少し先の話,でもないかもしれない。


ザ・インタビューズで今年のインカレの優勝候補をたずねられ,気の利いた回答ができずにくより。


優勝候補はわからない。けれど,決勝戦になったらいいな,と心密かに願っているカードはある。


今そう思っているだけで,12月には気が変わっている可能性は大いにある。今から12月までの間に少なくとも秋季リーグの結果が出るし,天皇杯予選もある。インカレが始まる頃には進路が判明する4年生もいるだろうから*1,それもわたしの気分に影響するやもしれない。


と,金曜深夜に似つかわしいぽえみーなことを書いてみたが,考えているうちに,決勝で当たると楽しいだろうなというカードが幾つも浮かんできた。その中のどれがより決勝戦にふさわしいかと,益体もないことをつらつらと。


結局どことどこが当たることになっても,わたしはそれを楽しむだろう。


ただし,カードによっては地蔵のように固まって能面のような顔になりつつコートにガン飛ばすことになりかねない。


それって楽しんでるんだろうか。


楽しんでいるのだろうけれど。


どっちが勝ってもいい。でも,どっちかが勝つということはその反対側は負けるということ。


ならばその対戦は見たくないのかっていうと,そんなことはない。むしろ積極的に見たい。面白い。


結果は容赦なく出るが,結果が出なければ醍醐味は薄れることもわかっている。勝敗の決まらない対戦なんて,前提が成り立ってない。存在しない。


「楽しい」ってことばで表現している中には,たくさんのことが詰まっている。


辛いのでも哀しいのでも切ないのでもない。enjoyはしている。しかし気分爽快とはとても言えず,顔は笑っていない。笑ってなくて仏頂面だけど,不愉快なわけではない。自分がどういう感情で目の前のできごとを処理していけばいいのかわからなくて,表情筋が仕事を放棄する。


未来の話ですよ。しんどいけれど楽しい,そんな決勝戦を見られますように。

*1:すでに大阪の報知で1つ内定情報出ましたね