写真で振り返る4/20明治-慶應
のつもりが実態は「帳票を振り返る」になってしまった。嘘を書いていないか確認しようと帳票を見て、数値が印象と違っていて数値に引っ張られて訂正する。結果、パッションと勢いが削がれる。
その帳票(PDF)
ストレートマッチ。25-19 25-19 25-17。
明治はこの試合とても良かった。池田が伸び伸び打っているように見えた。それだけでぜんぜん違う。池田のアタック決定率は66.7%(14/21)と、過去5試合で最も高い*1。対する慶應は、たぶん悪かったのだと思う。第1セットはマルキも出ていなかった。マルキ自身は出たセットの成績は悪くなく、アタック決定率も高い(7/11で63.6%)のだが、本調子ではないのだろう。
お互い、そういう日もある。慶應の武器であるサーブが走っていなかったのも気になった。しかし、何より、帰宅後に撮りすぎた写真を観て、慶應のブロック揃ってなかったんだなーこれじゃ勝てないわなー。と感じた。
もちろん、たまたまそういう場面がいくつか写真に収まっていただけで、全部がそうではない。明治のブロックが超良かったとも言わない。何度か見られた明治のサービスエース(=慶應のぽろり)も、なんだかな、だったので、勝負の文がブロックにあるとも言えない。とは言え、たまたまシャッターを切った中で、とくに第3セット、慶應のブロックが明治に対して2枚ついている場面が少ない。アタッカー3枚に対して1枚ずつのマンツーマンだったり、センターにコミット2枚ついていたり。明治の安井の決定率は25%(4/16)とMB期待値に比して低すぎる数値なので、他チームと比べて打数が多い対MBのクイックという点では効果があったのだろうが、クイックをケアしすぎてサイドアタッカーがフリーパス。そりゃ伸び伸び打てる。上林のライトへのトスも悪くなかった(レフトは見えなかった)。
慶應の6試合通算のセットあたりブロック得点は8位なので、この日がたまたまだったのだろう。個人成績の上位に名前がないが筑波も慶應以上に個人成績の上位にいない(樋口のいた昨季までと比べるとオフェンスディフェンスとも物足りなく感じるのが正直なところ)し、ことブロックをキルの本数で論ずるのも適当ではない。しかしこの試合に限って言えば、このブロックではディグも上がるまいと思った。
以下写真。多いよ。
本筋から外れてきた。富澤がけっこういいと思って見てた。帳票観るとそんなでもなくてちょっと不思議。
上林は無茶ぶりはするし、調子の波なのかなんなのかサイドへのトスが不安定なときは多々あるけれど、けしてぶん投げるタイプではない(と思っている)。ときどき面白いしフェイクもスパイクもするけれど、根っこにあるのは「俺様」ではない、と思っている。贔屓目か。贔屓目だな。でもいいの。
*1:これを書いている6試合終了時点でも最高値。