tDiaryにかなまるから,

下弦の月が沈むのは真昼」との指摘を受ける。“う〜ん,さすが物心つく前からNHKの理科番組を見ていた理科っ子,そして高校時代は生物部(カンケイナイ)”と感心したが,それ以前にそもそも彼は現役の「せんせー」なのだった。月の満ち欠けは小学校5年生理科の内容ですね。理科にしても社会にしても小学校で学習していることって,けっこう難しい。国語や算数と違ってそれ以降の学年では二度と学習しない内容も多いので,忘れてしまっているですよ。理科だと他には光の屈折とか。


三次元空間の認識に著しく能力を欠くわたくしなので,電話で個別指導(笑)を受ける。「そこに髪とえんぴつある?」「ない」「かかなきゃわからないと思うんだけど,いい? まるを二つ書いて左側が太陽で,右側が地球ね,……」。そんなもんです26歳8か月。わたくし,今日の今日まで白夜の太陽は水平線に近いところをぐるっと地表とほぼ水平に回っていると思っていました(それは幼い頃父親と絵に描いて確認した結果だが)。そして,例の太陽ー月ー地球の模式図が頭に入った状態で,どうして新月の度に日食にならないのか(満月の度に月食にならないのか)も,わかっていませんでした。深く考えなければテスト問題には答えられますが,それをくりかえしているとこんなおとなになるわけです。


そんなこんなで寝落ち寸前の金曜の夜は,小学校の学習内容や児童の発達段階と教科の学習の関連などの話題で予定外に盛り上がったのだった。小学生相手ってのは大変だ。しみじみと小学校の先生というのはお勉強を教えるだけでも大変なお仕事なのだなぁと思ったのよ。あんまり先生に色々(鶏小屋の世話とか)押しつけるのも,如何なものか。


せんせー,わかりやすく(タダで)おしえてくれてありがとー。