行きの電車(下り)で長椅子に座って漫画本を開いたところ


ふと目を上げると窓ガラス越しに「南武線乗り換え改札」の文字。……分倍河原!?


降りるべき駅を3駅ばかり過ぎていた。不覚。あわてて降りて会社に電話したら,上司に「きをつけておいでー」と笑われた。はうぅ。


ごくごくまれに乗り過ごすこともあるけど,今回のように,途中の停車駅(4つ)の一駅たりとも列車が停止した意識がないのは,相当だ。


寝てたわけじゃないよ,念のため。結果は同じだけど。


いろいろ言い訳すると,普段乗る列車は乗り換え不要でしかも降車駅が終点なので,一旦乗ってしまえば約25分乗りっぱなし。なのだが,今日は列車の方が遅れていて,いつもとほぼ同じ時間に乗り込んだ列車で乗り換えが必要だった。行きで乗り過ごすときはたいてい同じパターンで,乗換駅で降り忘れて別方面へ行ってしまう。自分がぼんやりしすぎなんだが,8年(小学生が入学して卒業するよりも長い)も毎朝同じルートを通勤していれば体が勝手に運んでいるに等しい状態になってしまっていて,習慣外の行動が取れなくなるようだ。


ちなみに読んでいたのは谷川史子の新刊。集英社のクイーンズコミックス。