大河ドラマ「新選組!」第13回,

土曜日13時5分からの再放送もしっかりチェック。はてなのサーバが落ちている(事務所東京移転だそうで,今までは何処にあったのかしら)のでドラマタイトルも入れてみたりして。キーワードに捕捉されるのを避けるために敢えてタイトルは出さず「大河ドラマ」とずっと書いていたのだけれど,途中で「大河ドラマ」もキーワードになってしまい,ちょろっと書いただけで飛んでくる人が居るのは申し訳ないことだ(期待を裏切るので)。


そんなことはともかく,もう今週の放送は最後なのでネタばれさせますが,今回は浪士組の面々が江戸を出立して京に向かう最中,中山道本庄宿での出来事。宿の部屋割りに際して芹沢鴨が不運にも鶏小屋を割り当てられ,すねて「野宿をする」と言いだし道のど真ん中で大きな焚き火を始める,と。近藤勇が談判に向かい,焚き火の前で芹沢鴨とにらみ合うこと数分(ドラマでは),ついに芹沢鴨が折れて焚き火を消し,本人は布団部屋で殿内義雄と同室にされ,満足してするめを齧るというそういう話ですが(長いな)。


芹沢鴨とのにらみ合いに勝った近藤勇に,井上源三郎が手桶の水をぶっかけて「お疲れ様でした」と言うわけです。ふしゅる〜と湯気上がるいさみん。それを見て他の仲間の面々も一斉にかけ声とともに水をぶっかける。大仕事を果たしてほっとした表情の近藤,にこにこのメンバ。


で,日曜日の本放送のときには気づかなかったのだけれど,このとき水をかけたメンバというのが,江戸まで近藤と袂を分かたなかった人たちだけだったんですよね。それに今日気づいたわけです。つまり,それまでは行動を共にしていた山南と藤堂が,なぜかこのときだけいなかった。山南はそのころ芹沢鴨を布団部屋に案内していたと考えることができるけれど,いつも沖田といちゃいちゃしている藤堂平助が居ないのはわざとらしい。


原田・永倉・沖田・土方・井上の5人,だったかな。永倉は江戸で決裂するし原田も最後は不思議な姿の消し方をするわけですが,とりあえず京都に居る間は一応近藤の仲間であるわけで,結局このメンバが新選組(近藤組)コアな人たちってことなんだなあって思ったの。そういう排他的なところちょっと寂しいっていうか,「仲間」然とした様子は外から見ると,そこに自分が入れてもらえない寂しさからなのか,なんとはなしにむかつくものです。


実際,そうやって,最初はいろんな派が寄せ集まっていたはずの壬生浪士組が結局はこのコアメンバの近藤好き好き組だけにシェイプされていくわけで,その裏にはいろいろ血しぶきが飛び交ったりするかと思うと。派閥争いで勝っただけか近藤勇,みたいな,ねぇ。そんなこんなで清川はもちろんのこと殿内も芹沢一派も山南も藤堂も遠からず以下略な感じで来週(明日)はいよいよ京都に到着。


再来週(第15回)には斎藤一再登場予定(噂によれば第15回だったはず,確証無し)。笠をちろ,と押し上げて「ご無沙汰しておりました」って小田切さーん(意味不明)。


そういえば,わたしが萌え〜と言っていたらかなまるに,萌え萌え言う人たちはいつも萌え〜とだけ言って何がどのように萌えなのかを言葉で説明しようとしない,と非難(?)されました。確かに。同じ電波を受け止められる人たちの間だけでは「萌えだよね」「うんうん」という会話も成り立つが,それではアンテナを持っていない人やチャンネルを持っていない人には理解できないわけだ。そもそもアンテナとチャンネルの無い人に理解を求めているかどうかが疑いの余地の大いに残るところだが。しかしこの場でそれをさらけ出すのも恥ずかしいじゃん。反町さん眼鏡萌え(スーツ萌)はまだわかりやすい(そう思っているのは自分だけか)が,山口さん(一さんではなくこの文脈では素弘さん)萌えに至っては自分でもいったいどこを見て萌えと判断しているのかわからないのです。それを言語化するのはとても高度な技だと思うのです。


すげー,わけわからん固有名詞ばっかり(笑)