なんとなく覇気がない理由を考えてみた


「なんとなく」は「覇気がない」にかかります。「考えてみた」にもかかっていると言えなくない。


覇気がないというか,やる気がないというか。だるいというか。疲れためんどくさいその他。それほど体調が悪いわけでもないのに。


  • スワローズの負けがこんでいる


    そのまんま,ですな。オールスターブレイクを挟んでの5連敗はともかくとして,毎度毎度の二桁失点は堪える。思わず,知り合いの他球団ファンに,らいあん先発の日以外の観戦は気が進まない,と愚痴をこぼしてしまうほど。


    ちょっぴり野球モードになったのに,なった途端これ。ああいう負け方をするのかと思うとちょっとね。


  • かなさんランカスター出張中


    わたしの日常にはほっとんど影響が出ていないのですが。現在あちらはサマータイムで時差8時間。こちらの定時連絡のころあちらは夕方(運が良ければ連絡が来る)。あちらの定時連絡のころこちらは早朝(ちょっと早起きすればいい)。わりと御しやすい時差。


    でも,skypeにしろLINEにしろ,反応悪くなったり急に止まったりするので,PHSの通話と同じ感覚で話そうとするとズレが大きい。


    それだけのことといえばそれだけのことなんだけど。成田まで行ったのがいかんかったかな。


    と書いていたらLINEトーク来ました(のろけです)


  • 夏ばて


    暑かったり涼しかったり。暑くて窓を開けて掛け布団も掛けずに寝ていたら明け方に足が冷えていたり。気温の乱高下が辛い。季節の変わり目にはどうも弱い。


    もともとは夏ばて知らずで,少なくとも食欲が減衰する傾向はみられなかったんだけど,ここのところどうも食欲がお留守番をしている。もちろん食べればおいしく食べられるし,食欲なくても食べなくちゃと却って食べ過ぎたりもしているが,食に楽しみを見いだせなかったり,何を食べるか考えるのが億劫(何を思い描いてもわくわくしない)に感じられたりするのは,日々の生活サイクルに於ける食事のプライオリティが相当高い人間にとっては,じわじわと堪える。


  • 健康診断ショック


    そういう状態だから少しぐらい痩せてるかなーと期待して乗った体重計が去年よりもきっかり1kg高い数値を示したときの哀しみたるや。


    時期的にむくんでいた(去年はそうではなかった)からある程度は誤差の範囲としても。誤差の範囲だからと自分をごまかしてしまうことも含めて憂鬱。まだ血液検査の結果は出ていないので,何とも言えないが。


    そして,通常ならそろそろむくみがするする取れていい具合にすっきりするころなのだが,なぜかそれがない。ような気がする。


  • バレーボール成分不足


    休日に予定が入っていないのは大歓迎で家で引きこもるのは大好きだけど,予定がないならないで,必要な買い物をしなくちゃとか片付けとか洗濯とか,しもしないのに自分を追い込むわけですな。そして都会に出て疲れる,と。


    直近生観戦は天皇杯神奈川県ラウンドかー。いつだっけか。7/7。随分前だ。7/14は関東の都道府県予選が目白押しだったけれど,結局どこも行かなかった(神宮球場に行った)。7/15の川越のアザレア・東レ交流戦には行くつもりで声もかけていただいていたのに,遅刻した挙げ句に電車遅延に巻き込まれてかなりの不義理を働いた。自分に対してうんざり。


    ネット観戦ならちょうどワールドリーグが佳境だったのだけれど,それこそ時差のせいで時間帯が微妙だったことを言い訳に全然観ていないし,ユニバーシアードは大騒ぎだけはしたものの試合は(準決勝のロシア戦しか)観ていないわけで,なんとも消化不良。


    しかし,バレー見たいーと焦る気持ちはないから,中毒からの脱却という今年の目標からみれば良い状態。そして,そうこう言っているうちに今度の土曜日は天皇杯の東京都ラウンドですよ。隅田川花火大会? 知らんね。(今TVCMしてた)。去年は「着いたら終わってた」状態だったので今年はがんばろう……でも,朝早いの苦手……東小金井で朝10時試合開始とか無茶……。


    でも,めーじ出るんで。めーじが出なかったら心折れてた。ほんとうにうれしい。紫ユニフォーム(と,きっと白ユニフォーム)。うふふ。ありがとう。めっさ暑い中の連戦だけど,ひたちなか行き切符頼みますよー。
    


    要求は留まるところを知らない。


と,ここまで書いていて,ふと思い出した。


Web小説マガジンで連載されていた小説が,先週最終回を迎えた。おそらくもうすぐWeb掲載分はさわりを残して読めなくなるのだろう。文庫で出るまでに2か月近くある。これが,ふぬけの主因な気がする。


今は定期購読している雑誌がないので,久しくこういう気持ちは忘れていた。かれこれ5か月。最初は月1度だったか隔週だったかの掲載だった。それがいつの間にか(告知のないまま)間隔が狭まって毎週掲載になっていた。この1か月ほどは,金曜日を心待ちに1週間を過ごしていた。


文庫の刊行が告知され,と同時に(事前の告知なしに)過去掲載分が読めなくなったのが先々週のこと。ちょうどその前週,新規掲載分を読んだあとふと思い立って初回分から読み直していたところだったのがせめてもの救いだった。


そのあたりの段取りの背後に透けて見える大人の事情というか,編集部の都合みたいなところでは腹に据えかねていることもあるんだけど,作家と作品に罪はない。もちろん単行本も買う。飛びかからんばかりの勢いで買う。


それまでは更新される度に一二度ざっと読んでいただけだったけれど,過去ログが読めなくなると分かった先々週からは,消されるまでの1週間毎日繰り返し読んだ。忘れないように。記憶にとどめておけるように。テキストこぴぺして保存することもできたかもしれないけれど,道義というか矜恃というかでやらなかった。少年漫画の連載みたいな「主人公大ピンチ,どうなる!? 続きは次号」状態の引っ張られ方まですっかり頭にこびりついている。


そして,先週。例によって事前の告知はなかったけれど,先週で最終回だった。思えばここ2週は怒濤の展開だった(1回分の掲載分量が明らかに多かった)。そしてやっぱり,3日ぐらい毎日読んでいた。そして,連載終了という事実に抜け殻になっていた。


連載が終わるって,それだけでもういっぱいいっぱい。ハッピーエンドだろうがアンハッピーエンドだろうが,1週間待っても新しい話が読めないということだけが厳然たる事実。うちのめされる。


冬の終わりに連載が始まってから梅雨明けの最終回まで,実際の季節が移ろう間に作中の季節も流れた。3か月分の生活の一部を覗かせてもらっていた人達のその後は,想像するしかできない。作品に「終わり」が書かれるってそういうことだから。


連載が始まったときから,特別な作品だと思っていた。ずっと。それは連載という形式であり,Webに掲載されるという体裁であり,ラノベだけれどイラストがない(=キャラデザインを自分の脳内で行っている)ことであり,色々。新しいレーベルだから,作家さんのテイストは色濃く出つつも,設定や内容がすごく斬新だった。なにからなにまで,特別だった。大切だった。


とくに最後の10日ぐらいはどっぷり作品世界に浸かっていたわけで,そりゃふぬけにもなる。頭の2割ぐらいはそっちに行っていた。しばらくは彼らのことしか考えていなかった。


週が明けて平日になって,ようやく,普段は見ていない作家さんのブログで他作品のショートストーリーを読み漁って,かの作品も,同一作家の作品群の一つに加わるだけであると,一歩引いて文庫化を待てるようになった。そこで知った未購入作品を買って読みもした。


文庫には書き下ろしが入るそうだから,そこで「その後」が描かれることも期待できる。イラストもつく。鉄板のイラストレーターさんすぎて,笑ってしまった。自分が作品を読んで想像していた方向とは確実に「違う」テイストのイラストが来る。それが逆に楽しみだ。違いはしてもがっかりはしないに決まっているので。イラストの印象は大きいから,新たな楽しみがあるだろう。


それを想像しながら,この先2か月,待ての姿勢をとり続ける。


何がしんどいって,この件についてネタバレ上等で言いたいことを言う場がないことですよ。読んでないし興味もない夫に話しても壁に話しているのよりはマシという程度で,「(*´・ω・)(・ω・`*)ネー」にはほど遠い。刊行前の作品のネタバレありの感想をここに書くのもはばかられる。ネタを割ったらあかんような内容だから余計に。


ゆるい商業BL読みを地味に4年ぐらいやってきていて,これまで一人で完結していて何の不都合もなかったのだけれど,連載物って,途中途中で誰かと話をしたくなるものなのね。「あいつ馬鹿だよねー」「( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー」って,言いたいよね。誰とも分かち合えないことが,ちょっと寂しくなった最終回でした。まる。