東日本大学選手権・2日目

@札幌市美香保体育館

2012年以来の北海道開催。美香保を訪れるのも7年ぶり。今年は1日目にグループ戦が行われ,38チームが決勝トーナメントに進んだ。2日目の今日はトーナメント1回戦(があるチームは少ない)・2回戦。今日を終えて,残っているのは16チーム。


グループ戦は3セットマッチ。4チーム1グループが基本で,1勝すればトーナメント進出,負けたチーム同士で敗者復活という方式。3チームのグループは総当たりで上位2チームが進出だったようす。トーナメントの割り当ては再抽選ではなく,グループと勝ち抜け順位によってあらかじめ枠が決まっていた。グループ1位と2位は,厳密には順位ではなく,グループ内の上2つでの勝者が1位,下2つでの勝者が2位,敗者復活で勝ったチームが3位。ここ,テストに出ます。嘘です。


東日本インカレでは実施されないことも多いグループ戦は楽しそうだったが,3日連続して休む思い切りがなかった。そして,前日移動ではなく今朝の移動。あまりに早い便もしんどいので9時半千歳着予定。トーナメント戦は5セットマッチだが,10時開始の第1試合を観るのは望み薄な計算だった。


1日目と2日目は男子が5会場に分散。市内にそこそこの規模の体育館が数多くあるのは羨ましいが,1コートあたり2試合乃至3試合しか行われない。ほんとはそんなにのんびり移動している場合ではなかった。要項や大会日程は早めに確認しておこう。


さらに,飛行機が出発時点で20分遅れ,飛行中にさらに10分遅れ,空港の駐機場に着いたのが10時。とほほ。急ぎ足で快速エアポートに乗り,まずは札幌駅を目指す。


選択肢は,きたえーる(メイン2,サブ1),北ガスアリーナ(1),美香保(3),白石区(1)。ハシゴもできなくはないが覚悟が必要。


悩まないわけはないが,最終的には,札幌校舎をメインターゲットに据えて美香保に決める。腹を括るしかない。第1試合も急げば少しは観られそうな流れで,公共交通の便が悪い立地なので,札幌駅からタクシーを利用した。1300円程度。


何時に着いたか忘れたが,Jコートは第2試合のアップ中,KコートとLコートが第4セット途中だった。


学連の試合結果のページ : http://volleyball-u.jp/tournament/eic/2147

J1 専修大学3-0福島大学


着いたときにはすでにかげもなく。

K1 東海大学札幌校舎3-1桜美林大学


地元ゆえ,スタンドではお身内が盛り上がっていた。最後,24-19からローテーションの確認が入り,ローテーションミスで23-20に戻る。中断は長かったが,東海が押し切った。

L1 国際武道大学1-3立教大学


関東2部同士の対戦,第4セットは接戦のままセット終盤。フルセットになるかも,という雰囲気だったが,最後ばたばたっと立教が得点して試合終了となった。最後はサービスエースじゃなかったかな。


立教のセッターは,この春の日立明定期戦で観てちょっと気になっていたのでフムフムと思ったが,自分がいたところからコートまでが遠くてあまり観られなかった。


武大・立教で立教が勝つ時代か,という

J2 東北学院大学3-0東京農業大学(27-25 25-22 25-8)


東北学院:17鷲尾 2高城 14鈴木(12菊池) 13小林 3高橋直 1高橋怜 L5浅野


東京農大:7掬川 3鳥本 2鈴木 9笠岡 4大川 1東 L8根岸


スタンドに農大応援の親御さんらしき一群。同年配の男子も混じっている。不思議に思っていたが,3鳥本が北海道出身だそうで,それつながりだったようだ。第1セット,農大ビハインドから追いつきデュースになった場面はものすごく盛り上がっていた。


その後は東北学院が盤石に試合を進め,第3セットには大差がついた。鳥本本人もスタンドの皆様もたいへん愉快で,東日本インカレならではの楽しさがあった。


Jコート(トーナメント表の左上の内側)は2試合で終了。明日はきたえーるメイン。

K2 中央学院大学3-2平成国際大学


平国:29南谷 18関場 33北島 42谷地 3五十嵐 31山崎 L25野ヶ山


中院:31小倉 20梅村 40山口 35余 29田中 10石黒 L14新開


こちらも関東2部同士の対戦。関東でやれ案件。久しぶりに中央学院を観たが,すごく中院だった。背番号が大きい選手がたくさん出ていることとか,ぐわー・どっかーん,みたいな感じとか。29田中(サイド)が,とりわけ目立つというほどではないのだが地味によく動き,時折バックアタックやブロードっぽい移動攻撃も見せ,誰か(現ヴェルディの澤)を彷彿とさせた。


平成国際は去年も見たような気がする。ユニフォームが変わって違和感があるな,と感じた,という記憶だけがうっすら(墨田あたりで)。3部に落ちて2部に復帰だったか。顔ぶれもかなり変わっていた。


同一リーグで馴染みがあるゆえかそれゆえなのか,どちらのチームも,楽しそうというかのびのびというか生き生きというか意地が見えるというか,よくわからんが,熱い試合だった。


最終セットはじわじわ中院。


ただしこのころ,遠いきたえーるの展開が気になって気もそぞろになっていた。

L2 産業能率大学0-3順天堂大学(20-25 10-25 20-25)


産能大:8新谷 12渡辺 1井澤 3音川 4佐藤大 7武田 L2佐藤海


順天堂:11森垣 24亀山 3森田 19岡本 20松下 2中村 L22高橋


ざっと見る限り,小野もショーンもベンチにいなかった(見えてないだけかもしれない。パンフに名前はあった)。


関東でや……れないかんじのカードなので順大は途中から1年生の26金澤が出てた。

K3 明治大学3-0東海大学札幌校舎(25-15 25-21 25-19)


明治大:2鎌田 23安井 9池田 1小松 15三輪 13上林 L14瀧田/21鳴尾


札東海:13今野 1阿部 7田辺 12鈴木 2高橋(20工藤) 9丹羽 L10伊庭


教育実習等で4年生が抜けがちなこの大会。加えて,今年はユニバーシアード大会の会期が早く,ユニバ代表は合宿中で不参可。よって春の顔ぶれや成績を前提とした予想は難しい。


という中で,明治は,春のスタメンでガチガチに固めてきた。全員いる。体育の先生になる学部じゃないからな。


東海(以下札幌校舎の意)も,あまり引きがよろしくない。おもに会場的な意味で。春は得点率差で北翔をかわして1位だったと聞くが,きのうのグループ戦は,青学にストレート負け,山形大との敗者復活戦フルセット勝ちで3位通過,抜けた先にいるのが,明治。7年前の北海道開催時は駒澤に勝って中大に負けた。駒(当時2部)に勝ったのは快挙と沸いたが,会場がきたえーるサブ。今回は美香保。


明治との対戦は2017東日本インカレ以来で,ということは当時のメンバも双方何人かはいるのだろうが,観ていたほうはそんなことはすっかり忘れていた。東海は戸田・柳町が卒業し,阿部がキャプテン。阿部も藤村も4年生で,長きにわたる阿部藤村政権も今年で最後のようである。セッターもかわった,かな。田辺と阿部とリベロの伊庭ぐらいしかわかる選手がいなかった。


新チームということもあり,フルメンバーの明治相手にはちょっとしんどいかな,という印象を受けた。くやしい。桜美林戦ではたいへん熱気のあった観客席のスタンドも,桜美林戦に比べると少し静かだったように見えた。こういう試合をどう応援するかというのは,難しいのかもしれない。コートの中は,それなりに目標を持ってできると思うのだけれど。


第1セットの立ち上がりは明治もぐだぐだしていて,例によって例の如くな感じだしMBもあまり使えていなかった。でも東海もサーブミスやらなにやらでお付き合い。伊庭が強打をディグする場面も多くラリーが続いて盛り上がったが,リードを奪うには至らない。そうしてセット半ばに入り,明治上林サーブのローテーションで,明治が7連続得点ぐらいして,そこで,全体的に東海がついていけなくなった感じはあった。第2セットから工藤を入れて仕切り直し,東海の形はかなり良くなったように見えたが,明治のアップが終了してしまったので……。大差がつくほどではないものの,ラリーが続いても最後はブロックの上を通る高さからたたき付けられる。明治けっこう粘れる子たちなので,粘り勝ちしづらい。あと,ブロックいやがってアウトになっちゃうとか。


近くにいた若い男子勢は,三輪のプレーに唸っていた。個人的には,池田ちゃんがまあまあ良かった。


とはいえ,これでは明日はしんどいんじゃないかね,という気持ちで観てもいたのだが。


明治は第2セット後半ちまっとメンバーチェンジ。中盤に鎌田にかえて古坂が入った。そのあと池田→米山。でも次のセットスタートではメンバーを戻していた。


第3セット12-8から明治池田のサーブが続く。その間東海が2回タイムアウトを使い切り,2度目のタイムアウト(16-8)あけに,SRの二枚替えで鈴木と米山が入った。ほどなくして,小松にかえて松本。MBのピンサもあってわちゃわちゃしていたせいで,安井が前衛に上がってくるときに6枠使い切って戻れないのではないか疑惑がわいた。


ただ,きたえーるの経過が気になって,そして結果がしんどくて,途中から目の前の試合がおろそかになっていた。


L3 日本体育大学3-0立教大学


日体大:26藤巻 13西村 29鬼木 9藤原 11高橋 28川口 L16小川


立教大:11星倉 5本澤 12矢野 19濱野 1羽田 13井原 L9中嶌


あまり観てない。セッター1年生26番。西村がキャプテンマーク。パンフの登録上は仲本がキャプテンだけど,いなかった。河東も道井もいなかった。とおもう。春にだいたいOPやってた高橋がサイドで,藤原がOP。西村負傷離脱後寄りの感じ。


西村のキャプテンマークは急造だったようだが,まあ,似合うよね。そして,足ぐるぐる松葉杖姿だった流山から2か月,躍動する姿が観られてよかった。パイプがすごい格好良かった。

よその会場というか


明治-東海札幌の試合終了後,整列,が終わるや否や,明治の誰か(見当はついている)がけっこうでっかい声で言った。「え,東海負けたの? 学芸にさんいち?」


ええ,そうなんです。そうだったんです。あちらが始まったころから,ずっとのぼせてるような胃が痛いような,なんだか身体の具合がおかしかった(それはきっと睡眠時間4時間のせい)。


春リーグ1敗で2位,第2シードの東海大(平塚のほう)が,木曜日に負けた。その情報は驚きを持って美香保体育館を伝わった。次第にスタンドにもざわざわと広がっていく。「東海,負けたんだって」。


相手は東京学芸。学芸がグループ戦3位通過だった。学芸はグループ戦初戦の相手が日体大,そこに負けた時点で「3位」になってしまう。同グループの2位(扱い)は亜細亜だった。


そりゃ確かに学芸は春11位だったけど,内容と結果がリンクしていない感じもあったし,後半は4年生も試合に出るようになっていた。一方の東海大は,確かに勝ってはいたのだが,学芸とは裏返しの意味で,試合内容や試合運びは必ずしも盤石には見えなかった。


だから,「東海が負けた」のはたしかにものすごくショックなのだが,このカードならありうると思っていた。あとで頼まれて近々の対戦成績を調べたところ,17年も18年も春リーグは学芸が勝っていた。その前の勝利は14年まで遡ったが,学芸にとってはけして東海大は相性が悪い相手ではないし,東海大にとって学芸は双方の平均的な順位のわりにはあまり相性がよくない。


今回そこがそういうカードになった。のはわかっていて,それでも,と,美香保に行くことにした。分身の術は使えない。関東はいつでも観られる,ということにしたのだ。とはいえ,次は秋リーグかよ,という……まだ信じられない。自分で観ていないのでよけいに。


試合を観ていた人によると,学芸うぇーい,だったそうだ。悪い意味での譲り合いの結果でなくて学芸がうぇーいだったのなら何よりだ。そうだよ思い出してきたよ。このカードってそういう展開じゃないか,いつも。


ていうか,日体に勝っとけよ(いろんな方面に八つ当たり)。相手が日体大だったら東海大が勝てたとかそんなつもりでは断じてない。しかし,だれそれがいないの話はしても意味が無いしあまりしたくないし相手が相手だからの今日の日体だったかもしれないけど,仲本いない河東いない道井いないセッターは1年生,西もいない(MBはいつもの1年コンビから第3セット山本)。OP藤原,サイドが西村高橋,リベロは小川通し。


やってみなきゃわかんないけど,でもさああああああああああああ,いや,やめよう。