続てぬぐい
銀次さん(8月26日)。
浴用タオルはもちろん,ホテル仕様のフェイスタオルと,日本でキッチンやトイレの手ふきに使う標準サイズのタオルって,幾分サイズ違いますわね。これって(はかってはいないけれど)元は手ぬぐいの寸法に由来するのではなかろうか。
うちの実家(元自営業)で年末に得意先に配っていた粗品,わたしの記憶にある限りずっとあの手のサイズの薄手のタオル(贈答品のフェイスタオルじゃなくてどちらかというと温泉タオルに近い)だったのですが,聞いた話だと最初は手ぬぐいだったんだとか(気のせいかも)。まぁ,そういうこと。
それが頭の片隅にあったので,手ぬぐい→タオルという一元的見方をしてしまったのですが。
浴用タオル化した元手ぬぐいは,旅館ではいわゆる「温泉タオル」として小型軽量をはかり,家庭では体を洗う用途のみに絞ったさまざまな展開と進化を遂げてきた,と。
あとはもちろんハンカチになったりハンドタオルになったりバスタオルになったりフェイスタオルになったりおしぼりになったり,いろいろ。
専用機のほうがその用途には特化していて使いやすい。手ぬぐいは汎用機。
女性はハンカチもどうせ鞄の中なので(特に夏場は衣類にポケットがない),ハンカチでも手ぬぐいでも嵩は大してかわりません。今の時期は買ったペットボトルを鞄に入れるときに手ぬぐいで巻いています。