高校野球を全く見ぬまま日々は過ぎていくものです。


今年は夏季オリンピックと時期が重なっているのであまり騒がれていない感じでしょうか。それともオリンピックと重なっている為にわたしがテレビをあまり見ていないだけでしょうか。見るニュースと言えばNHKニュース10のスポーツコーナー→(報道ステーションのスポーツコーナー)→フジテレビ「すぽると!」なのだけれど,今の時期最初のNHKニュース10(のスポーツ)が実質オリンピック番組と化してしまっている現実。有働さんも日本にいないし。


職場のアルバイトくんの一人が北海道出身で,昨日,準々決勝の結果を(終了直後だったのかな?)誰かが伝えたところ小躍りをして喜んでいた。「駒大苫小牧出身なの?」とわたしが訊ねたら「違いますけど,南北海道なので」と言われて,なるほど,と。あまりに広い為に彼がどのへんの出なのかもよくわかっていないのだ(たしか札幌だったかな)。で,苫小牧がどこにあるかを教えてもらった。


駒大苫小牧も駒大付属なので全国から優秀な選手を集めているのではないかという憶測話をしていた。だけど,ウィンタースポーツでは確かにそうらしいが野球でもそうなんだろうかという疑問が呈示され,よくわからないまま。


米野は前半(オールスター前)まではずっと一軍帯同していて,ときどきは試合の終わり頃に出場もしていたんだけど,オールスターが明けて石井弘寿が復活するのと入れ違いで戸田へ行ってしまった。その時の報道は,“監督が古田に全幅の信頼をおいて後半戦はキャッチャー二人体制に”といった形で為されたのだが,それを知ったわたしはたいそう寂しかった(それらの報道レベルでは米野の名前は出なかったけれど,他に考えられないので)。実際,古田のタフネスを見れば,キャッチャーを2人にして他を増員しておいた方がいいのは明らかであるが。特に後半戦に入ってからの彼の打撃成績はめざましいものがある。


古田は古田なので,ヤクルトに入ったキャッチャーはなかなか一軍で試合経験を積めない(誤解のないように書き添えておくけれどわたしは古田好きですよ)。それでも毎年のようにキャッチャー候補を採っているところが謎だ。や,けして謎ではない。採らないわけにもいくまい。しかし数年(も)前にはちらほら“ポスト古田”とか“次の正捕手を育てる”とかいう話も出ていたような気が微かにしなくもないけど,今の古田を見ているとそんなことを考えるのはもう少し経ってからでもいいんじゃないかとか(もう少し経ってからにしてほしいとか)思ってしまうもので。


わたしは(野球に限らず)プレーヤー経験がないのでピンとこないのだけれど,一軍でベンチ温めつつも一軍の生試合を見ているのと,二軍でも自分が試合に出ているのと,どっちがいいんだろう。一長一短あるにしても,その辺,具体的にどうなんだろう。(0:27)