マンション


そんな感じで,いつもより1時間早く会社を出てケニヤンでのんびり夕食をとりながら,店にあった「世田谷ライフ」をぱらぱら。27号だったかな(表紙が岡江久美子氏),第2特集で千歳烏山が取り上げられていた。


東急ほにゃらら線沿線を中心とする所謂「世田谷」らしいエリアとは端と端,今でこそ行政区分上東京都世田谷区に編入(?)されてはいるものの一時はれっきとした神奈川県ほにゃらら郡○○村(千歳村とか烏山村とか)だったこともあるこの近辺,所謂世田谷的生活とは様相も些か異なるようで(所謂世田谷エリアに行ったことがないのでよくわからんのですが)ふだんの「世田谷ライフ」で取り上げられる割合は非常に低い(本屋で売ってはいますが)。例によって第1特集では,その取り上げられなさっぷりたるや。


それがなんでまた突然特集なんだろうと思いながら紅茶片手に読み進めて(余談だけど行ってみたいお店もいくつかあったので書店でまだ手に入る物なら買っても良いかも),特集のおしまいに数ページにわたって展開される某大型新築マンションのPRページ。把握。


このマンション,しばらく前からうちの郵便受けにもたまにチラシが入っている。建設地が最寄り(自転車かっ飛ばして数分)コンビニエンスストアに行く途中なので,2度ほど横を通ったこともあるんだけど,真面目に,良い立地。急行停車駅まで平坦地徒歩14分をどう判断するかは人によるだろうけれど自分としてはぎりぎり許容範囲内。歩くのが嫌なら,近頃千歳烏山駅南口に大きな自転車駐輪場もできた。スーパーマーケットはちょっと遠い(駅前で買うか千歳台のサミット。サミットが徒歩圏かどうかはわからん。自転車があれば楽勝)ものの,コンビニエンスストアなら徒歩1・2分圏内に2軒あるし,同じく徒歩2・3分のところにバス停があって,京王線千歳烏山小田急線の千歳船橋成城学園前の3方向なら比較的頻繁に通っている。バス通りに近い割に1本奥に入っているから周囲は静か(でもすぐ出れば大通りなので怖くもないし),第一種低層住宅地域なのもポイントが高い(高層マンション苦手)。


販促チラシだから当然とはいえ,外装や内装も素敵っぽいし設備も整っていて,自分が数千万円即金で買えるぐらいにお金持ちだったら購入を検討するかもしれない。とはいえ,素敵な分だけたしかお値段もそれなりにご立派で,最初にチラシが入っていたときはガン見したんだけど,あまりに現実的じゃなさすぎたので,先日入っていたチラシは(以前入っていたのと同じものっぽかったし)ゴミ袋に入れてしまいましたが。6畳1Kの現代長屋の郵便受けに入れてどうするよ,みたいな物件だった。


いずれにしても,うちは分譲マンションを買うことはない(と夫が言っている)ので,見るだけなんですけど。ああ,広いリビングにでっかいテレビを置いてソファに埋もれてだらだらしたい。ささやかな高望み。