2019年度春季関東大学男子1部リーグ・5日目

@駒澤大学玉川キャンパス体育館(Bコート)


今週は会場確保が難しかったようで、1コートずつの2会場にわかれた。そのかわり観戦無料。Aコートは順天堂大学さくらキャンパス。酒々井と二子玉くらい行きやすさに差があると迷う余地がなくていい。


入れ替え戦でお馴染みの二子玉、駒澤が2部にいたころはリーグ戦の主会場だったけれど、数年前に1部に上がって以降の1部リーグ戦は記憶にない。バス必須で本数も多くないので不便だけど、うちからは行きやすいほう。鎌田で降りれば道中コンビニも2軒ある。体育館も明るくて好き。入れ替え戦時と同様にフロアのコートサイドに観客席が作られていた。応援もフロアの角で、セットごとに移動。


案の定バスが少し遅れ、開始時刻ぎりぎりに到着したら既に4-0だったのには参ったが。


そのまま第1セットはぼーっと見ていたが、そのあとは、せっかくの1コートなので腰を据えてじっくり。2コート同時進行だとどっちつかずになりがちなのでその点は良かった。(とはいえ、やはり大前提として会場分散は寂しいでござるよ。1週くらいならいいかなって話よ)。

明治大3-0慶應義塾


明治が好調でさらっとストレート。別記事に。
cana.hatenablog.jp

筑波大0-3専修大


2部から昇格(復帰)しここまで全敗最下位の専修大が筑波大をストレートで下して初勝利。


コートに近い=臨場感=選手の声がよく聞こえる。一方で起きていることを把握しづらい。というのは言い訳だけれど、どうしてこの結果になったのかはリアルタイムで観ていながらまったく分からなかった。


専修はほんとによく拾ってボールが繫がっていた。前週不在だったリベロ大林が復活し、東、久保(OP)、藤中のサイド。久保はまあまあ久保だったけど、東がすごい。拾って拾って開いて助走して打って。3年生キャプテン、頼もしかった。


一方の筑波大は淡々とずるずると負けていった。第1セットも第2セットも第3セットも、中盤15点頃まではリードしているのに追いつかれ、逆転されてセットを落とす。監督は全く動かなかった。第2セットの柏田が8本続けてサーブを打ったときも。14-9が14-17ってどないやねん。秋山さんはきっとそういう方針なんだろうから、あれは、コートなりベンチなりの選手や学生スタッフが、タイム取るなりするべきだったんじゃないかねえ。流れのスポーツとか手垢のついた安易な表現だけど、人のやることだからさ。


逆に第3セット終盤、専修先行のサイドアウトから筑波に1ブレイクされて逆転された瞬間にタイムを取ったのは印象的だった。初勝利を目前に勝ち急いじゃう気持ちと、やべぇ逆転されるかもって不安、どちらもにひと呼吸を置くために。結局そのタイムアウト直後にも切れずに21-19まで点差が開いたものの、23-21から藤中サーブのローテーションで4連続ブレイクしてストレート決着。ブロックワンタッチと切り返しからの東・久保のスパイクという理想的な展開。


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サイドの打ち合い


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サーブ(逆光)


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初勝利の喜びかたがほんとうにほんとうに嬉しそう

中央大3-2駒澤大


中央大学フルセットボーイズ。つって今季はそうでもないが。


駒澤は初戦の対明治フルセット勝ち以降は勝ちがなく、いつかも見たぞこのパターン。フルセットまで持ち込んだなら勝ちたいところなんだけど、勝ちきれない。


駒澤は前週までとコートの顔ぶれが少し変わり、齋藤がオポ、レフト対角が谷平森田。去年の秋あたりに近いのかな。森田がサーブでめためた狙われる予想通りの展開になったが、全体的にはこのメンツがいちばんマシなのかね……齋藤はよく打っていた。♪さいとうさんさんさんを何度も聞いた。(突然「おぽさいとう」もやっていた)。


中大は2面進行だと疎かになっちゃうチーム筆頭なので(中大に含むところはないが、やたら中大側の客席が混んでる時期があったのでなんとなく見ないのが癖になった)、ちゃんと観られて良かった。今日の富田は良い富田。かっこいいよねえ。


第4セット終盤平井に変わって水野。開幕からベンチアウトで初ベンチ入り。風の噂で軽い故障と聞いていた。出なくてすむ展開なら出なかったのだろうが、リーグ前半での2敗は避けたいだろう。水野すごいなって思った。プレーももちろんなんだけど、4年生力っていうのかなあ。コートの中で声を出して雰囲気を盛り上げて。


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駒澤のスパイカー陣にはどことなくホーム体育館の伸びやかさがあった


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中野のフォーム美しい。


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富田はガッツポーズもたいへんかっこいいんだけどフォーカスが間に合わない