買って読んだ本
- 作者: 李丘那岐,田倉トヲル
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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幻冬舎ルチル文庫,ぱっと開いた第一印象は「版面率が高すぎ」。
が,昔の文庫本はこれぐらいだったような気もする。スカスカに慣れ切っちゃってるということか。近頃文庫本でも高いので,このぐらいして紙を減らして安くなるなら,その方が本来のスタンスにかなっているとも思う。
ただ,天のマージンが地のマージンよりも狭いのは落ち着かない。もう一つ,できれば指でつまんでいるところが隠れそうなぐらいなのをあとちょっと。とはいっても,1行減らすと減らしすぎになりそうだから仕方ない。天地に関してはあと1文字減らしたほうが美しいように思う。
実際にどうやって組んでるかわからんのだけど,こういうのってもう自動組版が導入されてるんだろうか。文庫レーベルの本文はかなり自動組版向きだと思う。一口に自動組版といっても方法はいろいろあるけど。著者校何回も取るんだろうからオンラインプルーフとかも便利そうだし。