。前日のエア入れ替え戦でもカテゴリ感の地力の差を感じたが,今日はなお一層。
  • 第1セットの前半,まだ点差が大きくなかったころから,見た目の点差以上に差を感じた。攻撃がはやい。はやい論争はしない。是非も言わぬ。ただ,パナの攻撃ははやい。振り回される感じがした。
  • しかし,第2セットは互角。富士通があと一歩のところまで行った。あまり見ていなかったので,なぜかはわからぬ。
  • 第3セットは一方的な展開に。第2セットを取れなかったことで富士通側の気持ちが切れてしまったのでは,という戦評をいただいた。体力的にもしんどいものがある。
  • とはいえ,パナは(深津こそベンチアウトだが)現有戦力で組めるベストと思われる布陣で臨み,最後までほぼメンバーを落とさなかった。
  • 全力を尽くして戦っている,とはいかないだろうが,明らかに手を抜いているようにも見えなかった。そこと「試合になった」のは,毎年,リーグ終了から期間もあいてなかなかベストパフォーマンスを出せないことが多いVチャレンジリーグ所属チームとしては,上等だっただろう。
  • 富士通,ベテランにしてチームの要,岩井を出し続けなければならない(岩井からポジションを奪う選手が出てこない)のが課題と言われているかもしれない岩井のところに,第2セットから新人の角(富山大)が入った。最初(いちばん遠いところにいたので)気付かなかったのは内緒だ。昭和のハンサムで,岡村と一緒にあおりパフォーマンスもする将来有望な選手である。
  • レセプションに少々(かなり)不安な点はあったが,公式戦デビューで,しかも相手がVプレミアリーグ覇者ともならば,緊張もやむを得まい。その分を差し引けば,まずまずの活躍だったように思う。
  • 新しい風が吹く。


A・Bコート(男子)終了後も,女子久光製薬-PFUが続いていたのだけれど,お腹も空いていたので撤収。阿波座千日前線に乗り換え,鶴橋で焼き肉&冷麺。おいしかった。

試合後のサインボール


*1:鎮西のみ,前日と同じ。

*2:嗚呼,退団選手。

*3:わかれへんかった。

*4:7KATO 17KADO なので(背格好はさほどでないが)ユニフォームの背面が似ている。