第1回バレーボール男子関東六大学交流戦@早稲田大学記念会堂


記念すべき第1回六大学交流戦は今日(5/22)が3日目(最終日)。案の定というか覚悟の上の遅刻だったけれども想定していたよりもさらに遅れてしまい,着いたときには両コート第1試合が終わっていた。第3試合も見ずに出たので,見たのは第2試合の慶應対法政のみ。ここが目当てといえば目当てだったものの,明治をきちんと見られないまま終わったのは残念だった。明治は第1試合で早稲田にストレート負けと聞き,こりゃ厳しいなあと思っていたが,最終戦の法政戦にはストレート勝ちしたようでどうにか3勝ラインに乗った。


最終順位と個人賞はいただきもの。

最終順位


1位 慶應義塾大学 5勝0敗
2位 早稲田大学  3勝2敗(セット率2.0)
3位 法政大学   3勝2敗(セット率1.2)
4位 明治大学   3勝2敗(セット率1.0)
5位 立教大学   1勝4敗
6位 東京大学   0勝5敗


慶應は早稲田に1セット落としただけの完勝。早稲田・法政・明治が三すくみをしてセット率で決着。この三すくみ対決を一つも見てないのが個人的には失態。立教(3部)と東京(4部)は,他4チームが1部所属という六大学の編成の中では,星取上はこうなってしまうのもやむなしか。1部チームとの対戦ではそれぞれ明治から1セットずつ取っている。

個人賞


スパイク賞:岡田(慶應#19),サーブ賞:柳田(慶應#28),ブロック賞:星谷(慶應#23),レシーブ賞:間宮(慶應#16) MVP岡田(慶應#19)


個人賞は優勝した慶應が独占。慶應もちゃんと見たのは一試合だけだし全然見てないチームもたくさんあるけれども,その一試合で充分さもありなんという印象を受けた。

所感


慶應まじ強い。先週も同じ事を書いたけれど,今日改めて試合運びを見て,去年のチームとはまるで違うチームを見ているんじゃないかと思った。なんという盤石感。そして岡田が化けていた。


岡田って,ここまで凄かったっけ。昨秋は怪我して離脱してたんだっけ。(故障離脱は星谷との情報をいただきましたのでお詫びして訂正)。そこまでめちゃめちゃ凄い選手という印象はなかったんだけど,今日はめっちゃ凄かった。


去年の春の慶應は間宮が攻守1人で引っ張ってる感があって,秋は故障者が多くて日替わりチームに苦しんでいる感じを受けた。


それが間宮がライトでほぼ守備の人に徹してレシーブ賞取っちゃうぐらい,オフェンスが強くなったんだろーなー。でもディグも繋ぎも良かった。粘っこいところは変わらない。そこに粘った最後を取れる決定力が加わってた。全部個人の感想です。念のため。


先週は渋谷のセッターコンバートに驚いたけれど,今週試合を観てMBの星谷の対角が山本悠登なことにも驚いた。そしてフロントオーダー。スターティングオーダーは山本→柳田→野口→星谷→岡田→間宮(サーブは柳田から)L前田優*1。そりゃ見てて混乱するはずさ。


対する法政もフロントオーダーで,先週の東大戦と同じスタメン(なので対東大Bチーム疑惑はダウト)。平良→池田→吉田→村上→田中→佐々木L早瀬。中大もフロントオーダーときくし,なにやら関東方面で俄にフロントオーダーが流行っている模様。なぜ。


「もし」と言っても詮無きことだけれど,もし春リーグがあったならば,慶應は,去年の秋リーグの専修大学のように,颱風の目になっていたのではないかと思ってしまう強さ。とはいえ,今回の交流戦は東海武大筑波中央順大などとの対戦はなく,むしろ明治法政が結果を重視しないスタンスで臨んだのではないかという気もする*2。それゆえに,慶應とそれら関東1部強豪の皆々様との対戦を見てみたいと強く思った。


東日本インカレですよ。

*1:慶應のWebで確認したので訂正。前田が2人いる由

*2:さとうたけるがいないのが非常に気がかり