二月大歌舞伎第三部

歌舞伎座
書いているのは8月12日です。今年前半の観劇記録をまとめて(逆順で)書いている2つめ。

二月は二部が大変豪華で、曾我兄弟と静御前がダンスをする「春調娘七種」と、仁左衛門の「義経千本桜」(「渡海屋」「大物浦」)という贅沢フィーチャリング大河ドラマ安徳帝は小川大晴くん。二部も観るか迷っているうちに気づいたら見事に連日完売だった。そりゃそうよね。たぶん迷う前から売り切れていたと思う。
入場前に地下の木挽町広場の舞台写真売場で写真みたところ、写真だけでも買おうかと思うぐらい素晴らしそうだった、が、あとで記憶が改竄される危険が高いので我慢した。

で、三部。

鬼次拍子舞

芝翫雀右衛門

安定の。お美しい。

鼠小僧次郎吉

悪い人になりきれない次郎吉(菊之助)。義賊だから、かな。いい人というか真面目な感じが。
夜お屋敷に忍び込んだシーンが面白かった。セキュリティがばがばなお屋敷で笑った。
感想が小学生でももっとちゃんと書くだろうという低レベルですが、筋書きは物置部屋の本棚にしまってしまっており。たしか、最後はさびしい感じになったようなような……

筋書といえば、歌舞伎座の筋書売場はバックナンバーも扱っていて、陳列はしていないけれど言えば後ろから出してもらえる。去年の9月にお金がなくて買えなかったぶんを買うことができてよかった。