TOKYO2020男子バレーボール雑感(俺6というか)

前回のお話。
cana.hatenablog.jp
これを書いている今は1か月以上経った8月の終わりなので、記憶は薄れきっています。ほんとに。なんでこうなる。8月は8月で、Duolingo始めたりワクチン2回目接種したり歌舞伎観に行ったり珍しく土日に仕事があったり(今日は振休)とそれなりにすることもあったけれど、いちばんの理由は、貴重な休日に何もせずTwitterちゅるちゅるしながらだらだら過ごしてしまうから。積ん読もかなりの高さになっている。
本題。
まずは、ほんもののベスト6、もとい、ドリームチーム。月バレ.comから

MVP:イアルバン・ヌガペト(フランス)
ベストアウトサイドヒッター:イアルバン・ヌガペト(フランス)、エゴール・クリュカ(ROC
ベストセッター:ルチアノ・デセッコ(アルゼンチン)
ベストミドルブロッカー:バルテレミ・シネニエズ(フランス)、イバン・ヤコブレフ(ROC
ベストリベロ:ジェニア・グルベニコフ(フランス)
ベストオポジット:マキシム・ミハイロフ(ROC

東京2020オリンピック 男子/フランス、初のメダルは金。ROCと死闘 | 月バレ.com

で、俺6というにはリベロオポジットが出てこないので、気になった選手をちょろっと。

S:ブリザール(FRA)

もはや遠い昔のようですが、フランスの初の金メダルで幕を下ろした男子バレーボール。
大会序盤はほんとうに調子が悪くて、4日目に優勝候補の1つのROC*1に勝たなければグループ戦敗退決定というところまで追い込まれていた。既に決勝トーナメント進出を決めたROCがFRA戦をどう戦うかはBグループの行方を占う意味で大きなカギでしたがそれはさておき。
で、その調子が悪かった頃のフランスの試合を流し観していたとき、フランスがまったくあかん流れになってセッターをブリザール→トニウッティに交代、カメラに抜かれたベンチのブリザールが、なんだか半べそでもかいてる(妄想)みたいにしょぼくれてて(妄想)、なんだこいつカワイイジャネーノってなった。それだけです。あとは、昔の女児のような前髪だけ頭頂部でゴムでくくったおかっぱ頭というビジュアルのインパクト。
トニウッティは、2016年のリオ五輪予選で観たというかなんというか、日本戦が最終日で五輪切符獲得後だったので、スタメン組はお休み。で、たまたまアップゾーンの上のほうの席だったわたくしの目の前でずーっとボール回したりなんだりして遊ぶトニウッティを眺めていたという、そんなかんじなので*2、フランスは今大会(東京大会)で若くて身体も大きいブリザールを育てたいのかな、でも、結果もだいじだからむずかしいのかな、と思いながらそのベンチのべっこりブリザールの様子を見たものでした。後々、トニウッティに故障があったらしいと知ったんだけど、そういう事情を知らなかったので。
そんな先入観があったのでかなり誤解なんですが、応援したくなったしかわいかった。以上。

OH:ミキエレット(ITA)

Michieletto。音が近いのはミケレットか。grazieはグラッツィエだけどcamicieはカミーチェな自分の中でも表記揺れ。NHKのサイトでは「ミキエレット」
イタリアの若き左打ちアウトサイドヒッター。若い。2001年12月生まれなので十代。細い。ベテランもベテランのユアントレーナと対角でなあ。まだ表情に幼さも残るぐらいの青年がきらきらしている姿は良いものです。
前回リオ大会銀メダルのイタリアは、準々決勝でアルゼンチンに敗れてベスト8。ザイツェフはフィジカルの調子がすごく悪かったっぽいし、ユアントレーナは今回限りで代表引退する言うし、イタリア比ではしょっぱい総括になったのかもしれないけれど、ミキエレットたんは希望の星だった。手足が長くて伸びやかで。推せる。サーブで狙われがちだったのも推せる。
そのユアントレーナが、5番をミキエレットたんに継承するよ、みたいなことをインスタに書いていて、ふおおおおおおお、となる。単純。

OH:ルカレッリ(BRA)

日本目線で言えば、準々決勝で日本をボコボコにしてくれたブラジルです。わたしでさえも見知った顔と名前が勢揃いしているブラジル代表の黄色×緑のユニフォーム。
ホンモノの、ガチのブラジルと、オリンピックの決勝トーナメントの舞台で、日本が対戦している。特段日本代表贔屓でもないわたしでも、さすがに、じわじわと胸に去来するものがありました。
しかも、悪くない試合だった。1セットも取らせてもらえなかったのみならず、各セットの点差もそこそこあったけれど、手も足も出せずにこてんぱんにやられたわけではなくて、今出せる力は出し切って、やろうとしたことはやれて、戦わせてもらえて、そんで負けた。ブラジル強い、世界は強い。
贔屓目だけど、ブラジルも安パイ引いて余裕ですわラッキーという感じの戦い方ではなかったと思う。そのうえで、押さえるべきところを押さえるのが強いチーム。それまでイーブンでもビハインドでも、勝負どころでぐっとギアを上げて集中して一気に叩きのめす。それを見せつけてくれた筆頭がルカレッリだった。
なんじゃあのえぐいコースのサーブは。なんじゃあのスパイクは。身体の使い方がすごい。
いわゆる「高さとパワー」ではない(いや、パワーはめちゃくちゃある)ブラジルだからこそ、日本に足りないのは体格ではない、ということがよくわかる。逆に考えれば、もしかしたら、すごくすごくがんばったら、もっと上を目指せるんじゃないかという希望でもある。言うてもルカレッリの身長、日本のアウトサイドではけして多くない196cmですけど。それを言うたらおしまいだけど、そういう意味じゃないです。

MB:ロセル(ARG)

身長逆サバ疑惑のロセル。NHKの選手紹介ページでは193cm。嘘やん。伸びたんちゃうん。
逆サバにしても伸びたにしても、どう見ても200cmはない。MBにしてはかなり小さい彼が、銅メダルマッチで8本のキルブロック。アルゼンチンの17本がおかしいんだけど、とりわけロセルの8本が意味が分からない。
ちびっこセンターって、スパイクが持ち味なんじゃないの。ブロックなの、ねえ、ブロックなの……どういうことなの……
彼にちびっこセンターの(つまり平たく言うと日本の)憧れと夢と希望を全部のせるのも違うしおかしいんだけど、ほいじゃけど。逆に、日本のMB200超だろうよ、という話にもなるんだけど、それはそれでロセルだけ見てロセルだけと比較しちゃダメ。210以上が普通です。たぶん。知らんけど。あと、ロセルおかしい。
わたしにゃわからんけど、ブロックのスキルとは、を、個人技術面でも組織的なブロック戦術・技術面でも、追究したくなる今大会のアルゼンチンだったよね。
これで97生っていうんだから、わくわくしないほうが無理。

MB コハノフスキ(POL)

いや、かわいいなと思って。身も蓋もない。ぽるすかは、日本と同じグループAだったけど、ちょうど日本戦が平日昼間なうえに、自分の出社日だったので時間休を取って観ることもできないし録画も忘れていて(テレビ放送あったのかしら)、要するに観てない(良い試合だったようで)。ほかの試合もなんだかんだ見逃すことが多く今大会であまり観られなかったチームの1つだった。で、ちらっと観た試合でたまたま出てて、長髪ちっちゃいお団子かわいいなーって。はい、こちらも97生。
ぽるすかのMBといえば、ノバコフスキ、で、若めのビエニエク、というなかでさらに若いコハノフスキ。さきにあげたミキエレットもだし、ロセルもそう。日本で言えば高橋藍、年齢と国際大会実積から言えば西田もか。オリンピックって、それまでの集大成でありながら同時に次の時代の幕開けにもなる大会なんだな、と。それは、戦術(?)のトレンドにおいてとくに強く感じたけれど、各チームを構成する選手にも、そういう面はあるんじゃろうと。VNLもあんまり観てないしヨーロッパのリーグ(クラブチームもナショナルチームも)もわからないので、4年に1回になっちゃうゆえのまちがった見方です。

OP:ミハイロフ(ROC)かなー

おフランスで超がんばったパトリィも推したい。パトリィのこと、Vリーグにいそうな(チーム事情でとにかくひたすら打たされる気の毒な、そして、ちょっと残念要素入ってる)OPみたいって言ってすまなんだ。
OPの選手に強い印象が残っていないことこそが、今大会の特徴(傾向)だったと思っている。前々回のロンドン大会は、決勝戦でロシアが、第4セットまでMBだったムセルスキーを第5セットでOPにした……だっけ……記憶違いで嘘ばっかり書いてる気がする……でOP遣いに強烈な印象が残った。リオは大会そのものをおそらくほとんど観てないのでアレだけど。
OPはバレーボールでいちばんの点取り屋でいちばんの華で、ミハイロフはゴルゴ13のキャラかヒットマンにしか見えないし、アルゼンチンの銅メダルも要所でのリマの活躍あってのこと。今大会のコンディションはともかくザイツェフはビッグネームだとおもうし、BRAのウォレスにPOLのクレクに……と、「知ってる世界のバレーボール選手の名前をあげて」となると、OPの名前がそこそこ出てくる。
だけど、東京五輪はOPが活躍した大会だった、という総括にはならんよね、むしろ逆よね。後衛OHの役割がより重要になっていて、後衛OHの二段トスやバックアタック(前衛MBとのダブルクイックみたいなビックとか)がおもしろかったし、戦い方としても、新しくなったボールでのサーブや嘘みたいにボールが上がるブロック×ディグに目が行った。
繋がった難しい二段トスをOPが決めるから得点になるんだけど、あまりそこにハイライトがこない。実際、今大会で名を残したフランスとアルゼンチンがそう。パトリィはがんばってた。でもMVPは“真面目にやってた”OHヌガペ。アルゼンチンもリマすごかったけど、試合を観て感じたのは「床の上5cmでバレーボールやってる」ボールを落とさない凄さと、デセッコのセットの多彩さ。ドリームチームに入ったのもデセッコ。

L:見てないけどグレベンニコフ(FRA)

グレベンニコフ、神出鬼没だった。が、グレベンニコフに限らずリベロがあまり(ほとんど)視界に入ってなかったので、比較できない。ほら、配信の映像だし。(言い訳です。リベロも映ってる)。
そんな中でグレベンニコフを覚えたのは、いつの試合だったか、背面アンダーでセットしたら勢い余ってネットを越えそうになったことがあって、心の中で「小川*3か!」突っ込んだら同じことを感じた人がいた、という。
あと、古賀太一郎がグレベンニコフの動きを真似して、試合中これをずっとやってる体力がすごいマネできない、みたいなことを書いていらしたような。一流選手からみて一流なんじゃな。オリンピアンすごいな。とも思いまして。

以上。
フランス多めになっちゃったけど、それだけフランスが有明に旋風を巻き起こしたちおうことで。金メダルですもの。

*1:ロシアオリンピック委員会。ドーピング問題で国としての参加が認めれず、ロシアオリンピック委員会としての選手団だった。国旗も使えないし国家も演奏されない。

*2:そのとき試合に出ていたセッターが誰かは覚えていない。

*3:WD名古屋のリベロ

八月花形歌舞伎第三部

歌舞伎座


5月以来の歌舞伎観劇でした。7月の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室は気になっていたものの忘れているうちにタイミングを逃し、7月後半はワクチン接種したりオリンピック開幕したりでばたばたと。


しばらく意識も遠ざかっていたのだけれど、GoogleChromeのカードで出てきたBAILAの記事2つに、ちょろいので釣られてしまいました。


ひとつが、このところ女性誌(Webメディア含む)媒体でのセット販売が著しい染五郎丈と團子丈の対談インタビュー(集英社。同一ソースでBAILAとwithは見かけた)、もうひとつが、婦人公論の梅枝と小川大晴親子のインタビュー。若い男子(複数)と幼児……あざとい。あざといが釣られるクマー。

「義賢最期」


木曽義賢:幸四郎 小万:梅枝 折平(行綱):隼人 待宵姫:米吉


大晴くんの役九郎助孫太郎吉は、小川綜真さん(歌昇さんちのお子さん。屋号違うけど遠目の親戚の由)と日替わり出演。きょうは大晴さん。


知らないお話だったし、予習も、歌舞伎美人の「みどころ」のみだったので、さほど身構えずに観ていたのだが、これがたいへん良かった。


話の筋が良い。わかりやすいし。伝統的な義太夫狂言でしばしばみられる「まったく共感できない人たち」とは異なり、登場人物の行動も心情も、わかる。義賢が行綱の正体を知っていてお互い胸の内を明かしあったくだりは胸熱。


すんごい隈取りとかめちゃめちゃごっつい衣装とかこそないものの、「歌舞伎」と聞いて想像する歌舞伎らしさがあって、絵が綺麗で、ちょいと人情話で、判官贔屓で、おまけに、ど派手アクションつきで、おもしろかった。


「源平布引滝」は「実盛物語」をよく目にするが、これも観たことがない。「義賢最期」のその後のお話だそうで、いずれ機会が巡ってきたら観てみよう。


終盤の立廻りは、たしかに、思っていたのの3倍ぐらい長くてもう少しコンパクトでもいいような気もしないでもないのだけれども、そして、九郎助や小万が大立ち回りを演じさらに小万には白旗を預かるという重大な使命まで課される理由も(行綱の田舎の妻と舅ではないのか。ふたりは折平が行綱であることを知っていたのかしら。あと、行綱と待宵姫の仲は結局どうなったのかしらん)よく分からないけれど、それはさておき。


一点透視図法で描かれた奥行ある大広間は、絵とわかっていても錯覚してしまう、広がりのある舞台空間をつくりだしていて、そこで展開される軍兵と義賢の立廻りは、大がかりで大迫力。戸板返し(?)、戸板にのって持ち上げられて、そのまま横に落ちたり、と、仕込みのときから観ているこっちがはらはら。そしてさいごは階段落ち。若くないと無理。若くても無理。幸四郎、がんばってた。


そして、梅枝が、めちゃめちゃうまかったしめちゃめちゃ格好良かった。太郎吉を連れて義賢のもとを訪れたときのちょっとした仕草がすっごく柔らかいお母さんだし、立廻りの場面では一転、颯爽としていて強くて頼もしい(なんだけど、どこまでも女性)。お姫様でも町娘でも女武者(じゃないけど)的な役でも、ほんとになんでもびたっと寄せてくる。すごい。

「鞘当」


不破伴左衛門:歌昇 名古屋山三:隼人 茶屋女房お新:新悟


やたら派手な格好してイキりあってる同士がすれ違いざまに難癖つけて喧嘩してるところに茶屋女房がきて仲裁する、という、言ってみればそれだけの短い一幕、なんだけども。


吉原の桜の舞台(ここでも一点透視法の奥行ある街並み背景)、ふたりの素敵な衣装。不破の黒地の雲に稲妻も、山三の水色地の雨に濡れ燕も、どちらも素敵。スワローズファン(?)としては、とくに燕が気になる。あの柄欲しい。


歌昇観たの初めてかなあ、初めてかもしれない。初めてではないかもしれない。顔が良いし、声も良い。すっごく素敵だった。


言わずもがな、隼人も顔が良い。姿が良い。和事の優男感はもともとのイメージとはちょっと違うけど、様になってた。このふたりがいちゃいちゃ(違)してるって、なんの視聴者サービス。

三社祭


悪玉:染五郎 善玉:團子


染五郎の美貌を気配からまるごと消し去る漁師メイク(鼻下に青いひげそり後つき)、すごいな。


三社祭じたいとても好きな演目で、コミカルで躍動感のある踊りが、詩章も振りの意味もよくわからなくても楽しく観られる。


踊りの良し悪しや巧い巧くないはぜんぜんわからないけど、当たり前かもしれないがちゃんと踊れてる。むしろ、さすが現役高校生の若さというべきか。キレが良い。マウンテンクライマーあり、コサックありの超ハードダンスなのに、体力ある。


何より、これまで何度かみてきたインタビュー記事での思い込みはあるにしても、ほんとに息ぴったり。


にこにこ笑顔で明るい気持ちでの打ち出しでした。


ところで、15年ぶり(?)ぐらいで、夏着物に袖を通した。薄物の紬。春先に麻の長襦袢を新調したときに、肩幅と袖幅を詰めてもらっていた。着物を着るのも3月末以来だったので帯の結び方を忘れて焦りまくり、人前で帯の脇の部分を見せられないぐらいぐちゃぐちゃだったが、時間もなかったのでストールで隠してそのまま出かけた。夏の羽織り物が欲しい。


夏用の草履もそれぐらいぶりで箱から出したので心配だったけれど、無事壊れることもなく行って帰ってこられた。しかし細めのエナメルの鼻緒は今なら選ばないだろうなあ。帰宅後足袋を脱いだら左の第三指の股に水ぶくれができていた。下駄ずれ・草履ずれがいつも妙な箇所に出るのはなぜ。


単も薄物も雨の多い季節なので、あと、ほんとに暑い日に着るのは無謀でしかないので、タイミングが難しい。今回も帰りに寄り道したら最後に小雨がぱらついて、折りたたみ傘片手に急いで帰宅。夏用の雨コートが欲しい。めったに着ないものの備えって難しいよね。お財布的にも。

TOKYO2020男子バレーボール雑感(試合の周辺のこと)

「総括」なんて大それたことは書けないのですが、目にする総括記事に「なるほど」と膝を打ちながらも、記憶が残っているうちに、間違っていてもいいから、自分が感じたことを書き留めておきたいと思いました。
目次なんて立派なものはありません。

無観客

決定前から無観客になるだろう(なるべき)と思っていたし、自宅で配信を観るメリットもたくさんあったけれど、始まってみると、チケット高くても席が遠くても、現地で観たかったという気持ちは、たびたびわきました。あのプレーをあの試合を、時の流れを、その場で感じたかった。

配信&英語実況

試合は、テレビ放送のある試合を除いて、NHKの配信サイトで英語実況で観ていました。観に行けなかったからこそ、全試合配信が有り難い。ロンドン大会ぐらいからでしたか。(でもリオデジャネイロ大会は、記憶にないの。時差かしら)。NHKは民放合同のgorin.jpよりも遅延気味だったのが難。
全試合見放題とは言ってもフルで気合い入れて観るほどではなくて、休日や夜はとりあえず流しておいて、ほかのことをしていたり。平日仕事中で見逃しているぶんも、見返してなくて、いつか観たいと思ってはいるものの、いつまで観られるのかしら。
英語実況は、ほとんどわからないなりに、実況さんの個性(肉声)が楽しい。固有名詞や得点、平易なフレーズは聞き取れるし、「すげえええ!!!!!!」的なニュアンスはすごく伝わる。何人で担当されていたのかわからなかったけれど、お1人(?)しょっちゅう笑う派手な人がいて、凄く面白かった。
途中から日本語のロボット実況も装備されて、精度もじゅうぶんだった様子。技術の進歩を感じつつも、臨場感では肉声に圧倒的軍配があがると思いました。

テレビ放送

男子は、日本戦は全試合テレビ放送(7/31昼のポーランド戦はEテレで、その日オフィス勤務だったので、録画し損ねましたべっこり。まだ観てない)、BSが予定変更で地上波に下りてくる奇跡も起きました。日本敗退後も、決勝戦はBSで放送がありました。すばらしい。
女子は、ほんとに時間があうときしか観(られ)なくて、日本戦をちょろっとと、3決は時間勘違いして見逃して、決勝戦と、ぐらい。
実況アナウンサーさんは交代で、番組表に名前が出ないんで、よくわからんかったのですが風の便りに聞くところ、男子は日本-イラン戦がフジの竹下アナで準々決勝の日本-ブラジル戦が西岡アナだったの、かな? ほかは不明(忘れた)。解説は男子は山本隆弘さん、女子は真鍋政義さんの固定。*1
自由度のない国際映像で、数限りない競技が行われ予定も頻繁にかわる中で、そして、かかる世情で事前取材もおそらくは十分にできなかっただろう中で、実況アナウンサーさんは、映像に足りない情報をすばやく補完してて、プロでした。すごかった。
個人的な好みでいえば、事前取材や選手周辺の取材ができなかったから、かえって、「オキモチ」的なネタが少なく、自分の好みにあったのかもしれないな、とは、バレーボールに限らず、さまざまな競技を見ていて、感じたところでした。(中継以外の番組は観ないように心がけていたので、もしかしたらそちらではいろいろあったのかもしれませんが、試合中継と他パートを分けるならそれもOKだし)。
イラン戦の最後やブラジル戦の敗色濃厚なあたりでは、ちらちら、エモーショナルな、その場で起きたことではないこと、その場にいない人のことを差し挟もうとされていて、そういう内容は嫌いではないけれど、今試合が忙しいんだから、それどころじゃないんだからあとにして! って思ったり。バレーボールって、ボールデッドの時間も多いのですがそのわりに、蕩々とエモに浸れるほどの尺はなく、なんだか忙しない競技だな、と、気づきました。
山本さんの解説も、幅広い人が観ているオリンピックで日本選手の試合の放送として、日本応援姿勢を出しつつ、わかりやすさ(ある程度割り切った単純化)を重視しつつ、聞いていて「へぇ」となる、聞き心地のよい解説だったと思います。
そのうえで、実況にしても解説にしても、改めて感じたのが「ハイキュー!!」の影響力の大きさ。
男子は前回・前々回出場していないので比較しづらいですが、数年前までの地上波放送とは明らかに違う。制作側に、オチャノマにお届けする実況解説としてこの実況解説が通る、と判断されたということで、それは「ハイキュー!!」によるんだろうと思いました。
「バレーボール」という競技に対する世間一般(という言い方も適切ではないのですが)の認識は、きっと、前世紀で時をとめているわたしが想像しているものとは、ずいぶん変わっているのでしょう。もしかしたら、バレーボールに関わっている人たちが想像しているものとも。

「トレンド」のなか。

一方で、テレビ放送の実況や解説と、いまここにあるバレーとの乖離の気配のようなものを感じた大会でもありました。実況解説がふるめ、というのもあるんでしょうけど、詳しい人たちのリアルタイムの感想に触れて、きっと、この大会の中でも、バレーボールが進化して変化しているんじゃろうなあ、なんてことを。
わたし自身は、VNLもテレビ放送しか観なかったし、欧州の各国リーグも欧州のナショナルチームの大会も観ないので、自分の浅学無知は当然あるのですが、戦術も技術も、はやりもすたりも、生きているものはつねに変化し続ける。今大会も、過去から今を経て未来へ流れている、流れの途中の一点である、ということなのだと思います。
世界のトップが、トレンドがまた新しい未来へ今まさに向かっている、その潮流のさなかに自分がいて、リアルタイムに観ることができている。そんな同時性が、嬉しくて楽しかったです。これがオリンピックなんだなあ、って。

*1:ビーチバレーもこのお2人なのは、なにかしらの事情があってのこととは思うものの、あんまりだった。

東京オリンピックが始まって終わって。

自分でもそうとう久しぶりにアクセスしたら、「この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。」が出てきて、衝撃を受けました。前回が4月って………いやぁねぇ……。3月の終わりごろに書いた下書きがあるのですが、下書きのまま蔵に入りそうです。古賀さんのラストゲーム
ということで、「公開する」を押すリハビリのために、これはここで「公開する」ボタンを押します。
先日友人(と言っていいと思う)と話していたときに、文章を書くときには、誰に何を伝えたいのかを意識するのが大前提である、という話になりました。
仰せの通りです。仰せの通りなのです。ターゲットも、伝えたいこともなければ、チラシの裏に書いておけという話で。たまたま外部から観られるクラウドに保存されているチラシの裏
タイトル変えようかしら。

2021年度春季関東大学男子1部オープン戦・1日目(書きかけ)

@場所は非公開*1

日本大0-3中央大


ライブ配信不具合だったので……

順天堂0-3筑波大


T)18柳田 7西川 15砂川 9垂水 14エバデダン 2阿部 L5伊藤


J)10茂太 14染野 13中谷 2岡本 8亀山 7岡野 L1高橋


順大は、セット(や試合)で出てる選手がいろいろだった。スタートはこんなかんじ。一昨年以前から試合に出ている選手が多いので(顔や背番号がわからないのはさておき)名簿をみれば既視感があるだけ、まだ、まあ、なんとか……ならなかった。


筑波は、砂川(埼玉栄)がOP。去年OPだった柳田がレフトにまわり垂水と対角。で、西川が後衛のときは西川がコートに残ってバックライトの攻撃に入るパターン。砂川が(たぶん。柳田かもしれない)リベロと交代して下がっている。4年に及んだ坂下政権(違)のあと、ぐいぐいくる攻撃的布陣ですわね。西川が背番号7なのでつい「樋口」と言いそうになる。樋口が7番で後衛で……みたいな話はもう4年前よ。

*1:配信動画を見ればすぐにわかる。男子のリーグ戦を開催したことはないので、あそこが空いていて取れること自体にしんみりした。安全に開催できる大きな体育館を取ろうという様子が窺えるような。観客入れないので使用料面の障壁が低いのかもしれんけど。

2021年度春季関東大学男子1部オープン戦(無観客・無料配信あり)

4/10が2年ぶりの春季リーグ戦開幕日となる予定だった。無観客開催は当初から決まっていたので、船橋のV1ファイナルでは、顔見知りの方々といつの日かの再会を約しつつ無事の開幕を祈って別れたのだが、その週になって延期諸々の発表。男子1部は、リーグ戦(公式戦)ではなくオープン戦となった。


発表されているオープン戦日程は4月の3週末計6日間。1日2面×2試合ずつ。明治大学を除く11チームで、1チームあたり4〜5試合(まちまち)。


有り難いことに、男女1部(女子はほんとに2年ぶりの春リーグ!)はUNIVASで配信されることになった。去年の秋リーグ(男子)は中断後のオープン戦は配信がなかったし、11月末でそれまで配信していたプラットフォームがサービス終了になったこともあって、正直なところ諦めていた。各方面の尽力に感謝。


加えて、学連サイトに名簿も公開された。これも(春だけに)めちゃめちゃ助かる。


UNIVASの動画は、マイナビの広告ありで無料。どこかの有料配信サービス*1よりも高品質という噂もあるし、見逃し動画がずっと観られる(去年のインカレも観られる)のもとても良い。とはいえ、画質もそれなりではあるし、ときどき、とくに開始後しばらくは回線が不安定になりがち。なので、見終わるとひどく疲れる。それに見逃し動画が観られるのは翌日以降なので、すぐに見直したり別コートの試合を観たりはできない点は不便。気持ちのうえで、翌日以降に改めてとなると腰が上がらない。いや、贅沢言いすぎです。今でもじゅうぶんです。早起きしなくてもいいし試合間に家事や買い物ができるのも楽です。


というわけで、初日の日本大-中央大はライブ配信は不具合で観られず、順天堂-筑波大を観終えてから試合間にちょっとした買い物に出かけたら思いのほか時間がかかってしまい、戻ってきたら3時半近くで第2試合もほぼ終わっていた。


2日目の日曜日は、両コートザッピング。


あくまで、印象だけれど、春の第1週ってこんな感じだったな、と。チームの未完成さ。まして今年は活動にも制約が多いだろうし、新入生の練習参加含め、新チームの始動がいつものように進められてはいないだろう。本業(学業)も就職活動もあれこれあろう。チーム作り以前に個々のスキル維持さえも思うようには行くまい。そのうえで、公式戦ではなくオープン戦なので、練習試合っぽさ全開この場でいろいろ試している印象もある。むしろ、そのために、このオープン戦をやっているのだろうし。


試合結果は学連サイトに掲載されている。星取表や技術集計はない。ちくちくとB帳票を集計するのが楽しみだったので……そりゃあもう。去年1年ほぼすっぽり抜けているので、選手の入れ替わりも大きく、ほとんど知らない選手ばかりというチームもある。


去年よりぜんぜんマシ。だけど、1年経ったのに「マシ」にしかならなかったむなしさもあり、しかし、何はともあれ、多くのチームが12月を目指してスタートが切れたことを喜ぶ。

*1:V.TV

2020/21 V.LEAGUE Div1 FINAL サントリーサンバーズ - パナソニックパンサーズ

船橋アリーナ


采配の妙と起用された選手の活躍で決勝に勝ち進んだパンサーズであったが、レギュラーラウンド勝率9割のサンバーズの前に、ストレートで屈した。


第2セットだったか(これを書いている今日は4月19日)、清水の攻撃を完全に封じたところで、パンサーズは打つ手がなかった。ように感じた。もちろん、大竹はがんばっていたのだけれども。


あまりにサンバーズが強かったので、天井桟敷から物見遊山していた立場からは、前日の試合のほうが面白く感じた。ムセルスキーはブロックの上から打つし。


サンバーズは実に14年ぶりのリーグ優勝だった。そんなに長い間優勝から遠ざかっていたのが意外だった。たしかに、近年は5位あたりに着順していることが多かったし、入れ替え戦にも行った(会場が船橋アリーナひたちなかにわかれた年で、わたしは船橋アリーナに行ったので観ていない)。後日ひとと話して、今季の優勝(強さ)は柳田の復帰が大きかったと思うと言われた。攻撃面の安定性と計算できるサーブ。わたしは、今季サンバーズの試合を観たのはこの日が初めてと言って過言でなかったが、悪く言えば一見つまらなく見えるサンバーズのバレーは、つまりそれだけ、基本に忠実で役割分担やひとつひとつの約束事をみながきちんとできている証左だったのだろう。


表彰式は新型コロナウイルス感染症の大流行を反映してか、試合後のコートで(ネットも張った状態で)すぐに簡素に行われた。


賞金がすべて半額だったのが、時勢とは言うものの、今年の賞は今年しか取れないので、切ない。優勝賞金750万円という半端さよ。

個人賞


2020/21 V.LEAGUE Div1 FINAL3 パナソニックパンサーズ - ウルフドッグス名古屋

船橋アリーナ


午後4時試合開始。午前(11時から)予定されていたDiv1-2入れ替え戦が直前に中止になり、早起きと船橋アリーナ近辺での空き時間の過ごし方に頭を悩ませていた者としては、なんとも複雑な。


名古屋はレギュラーラウンド最終戦から中5日での観戦で、心のなかではぼちぼち応援していたけれど、パンサーズの選手起用と采配が一枚上手だった。


試合は3−1で名古屋が勝ったものの、パンサーズにレギュラーラウンドアドバンテージがあるため、ゴールデンセットに。


そのゴールデンセットのスタメンに、新と仲本を起用した。直前の試合で、敗れはしたものの、劣勢(+クビアクの急な交代)の展開に途中から入り、状況を持ち直した2人ではあった。


とはいえ、仕切り直しのゴールデンセットには深津と渡辺に戻すだろうとの予想を覆された。その日調子の良い選手を起用する。


一方の名古屋は、超がんばって試合に勝った、が、その先まではあと少しだったのかな。手数と思い切りの良さと。


今季も(或いは、今季は特に)V1もあまり観られなかったが、昨季名古屋を観た記憶がなくて、それで言えば今季のほうが、配信やらで観たかもしれない。高梨がとても良い。そして、小川が「うちのリベロは点が取れるリベロ」的なハッシュタグをつけられていて笑う。レシーブしたボールがそのまま相手コートに落ちたので。記録上は、アタック得点ではなく、ミスなんだろうけれども。

2020/21 V.LEAGUE Div1 ウルフドッグス名古屋 -FC東京

@パークアリーナ小牧


別に本文を書いて下書きに入れているのですが、日の目を見ることがなさそうなので、タイトルだけ。


こんな折ですが、小牧まで行ってきました。古賀幸一郎の現役引退。

令和3年3月歌舞伎公演『時今也桔梗旗揚』

国立劇場


行きたいとは思いながらなかなか予定が立たず、千穐楽の日に滑り込み。


前庭の桜は種類が豊富。木によっては少し見頃を過ぎて葉桜になっていたものもあったけれど、休憩時間にたっぷり桜見物をした。満足。


演目は、明智光秀がモデルの武智光秀が謀叛の旗揚げをするに至った背景なり経緯なり。小田春永の仕打ちがえげつない。


去年のNHK大河ドラマ麒麟がくる」にあやかったのかどうかわかりませんけれども(きっとあやかってるとおもうのですが)、あちらは、肝心の週を見逃したこともあって、最後まで、なぜ反旗を翻したのか、よくわからんかったです。お互いの好きがねじれた痴情のもつれなのか、自分が育ててしまった魔王(信長)を自分で終わらせたのか。


もちろんそれとは異なる描き方をしていて、なんともしんどい流れながら、最後の最後、小田の使者だかを斬って、いざ旗揚げ、という流れは、痛快でした。そのあと謀叛には成功するもののすぐに敗れてしまう、という歴史を知っているが故の、おかしみ。


国立劇場のイヤホンガイドで、骨伝導型を試験導入(台数限定)ということで借りてみた。骨伝導といっても、耳の外ではなくて、耳には入れるタイプ。穴にまで入れなくていいので大きさが気にならないのと、地(なま)の音が聞きやすい。また、ケーブルイヤホンだけでなく本体も通常のインイヤー式とは別のもので、コンパクトだったのもよかった。また国立劇場行くときはこちらにしたい。