で,もらった扇子は,

前に唐長さんで見つけて一目惚れした「つぼつぼ」の柄(変な格好で映っている人物は気にしないように)。もっとオーソドックスなの(植物の絵が描いてあるような)を持ってくると思ってたんで意外。「宮脇賣扇庵で夏用の扇子買ってきて」とまで指定したので,そこからよくこれを発見したなぁ,と,感心。


軸の部分が濃茶色(抹茶色ね)に塗られていて,扇面は片面が白地に緑つぼつぼ(縁は赤),もう片面が白地に赤つぼつぼ(縁が緑)になっている。なかなか遊び心ありつつも,地がクリーム色っぽい光沢のある紙だったりとけしてチープにはなっていないないところが絶妙。扇の要の部分についている紐に宮脇賣扇庵陶器がついているので,オリジナルかも。シリーズで唐辛子等もあったそうです(伝聞)。


つぼつぼいいなあ。鞠にしろつぼつぼにしろ,まるまっちいのがかわいい。つぼつぼ柄のゆかた,ないかなぁ(←たぶん無い)


麻の葉模様もかなり好きですが。


やはり心はゆかたに飛んでいるらしい。今のゆかた,よくよく見ると右の袖と身頃との縫い目がちょっと破れているのだよね。気にしなければそれでいいんだけど(いつか「びりっ」という音を聞いたことがあったような記憶が微かに蘇ってきたものだ)。


ゆかたといえば,下前の掛け襟の内側(体側)の端を解いてそこから襟芯を入れると襟がしゃんとして良い,と,物の本に書いてあった。我が家にあるメッシュの襟芯はばりばりと折られているのでなかなか通らない。しかしメッシュでないと暑そうだ。掛け襟の端を解くのは手間ではなさそうだけど。


のろけたところでお休みなさいです。(18:00)