世の中が広いのか狭いのかわからんが,

仕事関連でお世話になっている人が大学の後輩であることが,今日発覚した。それほど付き合いが長いわけではないので,今まで知らなかったのも不思議はないのだが。


少なくとも,日本のどこかで高校の同窓生に偶然出会う確率よりは大学の同窓生に偶然出会う確率の方が遥かに高いことだけは確かである。毎年の入学者が二百数十人か三千数百人かの差は歴然としているからね。


それでも,大学の繋がりのないところで同じ大学の出身者に会うと,少し驚くし嬉しくも感じる。そうやって大学閥というのが形成されるであろうことも,なんだか頷けるよ。毎年何千人も入学しているし,一度も顔を合わせず名前も知らずの人が殆どだというのにね。


わけあって今日の昼過ぎにその人に急ぎで連絡を取ろうとしたところ携帯電話が繋がらなくて,そこで初めて彼女が現役の学生(正確には院生)であることを知らされた。「確かハタノの後輩だよ」と今更のように当たり前のように言われても。携帯電話宛にメールを送ってみたところ(つくづく便利な時代になったものだ),暫く経って「ゼミ中だったので電話に出られませんでした」と返信が。……木曜午後がゼミ?


おそーるおそーる,外角低めに思い切り外すボール球ぐらいの気分で“文学研究科でいらっしゃいますか?”と訊いてみたら,返ってきたのはピッチャー強襲“人間・環境学研究科に在籍しています”。


人環キター。


恐るべし自宅生,恐るべし女子! ……意味不明


さて,試合終了ですよ。5−5の引き分け。なんだかなあ。もう11時だよ。普通に夜だよ。どうしてくれるよ。11回裏のチャンスに誰かさんが一本ヒットを打ってくれていたら,なんて,スポーツと歴史に「たら」「れば」は御法度。デッドボールを受けた川島の腕は大丈夫かしら。