土曜の午後は,なんもせず

雨の休日を薄暗い自室で堪能。寒かった。あまりにすることがないので,昔買った雑誌を読み返していた。オレンジページとクロワッサン。どちらも,料理のレシピが目的で買ったものだったのだけれど,雑誌というのは時間つぶしには最適であるということに気付いた。その2冊で昼下がりから夜まで保つんだから。もちろん,雑誌には他の効能もあるのだろうけれど。逆に言うと,ほかで時間を使っている人は雑誌を読まないわけだ。わたしは文字を読むのが遅いので,ちょっと極端かもしれんが。


わたしは雑誌を購読することが殆ど無くて,定期購読している雑誌は,今はゼロ。ただ,わたしの場合は,時間が無いというのとは違っていて,電車の中で寝ているので。インターネットの普及(へんな日本語)も大きいね。Webをみたり日記を書いている時間が,これが無いころは雑誌を読む時間かテレビを見る時間になっていたのでしょう。わたしはきっとテレビ派だろうけど。雑誌とテレビ番組とを比べて情報の質がどちらが高いか,その保存性も考えると雑誌に分があるように思うけれど,買ったものをなかなか捨てられないので,体積や質量のあるものを買うことは,あまりしたくない。それが為に,雑貨も化粧品もあまり買わない。洋服は……意外と買ってるけど,欲しいけれど物が増えるからやめておこうと考えて買わないことはとても頻繁である。欲しいとは思うのよ,欲しいとは。そして,女性誌は人の購買意欲を刺激する。アクセサリーとかマスカラとか,コートとか靴とか。近づかないのが一番か。や,わたしが買っていたオレンジページやクロワッサンにはそんなのは載ってないんだけど。服飾関係の記事が大半の雑誌は時季が過ぎたら捨ててもいいんだろうねぇ。意味無いもん。それこそ,今まで一度だって買ったことがない。ははは。それもどうよ。自分の外見を多少なりとも良く見せることに興味がないわけではない。洒落た服装や持ち物にも興味がないわけでもない。それを行動に移すかどうかの差です。わたくしは,服飾に対して特別行動力が無いのではありません。色んなことに対して行動力がないのです。ところで,今わたしは誰に対して言い訳をしているんだろう? 購買とは斯くも難しい行為なのですよ。


ケチなだけ。