さてさて,そのおとといの“たわごと”に関して,

昨日の夜(正確には日付変わって今日の未明)突如,穴があったら入りたいほどのこっぱずかしさに駆られた。何のことはない。鈴木氏の生まれて初めて「刺戟」や「恢復」といった表記を目にしたときや、歴史的仮名遣いの文章を読んだときは、「これって間違ってるんじゃない?」と感じたはずで、に対して,わたしは何の疑問も持たず即座に旧漢字・旧仮名遣いの話を持ちだして延々と知ったかぶった講釈を垂れていたのだが,「刺戟」も「恢復」も全然旧漢字じゃないじゃん。ああ,恥ずかしい。ひたすら恥ずかしい。きっと鈴木氏はじめ読んだ方の何人もの人々が「あんた,誰も旧漢字の話しなんかしてへんでー。」って思って,でも温かい心でもってツッコミも入れずに見逃してくださっていたのでしょう。ぅぅ。旧字ってのは「醫學部」とか「圖畫」とか「假病」とか「文體」とか「對角線」とかのことで……しかし,なんて脈絡のない例なんだ(協力:ATOK文字パレット様)。


氣息奄々(違うってば)。だけど,昨日の夜はまだ体調悪かったので,日付変わってからパソコンを再度起動して何かを書くほどの余裕もなく,仕方なく恥をさらしたままにしていたのですが。


おかしいなぁ。31日のたわごとを書く前に頭の中でネタを考えていた時点では「旧字」と「正字」って同じなん? といったことも書こうとしていたはずなのに,当の本人がすっかりそんなんだからしょうがない。


だめだめじゃん。ってか,そこが既に発熱による意識朦朧状態であったと,ご理解いただきたい。そもそも,そんな文字通り戯言を書いている場合ではなく速やかにふとんに入るべきだったのだ。パジャマ一枚+カーディガンの薄着であんなしょうもない(しかも甚だしく認識を誤った)文章を書いているから夜中に8度7分なんつぅ高熱でうなされてみたり翌日へろへろになって午後出社してみたり,今日はまだ万全でもないのをいいことに昼休みも摂らずに仕事するハメになったんじゃないのかー。ああ,ひよひよ。


一部に誤解なさった方がいらしたとしたら,大変申し訳ございませんでございました。だから漢字検定準一級に落ちたのだろうか。いやいや,その辺りは完璧だったはずだ。もっと普通の(聞いたこともないような)熟語の読み書きができなかった。それとも,この“書き換え推奨漢字の元の字が分かっているか”は2級の範囲でしたっけ。


しかしこの類の漢字,ほかにすぐに思いつくのは「編輯」ぐらいで……って,輯の字これで合ってたっけ(弱)。すぐに2つも出てくる鈴木氏に平伏。あ,あと,「交叉点」……限界。ぜぃぜぃ。一文字ずつ変換しないといかんので,覚えていないと出てこないんだよにゃぁ。「恢復」はATOKに登録されているようですが。