読んだ本,読んでいる本,買った本(これから読む本)
清水義範「はじめてわかる国語」(講談社文庫),清水克彦「わが子を有名中学に入れる法」(PHP新書),斎藤美奈子「冠婚葬祭のひみつ」(岩波新書)
内田樹「態度が悪くてすみません−内なる「他者」との出会い」(角川oneテーマ21)
恩田陸以外はかなまる文庫。飛行機の中が暇だったのでわたしにしては珍しくよく本を読んだ。
「わが子を〜」は父親向けの本で,背筋ぞわぞわしながら読み始めたが,家庭での学習指導のハウツーだけでなく,現在の市場の動向(傾向),受験校の選び方,金銭面など幅広く取り上げていた。わたしは中学(以下)の受験に対して無条件に正当な根拠も理由もない拒否反応(不快感)が出る体質で,このご時世それではいかんとは思っているのでそうとう我慢して読んでみた。読後もいまだにごもごした気色悪さはあるが,いろいろ考えるきっかけにはなった。いずれ折り合いをつけていくしかないだろう。
婚約・結婚式・結婚・披露宴・新婚旅行と一連の結婚イベントが終わった今,次の関心事が早くも自分の子の教育ってことではなく。「教育」があるならその前に必ず「妊娠・出産・育児」というイベントが発生するはずだが,その辺には(今のところ)興味は覚えない。当面なんの予定もないので現実問題としてはとらえていない様子。
次の関心事といえば,駅前の不動産屋で賃貸物件を見たり書店の店頭で「ゼクシィインテリア」をぱらっと眺めたり(こちらもゼクシィ本体と同様ほとんどカタログだが,本体と違って高い)が楽しい。しかしこれも当面予定がない(し見当もつかない)ので,現実問題としては以下同文。真剣には考えていない。そのくらいがいちばん楽しいやね。
そういえば,今のアパートの契約更新の案内が来ていた。この6年で階下の大家さんちの子供達がすっかり大きくなってそろそろアパート廃業するんじゃないかとどきどきしていただけに「更新」の文字を見てほっとした。
2年契約のアパートに丸6年住んで,まだ更新しようとしている自分。すっかり根が生えてしまって今のアパートでいちばんの(圧倒的な)古株になっている気がする。かなまるは,長い間住んでいる店子は上得意だと(物件が古い分新規店子募集には家賃を下げねばならないから)言うのだが,今の家賃で今の築年数でもこのあたりじゃ相場より安いから,募集かけたとして当時のままなんじゃないかと思う。そう考えると,更新手数料は管理会社が持っていってそうだし,業者のクリーニングが入らないからどんどん汚くなるし,礼金も入らないし,メリットなさそう(なので,追い出されなくてよかった)。京都なんかどうみても回転重視だ。まあ,空室期間できないのはいいのかも。