エア・カナダと日航のサイトで9月後半の飛行機代を見てみたら,
まあなんとも。日航のトロント往復159,849円,モントリオールだと161,250円。ACだとモントリオール,トロントとも144,000円,ハリファクスまで行こうとすると171,000円。だそうな。
んー。やはり遠いだけのことはありますな。7月の頭までなら10万円少しなんだけど,それは無理。10月過ぎればまた安くなるけれどそれも無理。南無。
J○Bのツアーだと,東カナダ(勝手に命名)8日間添乗員同行で40万円弱。らーららー。
往復の航空券だけでそれだけかかるのか……「せっかくだから」と大陸横断しちゃうツアーが目白押しなのも納得だなあ。
その昔,“海外旅行”というのはお金持ちが行くものだと思っていた。確かに1ドル360円もしていたら,よほどお金持ちでないと行けまい。新婚旅行で国外に行くのが流行ったのも,会社員が長期の休暇を取れるのが新婚旅行名目ぐらいでないとできないという事情もあろうが,そこまでお金を出すのは結婚前後の金銭感覚が麻痺しているときにしかできなかったからでもあろう。そして,一生に一度のものだったろう。
しかし,わたし自身何度か国外旅行をしてみて,そこまで高いとは思わなかった。円が強くなったという話ではなく(それもあるだろうけど)短期の旅行が多いからだろう。最も高かったのはヨーロッパだけど,これは21日いてツアー代金(大物交通と宿泊・朝食)が17万円だったか21万円だったか,日数の割には安くあがっていたと思う。
ましてここ3回は立て続けにタイ。タイ5日間なんて,時期を選べば下手な国内旅行(ex.北海道,沖縄)よりも安いから,空港が遠いことや出入国審査等が手間だということを除けば気軽なものだ。
と,思っていたけれど,今でもやっぱり“海外旅行”は高いんだ。アメリカ大陸は遠いんだ。ヨーロッパも遠いんだ。やっぱり金持ちでないと行けないのか。いや,もう行く気まんまんなんだけど。
ところで,日本−カナダの直行便はバンクーバーしかないと思っていた(というか「地球の歩き方」'03〜'04に書いてあった)ら,エア・カナダが成田−トロント便を再開したそうで,毎日運行している。成田発が19:00,トロント着15:00台と時間帯も良い感じ。
一方日航でトロント行きを調べたらバンクーバー経由ではなくシカゴ経由便しか出てこない。アメリカ合衆国を経由するのなら航空会社は選び放題だろうし,別に日航を使わずとも。そして,きっとACのトロント直行よりもずっと安く行ける方法があるだろう。しかし彼の国に入国することに対する心理的抵抗が強いので,悩ましいところ。