一昨日のたわごと(の後)で学んだのは,

病ネタは誰一人面白がる人がいないので避けた方がよい,ということに尽きる。もう書きません。<アタシのコト心配してー>と押しつけるつもりはないし,でも読むと心配してくださいますものね。心配しない人もいるだろうけど,だからって他人のそんな話面白いかっつったら,面白くないだろう。反省。


今回の一件で,わたしの母親とかなまるの共通性を見出してしまい,いささかブルー。つまり彼らは2人揃ってデリカシーというかわたしの精神面に対する配慮を全く欠いている。その原因(背景)と発現の仕方には微妙な差異は見られるものの,煎じ詰めればそういうこと。


わたくしの心情を慮ったところで事態が解決するものではないので,そういう意味では慮る必要はない。駄々こねている子どもをひっぱたいてでも黙らせた方が子どもの為である,と,そういう世界に近いな。彼らがわたしのことを親身に心配していることを疑うものでもない。しかし,しかしだ。


日曜日は大河ドラマの日だったので,夜に「はてなダイアリー」の大河ドラマ日記をぱらぱら見て回っていたのだけれど,何故か,どことない憂鬱感を示した日記が多かった。季節の変わり目の所為か,(主に精神面での)バランスを崩しやすい。どうやらわたしだけではないようだ。一昨日が特別だったのかしら。そういう特異日ってあるよね。気圧とか気温とか月齢とか,きっといろいろなことが少しずつ関連し合っているに違いない。きょうは満月。


きょう,もとい昨日(月曜日)も会社に行ったら,あまり体調が良くなさそうだなどと言われて,それは単にむくみがとれた(=やつれたっぽい)とか電車の中で寝ていたから眠そうだったとか,そういうんじゃないかとは思うのだけれども,ちょっとぼーっとした感じと偏頭痛はするものですよ。で,昼過ぎによそさまの部署に顔を出したらそこの人も「体調悪くて偏頭痛」と言っていたから,やはり季節的な要因は大きいのだろう。自分ひとりではないと思うと(そして,季節の所為にしてしまえると)そこはかとない安心感が。


きのう,もとい一昨日の夜はさんざん前述のデリカシーのない人達とやりあってとことん疲れて,疲れ果てたところにカドノ氏から届いたメールの“健康保険は払ってばかりでなく有効に利用しないと。”が胃の腑に染み渡る。あぁ,しみじみ。素直に「そうね,毎月の社会保険料を考えると,医療費3割負担どころかしっかり10割負担してお釣りが来ているものね……」と思えるものだった。ありがとう。


そんなこんなで婦人科を訪れたのだけれど,さすがに詳細をここに書くのは控えておきます。別に病院に行くこと自体を厭がっていたわけではないので(言い訳がましい),健康でいると取材できない病院に足を踏み入れていろいろと実地で見学(?)してこれるなんて,いい機会じゃないか,これはいい経験だ,などとひたすら前向きというか頭が春な感じでしたがなんちゅぅか,人生ネタだよね(泣) だからって即ほんじつのたわごとなどに反映させるほど面白いできごとが転がっていたわけでもなく,お気楽ご気楽エンターテイメント日記の内容には加工しづらく,それもあって「病ネタは止めよう」と思ったのだった。きょうは書いているけどさ,引っ込み付かないし。


いやまぁ,いろいろ疲れました。いちばんしんどかったのはわたしだー,と声を大にして言いたい >母。その母親からは謝罪の電話がかかってきた。母親とわたしの婦人病的やりとり(お互い日本語が喋れないのでコミュニケーションが成立しない)の仲介にたったのがかなまるという,なんとも不思議な(嘆息)。お陰で針のむしろの上に座らされてステレオで責められる格好になったのだけれど彼がいなかったらどうにもならんかったしなぁ(嘆息)。しかしここまで追いつめられると,レディスクリニックの前にメンタルクリニックに行かなきゃならんのでは,って気分でした。いやもうほんと,かんべんしてください。


一応真面目に受診結果を書いておくと,厳密には目下検査結果待ち中です。きょうの医者の発言からすると,何でもなさそう(いちおう検査します風)な感じなので,あまり心配しないでください。検査の結果が出てもここには書かないと思います。知っておく必要がありそうな人や報せたい人には連絡しますので,きかないでいてくださいな。


つまりわたしは凹んでいるのです。凹みは会計の時にやってきました。「きょうは4800円になります」と医療事務のおねぃさんににこやかにさらっと言われたときのわたくしの驚きたるや。その時わたしの財布の中は,どうさらえても4629円しかなかったのです。受付の人に「すみません,今もっていなくて払えないんですけど」と言わねばならぬその屈辱たるや。お昼に虎の子の5千円札を叩いて昼ご飯を食べたのです。食べなければ良かったというのでしょうか。お金かかるよな,とは思ったけれど,まさか保険効くのでそこまでかかるとは,予想外というかサラリーマン3割負担侮りがたしというか,保険診療で4800円。それでも16000円ぐらいなら,毎月健康保険料はそれぐらい天引きされているわけでして,月々きっちり支払いをしているのにも関わらずどうして病院でまで都度払わなければならないのかと,そんな理不尽な気持ちにもなってみたり,勿論命あっての物種というか体が資本というか,その金額を払わされることが不服なのではなく,内容を考えると16000円ぐらいかかって当然だろうとは思うので,だけどそれを事前に予測するのは無理じゃん。4800円!


いやぁ,びっくりしました。お金持ち歩くの嫌いなんだけどさ。お金持ちじゃないと病院にすらかかれないのか。国民健康保険の制度のある日本ですら,そうなのか。幸いわたしはそのお金を払えるだけの経済状態にあるけれど,臨時の出費で4800円って,人によってはかなり深刻な問題ではなかろうか。(00:44)