烏賊うめぇぇぇ(初島3)


その昔,水源が井戸しかなかった時代には41戸に制限されていたという初島(長男以外は島を出るとか)。周り中水なのに生活用水に事欠くのが島の宿命。昭和に入り簡易水道,その後昭和50年代に本土からパイプで真水輸送されるようになって長年の水問題が解決をみたそうで。(以上,港のとこにあった石碑参照)


正直申し上げて離島の生活は大変そうだし,あれだけ小さい島だと,すぐ孤島になりそうで(何もなくても孤島状態だが)なんだか怖かったりもするものですが,そんなことはともかく,魚介類大変美味しゅうございました。


港の近くに食堂がずらずらと並んでいて,相場は定食が1500円〜2000円,丼物だと1000円〜1500円。ラーメンとかカレーとかの昼食メニューあったけど見ていない。ともかく,或る意味最強の独身社会人が3人集まっていたため,あまり糸目を付けずにざくざく頼む。夜ご飯が飲み代含めてひとり4千円強,たぶん普通はそんなに行かないと思う。


どこも漁業兼のお店なのでたいがい鮮度はいい(しかし天候悪かったから2日目や3日目は漁に出ていなかったかも)んだが,とりわけ美味しかったのは烏賊1杯まるまるのお造り(頼んだ後,生け簀でつんつんしていた烏賊が1杯……なむなむ)。肝絶品。あとは普段食べないところでカサゴの唐揚げ。伊勢海老の味噌汁もウマーだった。サザエも貝好きなので嬉しかった。巻き貝は焼いてるのより生が好きだ。


どうしても魚介類と炭水化物(ごはん)のみという偏った食事になるんで,個人的には2泊3日の4食全部ってのはアレでした(ので最後の昼は明日葉のかき揚げ丼を食べていた)けど,すっげー好きな人なら全然問題ないんだろうなー。そこの魚好きのアナタやアナタ。