歳月と成長


某所で某氏と某氏が誰かのことをさして成長したとかしていないとか言ったとか言わないとかだそうですが,突発的単独行動は今に始まったことではないようですよ。2000年の春先,まだ京都に住んでいた頃,「急に思い立って」ぐらいの勢いで,夜行バス(手配が遅かったので京都発は既に満席で,なんばのO-CAT発)の片道切符とお茶の水辺りの宿を手配して東京に出かけたことがあるようです。まともに就職活動しなかったので,夜行バスを利用したのはそれが最初(で今のところ最後)。宿泊は大学受験を除けば初めてでしたか。チケットの手配も,なんかいい加減(ネットで個人譲渡)だったような記憶が。


で,それぐらいだろうと自分でも思っていたのだけれど更に遡れば1996年の春先,まだ岡山に住んでいた頃,用意周到に一人で大阪日帰りしたこともあったようです。高校卒業後の春休みに一人で大阪日帰りなんてちっとも大それたことではないかもしれませんが,取りあえず,合格発表待ち中の3月20日場所は大阪城ホールで某バンドのライブ(知らずに当該団体を言い当てられる人はいないだろう),当然のように終了は21時を大きく回り,帰りは……新幹線だったと思うんだけど(よく覚えていません)。一応,大阪城ホールは2回目だったので(1度目は友人と一緒に行った。定期テストの真っ最中でしたが)冒険的ではないんですけど。でも,今から考えればどってことなくても,当時は環状線の外回りと内回りの区別もついてませんでしたし,帰りの新幹線はダッシュでぎりぎりな感じだったし,よくもまぁ。


あのときは,その直前に1泊か2泊で中学時代の友人と総勢4名で佐世保ハウステンボスに行ってたんだよな。試験が3/13,14で発表が23日だったから,ほとんど家にいなかった,と。その間実家では着々とわたしの引っ越し準備が整えられていたわけで,それを見たくなかったという繊細な精神状態がわたしをして外向きに駆り立てていたのです,というのは順序が違うから嘘だけど。


逆に言うと,その2つぐらいしか思い浮かばないということでもあるのだけれど,ここに来て頻度が増えているわけでもないような。


閏年だからじゃないですかね。なにやら珍しいことをしてしまうという。


そういえば在カナダの友人に初めて会ったのがその2000年@東京でしょう。その時は会いに行ったのとは違うけど。