2019年度秋季関東大学男子1リーグ・3日目
@キッコーマンアリーナ
すっかり恒例のキッコーマンアリーナ。TXの駅から徒歩圏,駐車場もあり。席数が多い,冷房が効いてる,新しくて明るくて写真も撮りやすい,土禁で綺麗,チケットもぎられた中にトイレと自販機がある。選手と観客との導線も分かれていてアップ用のサブアリも近い。たいへんよくできている。
いささか冷房効きすぎで風邪を引きかけましたが。
本日のチケットは明治大の小松。本人出場しませんでしたけれども!(ベンチには入ってた)。
東海大3-1順天堂(25-22 29-27 23-25 25-18)
隣のコートが気になるやつ。
新井は,けして誰も止められない(拾えない)選手ではなく,どのチームもわりとコースに入ってあげる場面が見られる。それは新井にとっての今後の課題なんじゃろうな,と思うのだけれど,そうは言っても,しばしば「あ,無理,ごめん」みたいなえげつない音のえげつないスパイクを叩き込む。豪快というか爽快というか,いや,むしろ,恐ろしい。
で,この試合は山崎が好調で,新井一人だけでは勝てるほど世の中は甘くなくて,山崎が決まって初めてうまく回るんじゃろう。と。
春に比べると駿一郎のブロック本数多くないな。春みたいなネット際でシャットする感じではないような感じ。どうなんだろ。
筑波大2-3青山学院(25-27 26-24 25-22 25-27 12-15)
青学,初戦の早稲田(東日本インカレで勝った),2日目の専修(同上)ときて,3日目が決勝戦で敗れた筑波。つまり唯一負けた相手に,リーグ戦でリベンジを果たした。
ほぼ最後のセットしか観ていなかったのだけれど,5セット中3セットがデュースになる胸熱の展開。ビハインドから粘って追いつく青学。
何が良いのか,というのは良く分からない。初白星ではあり。
薬師寺が高かった。上背のあるチームではないけれど,薬師寺も小田島も,身長や最高到達点の数字以上に高く感じる。望月がうまいのはもちろん,二段トスの精度が高く,セッターに返らなくても攻撃できる。高校っぽいバレー(うまく言いがたいがなんとなく伝われ)をするのだけれど,それがハイレベル。
東日本インカレの感想でもさんざん書いたが,山田亜藍が良い。
最後は,渡辺周馬のブロックだった。14点目も,たしかサイドからのスパイク。
早稲田3-1日本大(25-15 19-25 25-21 25-23)
第1セットの日大は,前週の東海大戦の好調はどこへやらで,おいこら,と思っていた。第2セットはらしいプレーが観られ,早稲田からセット取得。
早稲田がメンバーばかすかかえてたのってこれの第4セットだったっけ,翌日だったっけ。翌日かな。
明治大3-0駒澤大(25-19 25-23 25-18)
この日青学が勝ってこのあとの試合で学芸も勝ったので,駒澤が唯一の0勝になってしまった。秋なのに前半から混戦模様の今リーグ。
ほかの試合の様子は分からないものの,この試合に限ってみれば,勝てそうな目の見えないまま,打ち手のないままのストレート負けだった。
ほかのチームに比べてバックアタックが少ない。良いパスが返ればMBのクイック,そうでなければ前衛のサイド。オーソドックス。奇をてらったプレーや複雑なコンビバレーが良いとは言わないけれど,今の駒は,個々のプレーヤがずば抜けて(1部の中で)ハイパフォーマンスとは言えないので,オーソドックス勝負だとしんどい。森田はサーブで狙われててレセプションは特別不安定ではないもののそちらに意識やらなにやらが削られてしんどそうな感じを受けるし,谷平は(贔屓しているので)まあまあそつの無いプレーをするほうで今季は調子良さそうで決定力もあると思うけれど,攻撃面で谷平に偏り気味だと,勝つにはあと少し足りない感じ。いや,いいんだよ。サーブも良いし。好きですよ。でも,良いときの駒ってもっと斎藤がぐいぐい上がってくる印象があるのに,斎藤さんの存在感がやや希薄なのよね。そして,チームとしてディフェンスがそこまで強くないのが辛い。
明治は(さきに書いたように),小松にかわってスタメン島。どうしたんかね,気になるね。右手ぐるぐる巻きなので怪我かね。そういえば2日目の試合途中に1度下がってぐるぐる巻いてた。そのときはコートに戻ったので大したことないかなと思ったのだけれど。ベンチ入りはしているし試合前練習もしてはいるが。
でも,島くんが良かったので。それこそ(森田じゃないけど)サーブレシーブには観ている者としては緊張があったのだけれど,攻撃面でパワフルだし,明るくて雰囲気も盛り上がる。なんか無茶な打ち方して決まる,みたいな場面もあって楽しい。