テレビ検討中


そろそろテレビから卒業しそうな予感もある一方で,新しい受像機の購入を検討中。


年末に「やっぱプラズマだよね」となって,某メーカの社員さんに「プラズマ買おうと思ってるんだけど,オタクんとこのプラズマの状況どぉよ?」と問い合わせをし,ていねいな返答もいただいた。


たんだが。


実機見に行って考えが変わりました。


まずプラズマはなんといってもでかい(のしかない)。今市場に出ているプラズマの最小サイズが37型で,横幅90mm。うちの最も長い壁面(二間)の4分の1幅が丸々テレビ画面っていうのは,さすがに大きすぎる感。


そのうえで,ハイビジョンプラズマとフルハイビジョン倍速液晶だったら後者の方が綺麗。土曜日に見に行った東口のヨドバシでちょうどP社さんの37型が2台並んで同じ映像を流していたので,並べて比べると歴然。37型ごえだけに,108万画素と207万画素の差がプラズマ/液晶の差以上に響いた。


2009年2月モデル,42型以上はフルハイビジョンなのに,37型だけフルハイビジョンじゃないなんて。これで37型もフルハイビジョンだったら,壁4分の1がテレビになっても,思い切って買ったんだろうけど,ねえ。


どんなにワタシの生活がアレだからって,6畳一間(テレビ画面と目の位置との間が1.5mも離れていない)に42型overは非現実的すぎるので,これでプラズマという選択肢はないに等しくなった。


と,そんな具合で,とはいえ液晶の残像感は好きになれないのでSo社の4倍速液晶の今後でもうらないつつしばらくは様子を見ていようかと考えていた日曜日。西口のヨドバシで,SH社さんの32型フルハイビジョン倍速液晶に遭遇。わりといける。液晶に定評のあるメーカさんだけあって,あら探ししようとしなければ,ほとんど気にせず問題なく見られそう。32型(横770mm程度)であれば,置き場の確保もしやすい。


てことで三連休期間限定で,価格もかなーーーりお手頃になっていて心は揺れ動いたけれど,いきなりすぎていろいろ準備が整っていなかったのでその場での購入はせず,32型フルハイビジョン倍速液晶テレビに絞って各メーカのラインナップを検討することに。


現行機種ではSH社からの2種しか出てないことが判明するも,P社さんでも4月中旬に発売予定(パンフには載っていた。YouTube対応機種らしい)の由。


なので,P社さんのが出てから再び実機を見てSH社さんのものと比較し,価格がこなれたころを見計らって購入したい所存。


ただ,SH社さんは今のところ2008年秋モデルなので,そうこうしている内に新機種になるかもしれないし,もしかすると他社さんも32型市場にフルハイビジョンを投下しないとも限らないけども。


実勢価格が12〜15万円ってところ(諸費用抜きで)。


テレビ卒業の予感にしては高いよなあ。


19とか22とかの小さい画面であれば液晶の残像や画素数の少なさは(画面が小さいがゆえに)あまり問題にならないんだけど,小型テレビは今時の大画面対応の字幕がつぶれてしまう。一方,ちょっと大画面の欲を出すと,とたんに残像感やらピクセルのつぶれた感じやらが,えらく気になる。


ずっとテレビ画面は小さいものとして生きてきたので,今更大画面テレビでもないかなとも思うんですが。


個人的には,今の家の大きさも考えると26型ぐらいが理想だったんだけど(将来家庭を持った暁にはセカンドマシンにするのさ),そのくらいの大きさは廉価モデルの最大サイズ扱いらしく,少なくとも現時点では質がどうしようもない状態。逆に高品質モデルはたいてい42型以上で,いったい一般家庭のどこになら置けるのか皆目見当が付かない巨大化傾向。


32型〜40型は中途半端な位置づけなのか,微妙なラインナップ。街中に住む少人数家族や単身の社会人の住居には適当な大きさだと思うのに,意外と充実していない。


そこそこの大きさにおさえるなら価格もそれなりにおさえる必要があるだろうし,そのほかにもいろいろ理由はあるんだろうけど(そもそも需要があると思っているのが間違ってるようにも思うので),国産量産型乗用車方面の1300ccぐらいまでの小型車か旧3ナンバーかの二極化に似たものを感じたり。取り回しのしやすい大きさで機能や内装は洒落た感じの乗用車が欲しいなと思っても,Vitzのヨーロピアンモデル(今もあるの?)やらユーノスなんちゃらやらミニやらみたいにべらぼうに高くなる覚悟をしなくてはならない,と。車は嗜好品の側面が強いおかげで趣味性の高い選択をすれば選択肢としてはあるんで家電よりはマシって感じも。


都心の住宅事情と懐事情が,なかなかねえ。