えらい時期遅れな話で恐縮ですが,

今更のように今年のセンター試験本試験地理Bの問題を解いてみた。リアルタイムで解いた人々はとっくに身の振り方も決まっているきょうはもう4月6日(笑)。3問間違えて91点,所要時間は52分ぐらい(けっこうぎりぎり)。大学入試センター発表の平均点は62.1点(うろ覚え)で,急激に難化していた昨年に比べると易化,それ以前の易化傾向から考えればまずまずといったところだったようですが,正直難しかったです。去年の問題は眺めてすらいないので去年と比較はできないのだけれど,自然地理の割合が高いと個人的には辛い。活断層が走っていると内陸の湖でも地震の際は高潮の被害が起こるなどという馬鹿なことを考えたわたくし(最後の問題です。めんどくさいからリンクは張らない),なぜそれが起きないかはいまもってわからず。


3年前か2年前かに解いたときも確か3問間違えた。だいたいそんなもんです。久しぶりに解いたけれど正答率はあまり変わらない。一部の知識を要求される問題を除けば,大人になればなるほど簡単になっていくのではないかと改めて思った。(たとえ高校生でも日本史世界史よりは遙かに得点源となりやすいだろうとも改めて思った)。


例えば,チリ・オーストラリア・あといっこどこかの国(忘れた。カナダかな)の,漁獲量と対日本輸出量の統計表が出ていてそれぞれどの国かをあてる問題などは,スーパーマーケットに通う人であれば「オーストラリア産」などというラベルはあまり見ないことから,オーストラリアが最も(漁獲量も日本への輸出も)少ないことが容易に推測できるわけですが,おべんきょしかしていない(が地歴・公民にまでは手が回りきらない)高校生にとっては,オーストラリアだって周りは海なわけだし,うーん。と思うんじゃないかと思うわけだったりだったり。


スーパーマーケットは重要ですな。食料の流通なる大問があったから余計に,なんだけど。さっきのと似たような問題で,中国・韓国・日本の野菜類の貿易三角図(各輸出入額)を見てそれぞれどの国かをあてる問題も出ていて,これは高校生にとってもそれほど難しくはないだろうけど,今のわたしの頭の中では中国産椎茸などが飛び交うわけですよ。


まったくの余談になるけれど今までスーパーでいちばん驚いたのはトンガ産かぼちゃ。トンガって,何処? もしかして太平洋にうかぶ島国? キリバスとどっちが一番はじめに21世紀になるかを争った(ちゅぅかキリバスが勝手に……なんだけど)りした? ミクロネシアだかポリネシアだかメラネシアだかわからんが,あの辺? 


そう考えれば意外と近いかも。わたし,てっきりアフリカあたりだろうとイメージしていたもので,アフリカの砂漠でかぼちゃが作られて遠路はるばる日本までやってきたのかと……(遠い目/っていうか大いなる勘違い)