烏山にタイ料理屋さんができたよ!


帰り道。昨日と同じ電車に乗ったので,家に帰って土鍋でごはんを炊こうと思っていた。夕食のメニューを考えながら電車に揺られ,駅を出てスーパーマーケットに向かう途中。何気なく目をやった道ばたに,見慣れぬタイ料理屋の看板が。見上げた建物の2階の外観は,記憶にあるものと違っている。


看板にはメニューも営業時間も料金も載っていなくて財布の中には1400円しかなかったのだけれど,誘われるようにふらふらと店内に入ってしまった。外から見た店の外装・内装がかなり感じよかったのと,お客さんがいたのが理由。


しーあーわーせー。駅徒歩1分かからない好立地の割に価格はそこそこで,だいたい1品800円前後。シンハは550円,ごはん(うるち米)が300円,カオニャオは350円(どうでもいいけどごはんはジャポニカ米だそうです。電気炊飯器だったしな。調布の米屋にタイ米売ってるけど,ど?)。1皿の量はそんなに多くないので,2人で行くのがちょうどいいぐらいかな。あまり広い店じゃないし。テーブル席が2つと,靴脱いで上がるスペースに円卓(ちゃぶ台?)が3つ。客5組でMAX。このちゃぶ台席も,3人×3組が限度か。


ちゃぶ台席で三角のにもたれて,メニュー(タイ語英語日本語併記)をまったりと眺め,辛口バジル炒め(鶏肉)とカオニャオを頼む。開店記念だからなのかドリンクがタダだったというので有り難くグラスビールをいただく。ビール飲みつつタイ文字訓読(対訳付)。しーあーわーせー。


食器は全てグリーンのセラドン,カオニャオもちっちゃい竹籠に入ってくる。メニューの写真(どっかからのぱくりくさい)や内装はややこじゃれ系。でも接客している娘さんは純朴系。厨房にいたのは彼女のおかんなのだろうか。


メニューは,一通り。まさに一通り。トムヤム,トムカー,カレー赤・緑,各種ヤム類,空心菜炒め,揚げ雷魚,さつま揚げ,北の方のソーセージ,チェンマイ名物カレー味麺,パッタイ,汁麺(くぃってぃおと書いていただけなので太さ不明)。などなど。「辛口バジル炒め(ผัดใบถระเพราไก่)」と「バジル唐辛子炒め(ผัดพริกแกงไก่)」の違いは,頼んでみればわかるのだろうか。そいや,生春巻きはなかった。


味について一品で判断することはできひんけど,ああでもおいしかった。暫く通いそう(時間が合えば)。


京王線千歳烏山駅西口(調布側)改札を南に出て直進,丸二青果やシンパチフォートが入っているビルの2階。キッチン虫の巣の対面。です。って,誰に説明しているのだ。


帰り際に訊いたところでは,10月1日に開店したのだとか。「おいしかった」というタイ語を忘れていたので,意味不明に「こっくんかー」と言って逃げてきた。また行きます。ソムタムタイ食べなきゃ。日本でソムタムタイ。しーあーわーせー。


ศรีอยุธยา(Sri Ayutthaya /スィー アユタヤ)。このSriって仏教関係の接頭辞?「スリーヴィジャヤ王国」だか「スリーヴィジャヤ王朝」だかってのが,あったような記憶がかすかに。


名刺をもらってきたのだけれど,営業日・営業時間は書かれていない。きっと未定に違いない。


あ,でも,明日は休みですって。