全日本インカレ男子大会2日目(2・3回戦)


大阪市中央体育館


行ってきました。


今回メモをほとんど取らずに見ていたので,忘れないうちに,のメモがわり。既に記憶あやふやだけどキニシナイ。


時間制限一本勝負で,書けるところまで書きます。パンフとか公式とか見ずに書くので,間違っていたらごめんなさい。


記録的なことはあとで補完するか別エントリおこすかも。→補完した

全体を通して


関東しか見ていない自分の井の中の蛙ぶりを痛感。


関東1部派として予定外の結果が多かった。


大阪開催による西日本(関西)の地の利も感じたり。首都圏開催のときも,平日10時試合スタートで,宿泊しない首都圏の大学が却って通勤ラッシュに揉まれてぐったりしているという話も聞くけど。


ふだん首都圏開催の大会で「関東が強い」のは,開催地の地の利も上乗せして考えた方がええのかな,と思った。


主催の関西学連の運営が素敵。Twitterアカウントの速報にはお世話になっている。ベストプレーヤー賞(だっけ)のアンケートを行ったり,会場の設営・案内も分かりやすくてありがたい。

A1 2回戦 早稲田3-0九州産業大(25-15 25-23 25-15)


えんじユニ×白地にえんじユニ。


Aコート遠くてほとんど見てない。たまーに見ると専田か喜入がずどん,とサーブなりスパイクなりを打ち込んでいる。今日は早稲田を全然観られなかった。

B1 2回戦 日体大3-0京都産業大(25-15 25-19 25-20)


日体大:2田尻 20峯村 31矢貫(2s-28宮原) 1山田 13緒方 9小宮 L23山本


京産大:9阿山 18大嶋 8和治 17京極 1大野 6渡邉 L22小長谷


第2セットだったかな,途中京産がリードしていて,なにやら楽しそうなチームの気配が漂っていた。


残念ながら16-16ぐらいから突き放されたので,決着したスコアだとわりと一方的。それに,ぜんっぜん見ていないに等しいし。しょんぼり。

C1 2回戦 東海大3-1東亜大(25-16 29-31 25-22 25-13)


東海大:23松林 29小野寺 34宮原 18久原 10栗山 S35龍 L28井上


東亜大:14冨永(2s途中-24坂井) 3今村 2園田 16高野 15高山 S32大宅 L17成田/33原田


本日の自分のメインマッチ。東亜が前日の1回戦(対立命館)で第1セットを落としたときには気が気じゃなかった。「東海-東亜を見たい」が今回の強行軍の最大のブースターでしたよ。


第2セットを29-31の大デュースの末に東亜が取ったんだけど,どんな展開だったっけね……。


すごい盛り上がって,そのあとはガチで東亜を応援してた。第3セットもたしか東亜がリードしていたんだけど,途中で逆転されて落としてしまい(東海が,宮原→鈴木にかえたあたりからな。第4セットには宮原に戻していたはず),第4セットは力尽きたらしく,隣を見ている間にえっらい点差がついていた。たぶん栗山のサーブあたりで。


東海は,佐々木の姿がなかった。アップゾーンにも。OPは34宮原。

D1 2回戦 専修大1-3甲南大(25-20 23-25 28-30 26-28)


専修:11小川 12川波(4s:18小森) 7高橋 S1山本 6藤中 8小林 L15平安山/22平原


甲南:S5井上 3藤田 6水野 16石原 2加藤 20田中 L7千代野


第3セットと第4セット,どちらもデュースから甲南が連取。第2セットも23-25。甲南は最少得点差で3つ取った。専修が取った第1セットは25-20。


スコアは競ったけれど,試合後半は甲南が押してた。甲南は,空中でタメがあるというか。MBだったかサイドだったか,両方だったか。チーム全体としての上背はなくて,専修(もそんなに大きくないけど)と比べても小柄に感じたけれど,滞空時間が長い選手が多かったのとうまかったのと。


専修にはもっと上まで行ってほしかった。そりゃあね。


あとなー。なにがあったかしらんが,冨田出てなかったよね(試合開始直後は見てないけど)。OPは小川。P2川波,で,第4セットだったかに川波→小森。


3・4セット目,専修がセット後半の競っている場面で,ブレイクチャンスにことごとくふかしていたのが厳しかった。


あと,セッターのツー多すぎた。決まらないの。得点を焦ってツーで返してるっぽいんだけど,良い形で打てていないから決まらない。


(以下,検閲する時間がないので強制終了)

E1 2回戦 明治大3-0姫路獨協大(25-21 25-13 25-18)


見てない。


EFがサブ。サブは建物の外に出て外周の廊下を通って行く。そんなに遠くはないものの,メインの得点板が見える側のスタンドからは遠くて,気軽に往復という感じではなかった。


さくさく進行していた様子。

F1 2回戦 名城大3-0東海大学札幌校舎(27-25 25-19 30-28)


そんなわけで,東海札幌は,2回戦に勝てば次の試合はメインアリーナだったので,勝って戻ってくると信じて(期待して)いたんだけど,かなわず。第3セットはデュースになっていて,セットポイントを握ったりもしていて期待したんだけどなあ。


1日終わってみれば名城はベスト8に残ったので,まあ,しゃあないっつーか,しゃあないんだけどね。


結局今年は東海札幌をちら見もできなかった。東日本インカレに引き続き。去年あれだけたくさん観られたのにくらべて縁がない(サブに観に行けよという指摘はもっともだけれど,身体はひとつなのよね)


メインアリーナの第3試合あたりに,森本・横山・一刀の4年生sがメインのスタンドで試合を見ていて,「試合観たかったよばかやろーーー」と心の中で叫んでみた。

A2 2回戦 東京学芸3-1富山大(25-20 25-13 23-25 25-17)


東京学芸:S16樫原 20高澤 14竹元 9柳澤 1白川 5井上 L12園田


富山大:15村井 1吉田 S11西田 7角 5古原 4横井 L10池田


2セット先取した学芸が第3セットにセッターとリベロを除く5人を総取っ替えしたら,いつの間にか(見ていたけどなにがどうかよくわからんうちに)セットを落としてしまい,第4セットには元に戻すというちょっとかっこ悪いパターンに。


富山大は1番キャプテンマークのMBが,サーブよしスパイクよしプロポーションよしでかっこよかった。


良いサーブでしたん。

B2 岐阜経済大0-3順天堂(14-25 28-30 19-25)


見てない。Bコートは進行が早かったので,C1やD1の第4セットにぎゃーすか言ってるうちに始まってしまった。そして上記試合後は抜け殻になって放心していた。

C2 中央大3-0中京大(25-15 25-11 25-14)


こちらも放心完了(&外で小休憩)中につき。


中大はそのあとの福平戦と同じスタメンで,途中わたなべが出ていたかな。

D2 駒澤大1-3龍谷大(16-25 19-25 25-23 19-25)


駒澤大:9愛甲 4柴田 23戸嵜 7大野 S15土井 25佐々木 L29藤岡


龍谷大:5米澤 6西村 17和田 13新谷 1藤元 S14手原 L19石渡


事前の勝手な(根拠のない自分の希望と都合優先の)勝敗予想が次々に覆されていった1日だったけれど,このカードは実は龍谷が勝つほうにかけていた。


専修-龍谷になったら楽しいよね,観たいよね,という理由だったわけで,専修は負けまして,対戦は叶わなかったんですが。


あまりじっくり観たわけではないけど,試合序盤の龍谷はわたしが勝手に抱いていたイメージほどには良くなかった。


ただ,駒澤のセッターが15番の1年生(たしか)だった。冨永いなかったんよね。なので,駒澤のほうがさらにもう一声という感じに見えて,それで龍谷。戸崎かわいい(まだ言う)。


ちょうどこの試合をぼんやり観ていたときに,サブアリーナから,法政ストレート負けの報が入り,動揺。

E2 2回戦 大阪体育大学3-0筑波大(25-22 25-22 25-19)


サブアリーナで関東1部がばたばたと斬られていった。観ていないからなんとも言えない。

F2 2回戦 法政大0-3大東文化大学(25-17 25-19 25-22)


大東がのると怖いのはよくわかっているけど,1部(秋4位)と2部(秋1位)の対戦でストレートで大東は予想してない。学連またぐと「やってみなきゃわからない」って思えるけど,関東同士じゃん。たしかに部が違うから対戦してたわけじゃないけど法政2部いたことあるし。ぐずぐず。


どちらもVチャレンジリーグに選手がたくさん出ていて,前々週からお休みしていた大東と,前週(2日前)まで出していた法政と,みたいなことも考えてしまったけれど,試合観てないのでなんとも。ほんとになんとも。

A3 3回戦 明治大3-0大阪体育大(25-11 25-22 25-19)


明治大:12與崎 2有田 11原 S19政井 4杉本 15安井 L14瀧野


大体大:38広瀬 12小池 10勝本 1衛藤 34阪本 S24野垣 L15滝川


第1セットだけ観た。明治のスタメン,原の対角に安井(だっけ? 15番)。


早慶明がぐっだぐだで雰囲気もびみょうによろしくなさそうだった明治,この試合の立ち上がりはすっごく良かった。声も(コートもアップゾーンも)出ているし,杉本の決定率100%ぐらいだったし,與崎もきれっきれ。瀧野と2人でディグも上がっていた。


第1セットをいい形で取ってそのあと崩れる(て負ける)のを何度もみていたので不安も少しあったけれど,地に足が着いているように見えたから,動かないつもりだったメインアリーナをあとにしてサブアリーナに向かった。


そのあとビハインドの展開もあったみたいだけど,ストレート決着で明治が準々決勝進出一番のり。

B3 2回戦 宇都宮0-3慶應義塾(17-25 19-25 18-25)


宇都宮:1栗木 S15秋山 8アハンガル 3森崎 14多賀谷 16尾高 L6関根


慶應義塾:3野口 8丸谷 12上田 28黒田 1柳田 6稲田 L15林/16野瀬


みてな……(え

C3 2回戦 福岡大3-0青山学院(25-19 29-27 25-22)


福岡大:30満生 4富久 28大沢 1久木原 10平田 3古澤 L2唐川


青山学院:11高岡 14松島 1岩橋 8辰 2小泉 3牧瀬 L12金澤


サブ住人のお時間

D3 3回戦 名城大3-0大東文化大(25-23 25-22 25-20)


第三試合以降は概ねサブアリーナにいて,メインに戻ってきたら第3セット,得点差がついた状態で20点を過ぎていて,今にも終わりそうな雰囲気だった。


トーナメント表の右上はいちばんごたごたしていて勝ち上がりが予想しづらい山ではあったけれど,抜け出したのが名城というのは,ダークホースすぎて。東海学連がダークホースという。その名城を観られなかったのが,今回の惜しかったことトップ5に入る。

E3 2回戦 近畿大3-0大阪商業大(25-18 31-29 25-18)


Eコートは4試合ともストレートで展開が早く,自分がサブを覗いた直後に試合終了。

F3 2回戦 関西学院大2-3福山平成大(19-25 25-19 18-25 25-22 17-19)


関西学院:S8藤岡 21藤田 2黒木 28小川 13東田 25菰方 L19外山


福山平成:S12志波 1森崎 9徳永 14勝岡 26冨田 8張 L29矢野/2井手


福平を観にサブアリへ。第1セットを福平が取って,どうしようかなと思ったんだがタイになったので,どっこらしょ,と。


順番にセットを取り合ってのフルセット。あとのことを考えると(サブアリーナが暑かったので)フルセットになって体力消耗&試合間短いというのが,次で福平が燃え尽きていた大きな原因かしらと。


関学は28番のOP(左打ち)と25番のサイドからもばすばす打ってくるMBの2人が素敵だった。とくにサーブ怖い。

A4 3回戦 早稲田3-1東京学芸(25-23 25-10 22-25 25-13)


早稲田が勝って準々決勝に駒を進めた。らしい。第4試合もサブアリーナの住人になってしまったので観られず。


今回関東同士の対戦を後回しにしちゃったからなあ。

B4 3回戦 日体大3-1慶應義塾(27-25 20-25 25-21 25-18)


日体大:2田尻 20峯村 31矢貫 1山田 13緒方 9小宮 L23山本


慶應義塾:3野口 8丸谷 6稲田 28黒田 1柳田 12上田 L15林/16野瀬


というわけでこちらも途中でちらっと様子を見たぐらい。


全日本インカレが持ついろいろな要素(側面)のどれを取るか,という話なのよな。4年間観てきた4年生たち,或いは1年間(実質半年)観てきた今年のチームの最後を見とどけたい,という気持ちもあるわけで,それを取るならメインアリーナにいるべきだった。


そうしなかったことに後悔がないといえば嘘になる。


けれど,当事者(チームなり選手なり)の利害関係は絶対に一致しないし,彼らの過ごしてきた時間の濃さや大切さは,一観客のわたしにはしょせん推し量ることも口を挟むこともできない。


全日本インカレという非日常のお祭りを,お祭りとして楽しむのは観客の立場としてはとても楽しいことなので,それができたのはよかったの。そういう意味では後悔していないし,残念な気持ちを慰めている。


ああ,また余計な自分語りをしてしまった。つまり観てない。

C4 3回戦 東海大3-0福岡大(25-22 27-25 25-20)


東海大:23松林 29小野寺 34宮原 18久原 10栗山 S35龍 L28井上


福岡大:1久木原 6安永 3古澤 30満生 9小窪 28大沢 L2唐川

D4 3回戦 甲南大2-3龍谷大(15-25 25-23 21-25 26-24 12-15)


試合終了が最後になったのがこのコート。ベスト8をかけて関西同士のつぶし合いになったのはもったいなかった。地元開催だし。


最後の最後しか観ていないんだけど,14点目だったか15点目だったか,ディグで上がったすごく難しいパスを,アタックライン付近のライト側から前衛ライト寄りセンターにバックトスをした手原に唸った。それをトスとして扱ってスパイクを打てるアタッカーもすごい。


それは「トリッキー」とは少し違っていて。龍谷は明日名城と準々決勝。センターコートで(=てれびで)観たい!

E4 3回戦 近畿大3-0順天堂(25-22 25-14 25-21)


近畿大:S8下出谷 20勝 4那須野 14鳥越 1和中 7岩谷 L12帖佐


順天堂:12浅野 25濱道 1柳田 10堤 5廣瀬 S11渡邉 L20松崎


ここも試合展開のタイミングで観てなくて,途中経過も知らなかったから,何が起きたのかさっぱり。勝った瞬間近大がすごく喜んでいた。去年の天皇杯を少し思い出した。


去年こそ関西春秋連覇していたのに全カレは早々に負けてしまった。


そのあたりの巡り合わせは不思議。明日は日体大と。

F4 3回戦 中央大3-1福山平成大(25-21 25-15 24-26 25-15)


中央大:23石川 1手塚 2江頭 25武智 22大竹 S13関田 L20伊賀


福山平成:S12志波 1森崎 9徳永 14勝岡 26冨田 8張 L29矢野/2井手


前の試合のフルセットから続けての試合となった平大。


フィジカルが厳しかった。


去年の,中大に勝った後の日体戦の東海札幌みたいな,ね。


中国リーグはたしかに5セットマッチダブルヘッダではあるんだが,この人達,フルセットとかないから。東亜戦以外はストレート×2試合が基本だから,そんなに体力使ってないんじゃないか。インターバルも長いし。


セッターの志波の太腿のテーピングが,極端に言うとタイムアウトのたびに増えていた。セットアップも遅れ気味だし,コントロールもびみょうだし。


第3セットを(主に森崎のサーブにより)取ったあたりでその辺りがよくなっていたのは,アドレナリン大放出によるものなのか。


第1セットは逆転されて落とし,第2セットは出だしから石川のサーブ諸々でぼっこぼこにされた。そんな中で,1人折れず乱れず安定感のある巧いプレーを続けていた森崎は超がんばっていた。第3セットは途中から全体うまく回っていたけど,セットを取れた要因は,森崎が3連続サーブ打ってそのうち2回がサービスエースになった場面だと思うの。


負けましたけれども。


フルメンバーの中大の試合をちゃんと観たのは初めてだったかもしれない。どんだけ中大見てないの,わたし。


そらまあ強いわ。


明日東海-中大なんだよなあ。

ベスト8


関東5:日体大,明治大,早稲田大,東海大,中央大(このうち,明治×早稲田,東海×中央が準々決勝直接対決)


関西2:龍谷大,近畿大


東海1:名城大


東海学連の8シード久しぶり? 関西2も久しぶりな気がする。


組合せの妙もあるにしても,これはなかなか。