2021年度春季関東大学男子1部オープン戦(無観客・無料配信あり)

4/10が2年ぶりの春季リーグ戦開幕日となる予定だった。無観客開催は当初から決まっていたので、船橋のV1ファイナルでは、顔見知りの方々といつの日かの再会を約しつつ無事の開幕を祈って別れたのだが、その週になって延期諸々の発表。男子1部は、リーグ戦(公式戦)ではなくオープン戦となった。


発表されているオープン戦日程は4月の3週末計6日間。1日2面×2試合ずつ。明治大学を除く11チームで、1チームあたり4〜5試合(まちまち)。


有り難いことに、男女1部(女子はほんとに2年ぶりの春リーグ!)はUNIVASで配信されることになった。去年の秋リーグ(男子)は中断後のオープン戦は配信がなかったし、11月末でそれまで配信していたプラットフォームがサービス終了になったこともあって、正直なところ諦めていた。各方面の尽力に感謝。


加えて、学連サイトに名簿も公開された。これも(春だけに)めちゃめちゃ助かる。


UNIVASの動画は、マイナビの広告ありで無料。どこかの有料配信サービス*1よりも高品質という噂もあるし、見逃し動画がずっと観られる(去年のインカレも観られる)のもとても良い。とはいえ、画質もそれなりではあるし、ときどき、とくに開始後しばらくは回線が不安定になりがち。なので、見終わるとひどく疲れる。それに見逃し動画が観られるのは翌日以降なので、すぐに見直したり別コートの試合を観たりはできない点は不便。気持ちのうえで、翌日以降に改めてとなると腰が上がらない。いや、贅沢言いすぎです。今でもじゅうぶんです。早起きしなくてもいいし試合間に家事や買い物ができるのも楽です。


というわけで、初日の日本大-中央大はライブ配信は不具合で観られず、順天堂-筑波大を観終えてから試合間にちょっとした買い物に出かけたら思いのほか時間がかかってしまい、戻ってきたら3時半近くで第2試合もほぼ終わっていた。


2日目の日曜日は、両コートザッピング。


あくまで、印象だけれど、春の第1週ってこんな感じだったな、と。チームの未完成さ。まして今年は活動にも制約が多いだろうし、新入生の練習参加含め、新チームの始動がいつものように進められてはいないだろう。本業(学業)も就職活動もあれこれあろう。チーム作り以前に個々のスキル維持さえも思うようには行くまい。そのうえで、公式戦ではなくオープン戦なので、練習試合っぽさ全開この場でいろいろ試している印象もある。むしろ、そのために、このオープン戦をやっているのだろうし。


試合結果は学連サイトに掲載されている。星取表や技術集計はない。ちくちくとB帳票を集計するのが楽しみだったので……そりゃあもう。去年1年ほぼすっぽり抜けているので、選手の入れ替わりも大きく、ほとんど知らない選手ばかりというチームもある。


去年よりぜんぜんマシ。だけど、1年経ったのに「マシ」にしかならなかったむなしさもあり、しかし、何はともあれ、多くのチームが12月を目指してスタートが切れたことを喜ぶ。

*1:V.TV