「サマーキャンプ」(あるいは,バレーボールのある日常)
@羽村市スポーツセンター(1日目・3日目)/亜細亜大学体育館,専修大学生田キャンパス体育館,駒澤大学玉川キャンパス体育館*1(2日目)
今年も7月3連休はサマーキャンプ。初日が東レ−埼玉交流戦と被っているのも去年と同じ。去年は初日は東レ-埼玉の交流戦に行ったけれど,今年は川越行ったことないし行き方良く分からないし暑そうだし,と腰が上がらなかった。行った人の様子や話をうかがうに,とても楽しそうだった。
それはさておき。
おそらく昨年に続いて2度目の本行事,参加チームも増え,初日と3日目は羽村市スポーツセンター1会場での開催と,規模が大きくなった。参加チームは以下の通り。1日だけ参加のチームもあるが,総数20を越える規模である。
Vリーグ:FC東京*2,富士通,大同特殊鋼,警視庁*3,埼玉*4,東京ヴェルディ*5,奈良*6,兵庫*7,東京トヨペット*8
大学:日本大学,亜細亜大学,中央大学*9,専修大学*10,慶應義塾*11,明治大学*12,駒澤大学*13
その他:新潟国体,BREZZA
合同練習試合会の体で,主管団体があるわけではないが,羽村の体育館をおさえていたのは「日本バレーボールリーグ機構」だった。(体育館のホワイトボードによると)。
また,日ごとに個人賞(京王百貨店の紙袋に入った粗品っぽい)も出ていたようで,渡していたのが富士通の山本監督と警視庁の井上監督だったので,おそらくその2チームが幹事だったのだろう。この規模の運営はたいへんなことである。
しかしこれを見ている観客は,酔狂なことよな,と我がごとながら感じていた。練習見学には行かない派(派,というほどのことはない)が,試合形式のものは見て楽しい。たくさんの選手が見られるのも楽しい。たくさんのチームが見られるのも楽しい。
「観客」的視座としては改善してほしい点もあるが,これはそういう「見せる」ものではない。ゆえに,自分(たち)は観覧席で息をしているただの置物であって,「客」ではない。それを「客」にする施策が果たして参加各位にとって良いかどうかもわからない。
が,まあ,見ちゃったものは見ちゃったわけだし,この一連の催しそのものについて邪推含みで,思うところ少なくない。そのへんつらつら書こうかとも思ったが紙幅が足りないのでやめる。少なくとも140字では何も書けなかった。
自分にとっては楽しい催し(なのか?)であり,来年以降も続いてほしいと思っている,ことだけは声を大にして言いたい。
本稿を書くにあたって去年の記述を少し紐解いて,この会で見て気になった選手だとかなんだとかがあったことを思い出した。
今年は,1セットずつぐるぐる(去年も亜細亜はそうだったが)忙しなく,チーム数も多かったので,じっくり見る感じではなかったし,ひとつのチームを追っていたわけでもなかったために,各々のセットの意図だとかも掴めなかったのだけれども,それでも小さいながら,いくつかの収穫があった。
去年のこの大会でさんざんだったとおもったチームがそのあとのリーグでは結果を残したので,今日のところは何も言えない。
ただただ,猛暑日の貴重な3連休を,ひたすら,体育館の観覧席で練習試合を見て過ごす。酔狂だとは思うが,それがたのしい。
それぞれに良い夏の終わりや良い秋を迎えられますように。