「ジャイアント」(とくに意味は無いエントリ)


意味のあるエントリなどないが。


天皇杯(と黒鷲旗)ファイナルラウンドの見所の一つは,地域BRを勝ち上がってきたチームが2回戦で(昨季までであれば)Vプレミアと対戦すること。そしてVプレミアチームの壁は高く厚い。


そこを攻略することが難しく,攻略するチームがなかなか現れないからこそ,楽しいわけで。


たとえば去年のまとめ。


http://d.hatena.ne.jp/cana/20171219#p1


これとは別に,黒鷲旗も調べたことがある。黒鷲旗のほうがリーグ戦方式で対戦数は多いし,6連戦で旧プレミア側もメンバー調整することが多いのが,天皇杯と比べて「ジャイキリ」は圧倒的に少ない。高校大学が春で(出場権を得たチームとは異なる)新チームになっていることも原因のひとつと見ている。


それはさておき,今大会は,1回戦で中央大学早稲田大学が,それぞれ,V1所属の大分三好とVC長野をいずれもストレートで下した。対V1というくくりでは「ジャイキリ」だが,地域BR突破チームが戦う1回戦という位置づけと言い,試合の雰囲気と言い,スコアと言い,ジャイアントをキリングした肌感覚にはならず,上記のまとめに加えるべきか大変悩ましい。べき論で言えば「加えるべき」9割9分でいるが,現時点では,どうも。


前説が長いのにはわけがある。1回戦は手堅かった中央大も早稲田も,2回戦の壁は越えられなかった。中央大は東レに1-3とセットは取ったし第4セットも追い上げたと聞いたがそこまで。早稲田は堺に完全に封じられストレート負け,


第1試合のパナソニック対筑波大がフルセットになったゆえに,あとに続く試合にも期待した。まして,東レにしろ堺にしろ,漏れ聞こえてくる話だと,故障者が多いなどでここまでの成績があまり良くなさそうでもあり。


でも壁は厚いんだよなー。パナ-筑波だって,もちろん結果が出てからだから言えることだけれど,フルセットにはなったものの,試合を見ていてパナが負けるとは考えにくかった。もちろんその場で転がり出したボールを止められないまま試合が決することも,なくはないけど,筑波側にそこまでの勢いがなかったこともあり,最終的にはパナが締めるだろうと。そしてその通りだった。


たとえば東福岡がイゴールを引っ張り出して盛り上がったように勝敗以外の楽しみはあるが,それさえも出させてもらえなかったかな,と。ジェイテクトと対戦した福山平成大も,サントリーと対戦した愛知学院大も,然り。


でも,「らしさ」さえも出させてもらえないのが普通で,だからこそセットを取れば盛り上がるしフルセットともなれば場内は下剋上の期待に湧き下位カテゴリの応援ムードになり,試合後は健闘をたたえる拍手が響くのだ。


前説が長いのは,つまり,三好と長野はがんばれよ,と。中央大にしろ早稲田にしろ,試合に入るときの身構え方が違うんじゃないか,と思ったんだよね。意識してないじゃろうけど。できばえの差には,もちろん初日と,前日の試合でデータを取れる2回戦との違いもあるし(それは中大早稲田側だって同じだが),単純に実力もあるのだろうけれど。実力ならばなおのこと,三好と長野はがんばれよ,だし。V1で1シーズン過ごした来年春にはV1らしい(「らしい」がどういうものかはよくわからないが)風格が出ているといいなあ。