晴れた十二月の空はまぶしくて。


冬の関東平野は空気が澄んでいて湿度が低く,昼は目を開けるのが辛いぐらいの日差しになる。乾いた風は冷たく,タイルの上を落ち葉がからからと音を立てて飛んでいく。


午後4時半。葉っぱのすっかりおちた公孫樹の向こう,あかあおきいろの電飾をまとった遊園地のゲートがくすんだ薄むらさき色の空に浮かび上がる。園内のショッピングバッグを手にした親子づれが,やわらかな夕やけに向かってつぎつぎと。


……意外と書くネタがないのでこの辺で。きょうから「風と木の詩」にとりかかってみたがどうにも長いので先に「少年は荒野をめざす」を読むことに。


じゃなくて,もうこんな時間だ。(0:48)