2018年度関東大学秋季リーグ男子1部・7日目(簡易版)


日本体育大学健志台キャンパス


続:年が改まってから書いている為体。記憶に残っていないので,適宜ついろぐを見て補完。


前日の中日を過ぎてリーグも折り返し,前季上位/下位同士の対戦に入る。順位変動が気になり始めるころ。


わたしは派手に寝坊し,派手に遅刻。

慶應義塾0-3日本大(15-25 21-25 22-25)


慶應:23小出 19樫村 8富澤 12マルキ 17清水 18吉田 L3岩本


日本大:41高橋 27谷越 9高 44関根 40水島 10松村 L15新山


見てないかもしれない。マルキも出てたのか……それで日大にスト負けなのでなかなかしんどそう。


日大は全敗対決を制して初白星。

筑波大3-1日体大(25-19 22-25 25-19 25-12)


筑波:14坂下 11高橋瑞 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 L9高橋結/12山口


日体:13河東 20西村 9西 1高梨 11仲本 16藤原 L23市川


見てないかもしれない。

早稲田3-2明治大(22-25 25-16 25-21 18-25 15-5)


早稲田:1藤中 8武藤 15宮浦 3鵜野 14村山 2小林 L11村本


明治大:13小松 21三輪 19上林 11鎌田 14松田 15池田 L1小川


第5セットは何だったの。


この試合,お互い試合中にスタートローテーションを動かしていたのが興味深かった。


早稲田は最初がS6(藤中サーブスタート)。王道だが早稲田はこのリーグ比較的S2始まりが多い。第1セットを落として,第2セット以降はS3固定。第2セットのようなレセプションでのS3スタート(最初のサーブが村山)はあっても,鵜野のサーブから始まるのは珍しいなあと思ってみていた。


一方の明治は第1セットS3スタート。相手によってS6とS3を使い分けているようだが,その意図はよくわからない。第1セットを取り,第2セットに早稲田がS3にかえ(て明治が大差で落とした)のを受けて,第3セットはS6にした。マッチアップを意識して,第1セットのマッチアップに戻そうとしたのかな,と思った。


しかし第3セットも落として第4セットはS3に戻す。


第4セットの後半の明治のたたみかけ方はすごかった。宮浦サーブを切れずに早稲田リード(10-6)も,サイドアウト後の池田のサーブで9連続ブレイクして10-16。だったようだ。こういうときの早稲田は潔いのでばさっと選手を下げる。


第4セットを取った明治だが,第5セットは再びS6にした。相手とのマッチアップもあれば,自チームの強い/弱いもある。ローテーション(とマッチアップ)は勝敗を左右する要素の一つではあるだろうが,もちろんそれだけではない。ただ,相手がかえてくるかわからない中での読み合いが面白かった。結果的には,明治が我慢できなかった,ということになるのか。


第5セット序盤,早稲田が小林のサーブで2連続ブレイク,5-1で明治タイムアウト。サイドアウトのあと今度は明治が池田サーブで2連続ブレイク。早稲田の6点目は,池田がトランジションアタックでラインを踏んだためだった。6-4となり,サーバー藤中。そこから早稲田が8連続得点で14-4と勝負を決める。なんでそんなことになったか全然わからないが,まあそういうことだったらしい。三輪が前衛にいたのに。


このセットの明治の5得点のうち3点が三輪のスパイク。あとは小松のスパイクと早稲田のサーブミス。早稲田9連続得点の間三輪が前衛にいた(し,早稲田は村山が後衛だった)のに,三輪の存在が消えていた。藤中が鎌田の斜め前にコントロールサーブを落として,MBを使えなくしていた。池田のバックライトも使えるローテだったが,その前のアタックライン踏み越しが響いていたのか。そして,ネット際のボールは必ず早稲田が取っていた。


わたしが,明治の小松前衛ローテが回らない印象を持っているのは,この試合が大きかったのかもしれない。


早稲田は,結果的に1敗で優勝したが(そして,全日本インカレも制したが)セット率は良くはなく,けして絶好調ではなかったし,圧倒的な実力差はなかったと思う。ただ,それでもタイトルを取るのが早稲田の強さ,ではあった。

東海大3-1東京学芸(24-26 25-18 25-17 32-30)


学芸:23吉田 14畑腰(26荒木田) 3須貝 28小野 25村岡 30森本 L18濱田


東海:15島田 2佐藤 19新井 14伊藤(12山崎) 27安部 1永露 L18外崎


下位スタートの東海大,前半ぼちぼち勝てたので,残り全勝で上位を狙いたいところ。


ものすごく久しぶりに,伊藤樹がスタメンだった。


双方潔いOP勝負。

中央大2-3順天堂(25-14 25-23 24-26 15-25 8-15)


中央大:17都築 12水野 6谷口 9富田 18梅本 11牧山 L21土岐/1柳田


順天堂:23小野 2関本 21タナカ 28岡本 29松下(5浅田) 9中村 L31高橋


こちらもフルセット。突如ご乱心になるマッキー。このカードで順大が勝ったのはそうとう久しぶりだった様子。

駒澤大1-3国士舘(27-25 19-25 25-27 20-25)


駒澤大:2丸山 11谷平 18山田 14橋本 13齋藤 7遠藤 L17新田/22山根


国士舘:15熊切 34齋藤 9川島 1笠利 36黒川 20松川 L17柳/2野島


国士舘初白星。駒澤,こうなってくると1週目の2連勝がホントに貴重。