「も」氏の日記のタイトルのところに


長年日記」と書いてあるのが前から気になっていて,しかしその意味するところを知らなかったのだけれど,あれって,同じ日付の他の年の日記を読める仕組みなのだそうですね。


8月の終盤というと,学生時代は帰省していただろうし就職してからは夏休みを取って旅行している年が多いので,同じ日付の日記はもしかしたらないのではというのが気になって,手動で過去の日記を探してみた。



学生時代のが4回生だけだ。学生時代の日記って実質ほとんど残っていないのか。そう考えると残念だな。


読み返してみたところ,2000年が一番面白い。今と生活サイクルが全く違う。フレッシュマンらしく,職場でのあれこれに新鮮な驚きを感じる日々のようで。同じ会社とは思えない(笑……っていいの?)。実家暮らしですしね。「家族と同居している独身女性会社員」の生態が生々しく描かれていて,それなりに興味深いものもありますが。しかし実態としてわたしは家には居着いていなかった。


それ以外の年は今と大差ない。考え方そのものは1999年から変わってないなあと,例えば1999年の8月23日付けの高校野球全国大会についての記述などを見て思う(人間的に成長していないのか?)。


生活面においては,今はめっきり台所に立たなくなってしまったことが違っているけれど,しかし今週は,月曜の夜に久しぶりに土鍋でごはんを炊いたのがきっかけになったのか,ヤクルト熱が多少冷めたのが良い方に働いているのか,炊いたごはん+買ったお総菜という,ここ数ヶ月から見れば遥かにまともな食生活をしているのですよ。今日なんて何ヶ月ぶりかで生野菜を購入してしまった。そして,台所で火を使った。豚肉の薄切りとレタスをさっと茹でて,生のベビーリーフと一緒に塩こしょうナンプラーでわしわしと。そう。酢を切らしていたので「さっぱりと」はできなかったという。