第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/4(木)大会4日目 準々決勝
今日から5セットマッチ.以前は,2コート(男女各1コート)×4試合で行われていたが,今年も昨年に続き,4面×2試合.11時開始・14時開始.
第1試合は4コートともストレートだったので,第2試合開始までに1時間半の余裕があった.
どっち見ていいか迷ううちに終わってしまうし,アリーナ客席がないのも寂しいものだけれど,お昼はゆっくりできるし,第2試合が終わって梅田に出て早めの夕飯にちょうど良い時間.観客側にとっても,悪い話ではないという.
朝潮橋の大阪市中央体育館に来た最初がいつだったか覚えていないが,10年は経つと思う*1.今年,初めて八幡屋商店街に足を踏み入れた,角のセブンイレブンを発見するまででも何年もかかったぐらい,ずっと籠もりきりであったなあ(遠い目).
[A1]サントリーサンバーズ 3-0 筑波大学(25-18 25-21 25-9)
筑波大:19 3 13(17) 21 12 11 L22
サントリー:10 12 13 7 6(22) 5 L8
サントリー:12 13(9) 7 6 5(4) 10 L8/2
筑波大:19 3 13(17) 21 12 11 L22
筑波大:19(20) 3 13 21 12 11 L22
サントリー:10(11) 12(17) 13 7 6 5 L8/2
〈メモらん〉
- 月並みな表現だけれど,高いブロックに阻まれ,落とそうと狙っても拾われ,ブロックの上を抜かれ.
- 第3セットは切れちゃったかね.あれよあれよ,だった.
- 牧くんがけっこう渡り合っていて,それに対しサントリーのおにいさんたちが,お手本を見せるかのような.
- 試合後の筑波大の撤収が風の早さで,整列して挨拶して,少し目を離した隙にきれいさっぱりいなくなっていた.
- そんで,筑波OBの山村,秦,高橋結人の3人が,いない筑波がいる想定っぽい3人ショットを撮っていて,ほんとは記念に一緒に撮りたかっただろうなあ.
- 移動の都合だったのかなあ.
- しかし,グループ分けの時点で,勝ち上がれる目が見えていただろうに,そんなぎりぎりの時間で取るだろうか,という疑問も.
- いずれにしても明後日にはもうリーグ再開.せめて今日は休んでね.
- サントリーはムセルスキー先生が今日もほぼフル出場.
- まだわかんないけど,若鷲賞レースを占う.
- Vの新人では,山本龍が一番人気か.ほかが軒並みMBで,MBはこういう賞を受けづらいポジションのイメージがあるので.
- 今日はストレート負けだったけど,V1相手に引けを取らなかった牧も有力候補か.
[B1]JTサンダーズ広島 0-3 ウルフドックス名古屋(23-25 23-25 19-25)
JT広島:21 17(6) 7 1 19(20) 18 L3/15
WD名古屋:19 8 3 1 2 5 L17
WD名古屋:19 8 3 1 2 5 L17
JT広島:18(11) 21 17(6) 7 1(9) 19(20) L3/15
JT広島:21 17(6) 7 1 19(20) 11 L5/3
WD名古屋:19 8 3 1 2 5(13) L17
〈メモらん〉
[A2]堺ブレイザーズ 0-3 パナソニックパンサーズ(18-25 20-25 17-25)
パナソニック:13 26 1 8 22 2 L16
堺:9 1(23) 14 4 7 11 L5
堺:1(23) 14 4 7 11 9 L5
パナソニック:22(19) 2 13 26 1 8 L16
パナソニック:2 13 26 1 8 19 L16
堺:14(3) 9 1(21) 11(22) 4 7 L5
〈メモらん〉
- 関西同士の対戦でファンも多く,沸いていた.
- 今大会の堺はどことなく人数余裕なし子で(堺に限らないが),このメンバーで戦うしかないねん,でも厳しい局面を乗り越え切れなかったね,という.かんじだった.
- 堺っぽい顔(どんなかお)だなあと見ていた重留.4日間たいへんおつかれであったのことよ.
- 堺は,長江コーチが退団.涙涙の胴上げ.代表のコーチもされていたようで,清水や深津とも握手握手.
[B2]東レアローズ 1-3 ジェイテクトSTINGS(25-23 23-25 17-25 18-25)
ジェイテクト:6(3?((ワンブロ出ていたような気がするが見逃した))) 8 23(18) 20 10 4(11) L17/21
東レ:8 17 18(1) 6 5 15 L3
東レ:17 15 6 5 18 8 L3
ジェイテクト:6 8 23(18) 20 10 4 L17/21
ジェイテクト:6 8 23 20 10 4(11) L17/21
東レ:5(7) 18(1) 8 17 15 6(10) L3
東レ:17 15 6(10) 5(7) 18(1) 8 ) L3
ジェイテクト:6 8 23(18) 20 10 4(11) L17/21
〈メモらん〉
- 小澤のサーブが火を噴いて4-0,だったかな.12-3で最初のテクニカルタイムアウトを迎えたときにはこの結果は予想できなかった.
- 第1セットも18-16あたりで2点差になって25−23と最少得点差だった.それがもうすごかったんだけど,まだ東レペースに見えていた.
- 第2セットもジェイテクトが逆転で取って,そこからジェイテクトが流れを手放さなかった.
- なんとも「どっかーん,うりゃああ,ずごーーーん」な試合で.盛り上がったけれど,疲れました.
- ジェイテクトは去年都築がOPで出ずっぱりでめちゃくちゃがんばって,準優勝で敢闘賞だった記憶が鮮やか.
- それに比べると,今大会の都築,ここまでは物足りなく感じている.それは今日の試合もそうだったんだけど,終盤は上がってきたように見えたので,明日は期待できそう.
- 東レの手塚も,要所は押さえつつも,鬼のようにボールが集まる展開ではなかったので,試合を通して,小澤と柳田の打ち合い(殴り合い)の様相を呈していた.個人的にはたいへんエキサイティングだった.
- 帳票が出ないので分からないけれど,両チームの打数,OPよりも小澤/柳田のほうが多いんじゃないかという印象.
- そして,あらためてしみじみと,柳田すげえなあ.
- 考えてみれば,ちゃんと柳田のプレーを見たのはかなり久しぶりだったんじゃないかしら.先シーズンも今シーズンも,まったく観ていないということはないのだろうけれど,全体的に華やかなチームということもあって,あまり意識していなかった.
- over30の選手たち(米山は40のほうが近くなってきた)はバックアップに回りがちだし,こちらもいわゆるベテラン的な振る舞いを想定して見てしまう.それ自体は,当然というか,時の流れの中で望ましい姿だけれど,そういう振る舞いはそういう立場だからであって,シンに立つべき状況になればとびきりのシンになりますよ,
- というのを見せつけられる大会でもあるよね,黒鷲旗.
- 米山も,途中で交替して下がったものの,試合前半のパフォーマンスがほんとに凄くて,何者なの,って思った,
- (堺の松本さんとかいう異次元の存在)
- そんなわけで,総合的には若さで敗れた感はあったものの,それぞれに出番があり,見せ場があり,未来のある東レだった.
- 重藤は第3セット交替でOPに入り,第4セットはアウトサイド.早稲田観ていたのはほぼOPだったので新鮮.もともとアウトサイドだったのかしらどうなのかしら.早稲田でもローテーション次第でレセプションに入ってもいたと聞いた.
- 小澤重藤のレセプション?! とwkwkそわそわ.で,このセットの山口の守備範囲がめちゃくちゃ広がっていた.
- ぜんぜん話がかわるけど,Bコートの試合展開遅くて,モップの登場シーンが多すぎて,Aコートそんなことないのに(照明の具合かしら).
- おもに道井がモップがかりをしていたのだけれど,頻繁なお呼び出しでたいへん忙しそうだった.ピンサよりもモップでの出場のほうが多いぐらいに.
若鷲賞おさらい
今大会のパンフレットより,近年の受賞者(男子のみ).そのときのチーム順位も載せられたらいいんですがごめん.
- 2013 深津英臣(パナソニック)1年目
- 2014 該当者なし
- 2015 石川祐希(中央大学)2年
- 2016 藤中謙也(サントリー)1年目
- 2017 井上航(JT)1年目
- 2018 西田有志(ジェイテクト)1年目
- 2019 大塚達宣(早稲田大学)1年
- 2020 延期
- 2021 中止
- 2022 該当者なし
2015年の石川は当時中央大2年で,黒鷲旗には星城高校時代から出場していたし,チームの新人でもないのになあ,と思った記憶がある.決勝Tにも残っていなかったんじゃないか.ワールドカップショックが起きたのがこの年の秋なので,これはその前夜の出来事.
今年決勝Tに残っているチームで,試合出場したと思われる1年目の選手.
- サントリー:山本龍
- サントリー:鬼木錬(グループ戦で出てる)
- パナソニック:西川馨太郎
- 堺:安井恒介
- 堺:秋間直人(グループ戦で.)
- 東レ:重藤トビアス赳
- ジェイテクト:佐藤駿一郎
- JT:川口柊人
- 筑波大:東怜佑
- 筑波大:山下彪
さきにかいたように,異常にMBに偏ってるんですが.
今日の結果も踏まえて,本命山本,対抗牧,という見立て.
*1:2000年3月の第6回Vリーグサントリーサンバーズ対富士フイルムプラネッツ戦.10年どころか20年以上前,前世紀のことだった.