第1レフトってどっちだっけ


ここではレフト対角のうちより攻撃的役割を担っていると思われる方の意。


戦前の予想と言えば,あれだけぶつくさ言った挙げ句に「でもどーせまたオポジットなんでしょ」と拗ねていた外国人助っ人問題について,蓋が開いてみたらダニエルがレフト対角でセッター対角は前田だった図式については,自分の浅慮を反省せねばならぬ。一方で前田普通にレセプション入ってるじゃん(ダニエルは知らん)問題についてもいつか言及せねばなるまい(試合観てからね)。


上記NECの場合は変則的なスーパーエースの置き方と言った方が適切かもしれないが,NECの例は別としても,数年前に比べてプレミア男子各陣営からセッター対角=スーパーエースじゃゴルァ風味が薄れてきた気がする。らしいスーパーエースというと東レ(ボヨビッチ),堺(エンダキ),JT(ゴメス)ぐらい? サントリーは,レオが出ていればレオなんだけど,なんかしらん今季は試合欠場が多い印象で,そしてそこに入る選手がまさに日替わり。野球に於ける日替わり四番のような。


ポジション(と役割)の考え方が,必ずしも,1番たーおが塁に出てー,ではなくなってるんじゃないかとうっすら推測してるんだけど……単にセッター対角に入ってる選手がアレでコレだから,というだけではなさそうだな,と。セッター対角の選手がアレでコレだった場合に選手の配置をいじってでもセッター対角をどうにかするのではなく,攻撃の軸を第1レフトの選手にしてセッター対角に入る選手の役割は少し前に言うところのスーパーエースとは違う何かにしているような,そんな感じ。


スタッツをつぶさに分析しているわけではないので気のせいかもしれません。


合成や三好や,レオ不在時のサントリーを見ていると「オポジットの控え」というのが,なかなか生きて行きづらい立ち位置なんだろうなあとも同時に思うわけで。


今季から始まった14人目のベンチ入り選手のポジションもあわせて,今季はいろいろ興味深い材料が揃っているのではないかと思う。(それなのに観戦する機会が少ないのが残念なんですがね)。