2022東日本選手権・3日目(準々決勝・準決勝)

男子@小田原アリーナ*1
13時試合開始。朝のラッシュに巻き込まれたくない勢としては大変有り難かった。
が、油断していると遅刻。試合開始ぎりぎりになった。案の定。
小田原アリーナは公共交通機関で行きづらい(駅から遠い)のが難だが、観客席は暑くないし、広くて快適。とはいえフロアはそれなりに暑かった様子。
スタメンは拾えていないので適当。B票上がるといいんですが。*2

準々決勝

4コート同時進行。

東海大3-0青山学院(25-16 25-22 25-18)

青山学院:3今橋 2山田 7青山 11今野 6森口 12高宮 L9中峯
東海大:5櫻田 10佐藤隆 3池田 22中道 4樋内 2佐藤駿 L18高木

青学は日本大を、東海大慶應義塾を破ってのベスト8進出。
青学、春リーグでほとんど観ていない。前回大会(2019年)の準優勝チームだけれど、そのときのメンバーとなると山田亜藍ぐらいか。アウトサイドの森口とMBの高宮が1年生。ふたりともなかなか悪くない感じで頑張ってはいたけれども。
東海大は、山本龍の名前がなく、キャプテンが樋内。セッターは4年生の櫻田。セッター以外は「いつもの」感。ところどころコンビがあわなかったりと攻撃が不安定になる場面もあったけれど、おおむね堅い。セット中盤の中道前衛ローテで飯田に交代して下がってサーブ打ってから戻すのがルーティンのよう。

専修大3-1中央大(25-21 20-25 25-23 25-21)

専修大:19井出 18竹内 6バーナード 1甲斐孝 21甲斐優 15堺 L10山崎
中央大:17村上 7藤原 13澤田 1佐藤 16柿崎 15山根 L12山本

専修大、春ちょこっと観たときは甲斐兄がセッターをやってて(試合の途中でOPになってた。ツーセッターというわけでもなかったような、よくわからない)、弟のほうはMBで出ていたと思う。たぶん1試合ぐらいしか観てないんだけど、こう、よく言えば専修らしい、ロマンティックな(ドリーミングな)チームだなあ、と。
今大会は兄がOPで、弟はパンフ記載通りアウトサイド、レセプションにも入っていた。ロマンティック感はマイルドになり、攻撃力の恐ろしく高いチームになっていた。

4試合のなかで、わりとこのコートは観ていたほうなんだけど、潮目はよくわからんかった。専修が勢いで持っていった、かな。そうでもないか。
中大の佐藤は、当時1年だった2019東日本インカレでの活躍が鮮烈だった。もちろん去年の全カレも今年の黒鷲旗も観ていることは観ているんだけど、3年ぶりの東日本インカレという大会で、とりわけ北ガスアリーナやきたえーるの記憶がぼんやりと思い出されて、1番を負う背中に失われた2年の大きさを噛み締めた。その間を観ていたかった。まだ今年が終わったわけでもないのにもどかしい。せめて、秋リーグは全日本インカレは、と願う。

筑波大3-2日体大(23-25 19-25 25-23 25-16 15-13)

日体大:15池城 6川口 16大赦 24吉村 7鬼木 22森 L14森田
筑波大:18柳田 7西川 15砂川 9垂水(12橋本) 14エバデダン 19中西 L22木村

日体大は、春リーグからわりと4年生少なめで、この大会も試合に出ていたのは川口&鬼木のMB2人のみ。登録上キャプテンは笹本だったが、たぶんいなかった感じ。
筑波大が2セットダウンから逆転で取った。ちらちら観る限り日体大が勝ちそうな流れに見えていたが、すげえな。

明治大0-3早稲田(17-25 21-25 20-25)

早稲田:22前田 11水町 9伊藤 4重藤 10山田 1岩本 L12荒尾
明治大:8工藤 11溝井 16坂本 18岡本(10澤口) 1安井 4神園 L14武田

最初なにかもたついていて他のコートよりも開始が遅れていた。
この試合もほとんど観てない。第3セットはやや明治リードしていた感じだったけど、中盤に早稲田が逆転して、最後は山田が4本ぐらいサービスエースかそれに近い形で無双して終わってみれば5点差。おつよい。

準決勝

ダブルヘッダで行われた準決勝は17時試合開始。季節柄、夕方近くなっても陽射しが容赦ない。風がとても強い日で、散歩(昼食)に出たら日傘が曲がる曲がる。

準決勝なのに平日で(仕事終わってから向かって間に合うような時間でもなくて)、2面同時進行で場内アナウンスもスタメン呼び込みもないのは淋しいけれど、観てる方とっても短縮日程は体力的に楽ではあり、悩ましいところ。
3位決定戦がないので、試合終了後に3位チームの3位表彰と記念撮影など。

東海大3-1専修大(25-21 26-24 26-28 25-21)

専修大:19井出 18竹内 6バーナード 1甲斐孝 21甲斐優 15堺 L10山崎
東海大:10佐藤隆 3池田 22中道 4樋内 2佐藤駿 5櫻田 L18高木

Senshu Univ.

高身長の選手が多く、身長の感覚がバグる。
専修、サーブつええ。スパイクつええ。甲斐兄弟が目立つが、そんな中で2年の竹内がうまかった。
東海大は序盤サーブを甲斐弟に集めるわかりやすい戦術。2セット取ったあとはちょっとガタッとなって、どうなるかわからないと思ったけれど、第4セットで仕切り直していた。
OPに中道を、いわゆる「ライト」の選手を入れているのが、アンダーカテゴリ的と解釈していいのか、それとも一周回って新しいのかはわからないが、単純なレフトエース仕様でもないので、ややこしいことをよくやってるなあとは思う。中道のサーブ受数自体はおそらく多くないけれど、難しいフォーメーションを取らないで済むのが安定に繋がってるのかなーとか。時間差とかパイプとかいった細々コンビをスピーディーに使ってくるのではなくて(セッターがリーグと違っていたからかもしれないが)MBのスパイクを意識させつつ前衛レフトと後衛ライトの対角線を広く使ってのびのびバレーしている感じ。ブロックについては、保留。

筑波大3-1早稲田(25-23 20-25 29-27 25-23)

筑波大:18柳田 14エバデダン 15砂川 9垂水 7西川 19中西 L22木村
早稲田:22前田 11水町 9伊藤 4重藤 10山田 1岩本 L12荒尾

Tsukuba Univ

ピントがないが橋本君を愛でる西川君がかわいかったので。

フルセット一試合やったあと、まだこれだけ動ける筑波。そして、第4セット15-13から交代出場した橋本がもり立てた。
早稲田は最後のほう山田の足が限界だったようで、こちらも交代出場の中島が踏ん張っていた。結果的には負けちゃったんだけど、3年生sが華やかな今のチームで、岩本にしても重藤にしても中島にしても、4年生がぐっと屋台骨を支えてるんだろうなあと思う場面多々。大塚いなくても。
コートの内も外もがっぷりぶつかりあう、熱気の伝わってくる試合だったが、2試合同時に処理できる能力がわたしにはなく、結局どっちつかずの観戦だったのが残念。

*1:女子は墨田区総合体育館

*2:7/4現在、見つけられない。