そんな風にくたばっていたため,

前倒し誕生日記念ディナーはやむなく中止。今までで一番アレなアレかもしれん,と,思うけれど救いは誕生日そのものではなかったことかな。明日は元気になろう。祝ってくれる友人がいるのは幸せなことです。


かなまるからの誕生日プレゼントには,遠い昔に和食器をリクエストしていたような記憶があったのだが,蓋を開けてみると,上京直前に購入を依頼した扇子に取って代わられてしまっていた。


セレクトはかなまるの感性にまかせて,で,夏用の扇子をひとつ頼んだのは確かに頼んだよ。その時,「誕生日プレゼントでもそうじゃなくてもいいから」とも,言ったような気もする。


しかし,払うつもりではあった。ところが,買ってきてもらった扇子を受け取って,「いくら?」と聞くと,「それは言わないものでしょう」。


それならそれで有り難く頂戴するものだが,例年の誕生日プレゼント予算から推測するに,扇子が誕生日プレゼントになってもそのほかにも何かあるのではないかと期待したのだが,どうやら無いらしい。まあいいけどね。


今までもらったプレゼントで,一緒に買った物はないし,細かく注文を付けたこともない。それだと蓋を開ける楽しみがないのでつまらない気がする。そしてたぶん向こうもそう思っているんだろうと思われる。ほんとうは品物の種類すら指定しないのがいいんだけど,そろそろネタが尽きてきた。


彼の趣味は基本的にわたしの趣味とは合わないので,想像していた物と違ったり思わずがっかり顔をしたりすることもあるれど,客観的にはかなまるセレクトが正解である場合が圧倒的なので,口を挟まない方が結果的には良いんだろうな,と思っている。