今日のヤクルト−広島戦は素敵だった


8回裏1アウトの場面から見た(テレビで)のだが,その時点で3−2で広島にリードされており,2アウトランナーなしまで追い込まれたところで2番宮本が内野安打で出塁。打席には7月に入ってから打撃不振気味の3番岩村。広島のピッチャー大竹は徹底して外角低めを攻め続ける。豪快な空振り二つかましつつカウント2−3からの(何故か)真ん中へ来ちゃったフォークボールを,打った瞬間それと分かる逆転2ランホームラン。ライトスタンド中段(以上)へ消えていったよ。咆吼したよ(わたしが)。


かっこえぇ! 岩村ーっ かっけー。


連勝っすよ(その前は巨人に3タテだけどな),4位浮上ですよ。……低次元の,それも僅差の,争いではございますが。


昨日,じゃなかった一昨日,神宮球場に行ってレプリカのユニフォームを着ている人たちを見て「いいなー,いいなー,わたしも着たいなあ」と何度も言ってはその度にかおりさんにスルーされていたわたくし。スルーされても懲りずに「でも,誰のにするかが迷うところですよねー。どうしようかなー。やっぱり志田かなぁ,川島もいいよなぁ,ちっちゃい石川君も捨てがたいしなぁ」と帰りがけになってもまだしつこくぶつぶつぶつぶつ呟いていましたとさ。なんとなく岩村の名前は気恥ずかしくて出せない辺りがミーハーのくせに純情だ(しっかり出していたかもしれないが)。なんで第一候補が志田やねん(いや,でも,結構,普通に,好きよ)。そしてデザインはビジターの方が好きだ。稲葉はあのユニフォームが恐ろしく似合う(←ルックスかい)。


ユニフォームといえば,横浜ベイスターズのホームのユニフォームっていつ変わったんだっけ。今シーズン始めから? 後半戦になって突然変わってた気がしたのはさすがに気のせいってもんですよね。


何処が好きかと訊かれれば決まってヤクルトと答えるようになって12年だが,別に12年一筋にヤクルトファンをしているわけでもなく(他チームに浮気しているという意味ではなく),真面目にヤクルトの動向を気にしていたのは1993年と1995年ぐらいだった(だからこのころの選手しか知らない)。大学に入ってから後は家でプロ野球中継を見るような生活をしていなかったので尚更。高校時代は地上波の巨人戦と深夜のプロ野球ニュースしか情報源がなかったわけだから,動向といっても順位程度で,だから,今シーズンはおそらく,わたくしの今までの人生で一番ヤクルトファンらしい一年となっているだろう。なんたってペナントレース生観戦(自力)。


わたし自身のプロ野球への興味関心もマスメディアの扱いも落ち込んでいた今シーズンの始めにわたくしにヤクルト戦の情報をもたらしてくださり,わたくしがヤクルトの動向を気に掛け暇を見つけてはケーブルテレビを視聴するようになったのも(挙げ句神宮球場外野自由席券に自費を投じてしまうのも)ひとえに「はてなダイアリー 登録選手」(id:shabako)さまのお陰で,かの日記がなければ今年のわたしは一昨年のわたしと変わらなかっただろう(去年は阪神が元気だったのでやや別格)。そして,わたしが「登録選手」さまを知ったきっかけは,実は某NHK大河ドラマのタイトルのキーワードだった。「ヤクルト」とかをキーワードに検索するほど野球を気にしていなかった。だから別ルートから偶然というのは可能性としては大いにあり得る展開ではあるのだが……恐るべし近藤局長(違うから)。


これは何度も書いているけれど,プロ野球は中学校三年生の時に同じクラスになった子に引きずり込まれたもので,これは周囲の他人の影響の中でも筆頭に数えられるものではないだろうか。(2:03)