そんなわけでこれから「月とキャベツ」ですよ。


大学に入った年に同級生とか先輩(←って書き方はしっくりこないけど)とかが「One more time, One more chance」を歌っていたからには,この映画は1996年以前のものなのだろう。しかしわたしがこの映画のタイトルを聞いて思い出す風景は,1999年の春,京都から山科方面,或いは山科から大津方面へ抜ける道路のあたりの車の中。


記憶があやふやになっているので時期や場所は随分あやしいのだが,ある日かなまると珍しく車(初音カーまたはレンタカー)で遠出をしていた。その時わたしが脇道から一号線だったかへ合流するとき思いっきり失敗してあわや接触事故という事態をまねいたことは覚えている。車の中ではラジオが,おそらくFM京都とかFM802とかが流れていて,たまたまそのときゲストで山崎まさよし氏が出ていた。わたしはかすかに名前を聞いたことがあるぐらいで,登場するときの紹介や話の入りぎわにこの映画の話が出ていた,ような,微かな,記憶。だけど,1999年は話の前フリにしても時代が下りすぎるよなぁ。SMAPが「セロリ」歌ったのよりも後じゃないか? そのころになれば「名前を聞いたことがあるくらい」というのは変だ。そんでもかなまるが免許とったのが1998年だからそれより前ってことはないんだが。


とにかく,そのころから機会があれば見てみたいと思っていたのが,たまたまケーブルテレビの11月の番組表を(滅多にないことに)開封したら日本映画専門チャンネルで今日やっていた。


今日は,NHKスタジオパークも録画していて,それを見終わって「停止」ボタンを押したとき,画面が録画中の「月とキャベツ」に切り替わった。21時半すぎだったかな。「One more time, One more chance」が流れてきて,あわててテレビのチャンネルを変えて,取りあえずお茶を入れに立った。


さて,期待していいんでしょうか。とりあえず今日はこんなところで。最後まで見るかどうかはわからん,夜も更けてきたし。