天皇杯(サッカーじゃないよ)


バレーボールの天皇杯。下は中学生から上はぷリーグまでのトーナメント方式。4月に都道府県予選が始まり秋に地区予選,12月から年明けにかけてセミファイナル→ファイナル。ちゃリーグチームとぷリーグチームはシードされて12月になってから登場の由。シードしなければおもしろいのに(おい)。


「決勝が東京だから今までと違って観に行きやすいじゃん」と思っていたけれどちょっと待て。年末年始に東京に居たことがあるのか自分。1月6・7あたりだとさすがに戻っているかなあ。でも決勝に残るのは2チームだからね。いちばんおいしいあたりを見られないかもなのか……。むぅ。


もともといろんなカテゴリでいろんな大会があるところに全カテゴリを巻き込む大がかりな大会をひとつぶちあげたのだから,日程がアレだとか方式がアレだとか,あるのは当たり前。やる前からぐだぐだ言っても仕方ないので一年は様子見だろうか。


サッカーの天皇杯みたいに日程・会場を分散させるのかそれともある程度まとめてやるのかもわからないけど,いずれにしても自分はぷチーム登場前にわざわざ観に行く人間ではないだろうから,個人的には,規模拡大ではなく規模縮小かもしれない(ぷリーグ以外のカテゴリはふだんわざわざ観には行かないけれど黒鷲の時はけっこう楽しんでいたので勿体ないというか残念というか)。男女別会場なのか同会場なのかもわからんけど,女子の試合に関しても以下同文。


といった外野の都合はさておき,裾野の広い大きな大会があること自体は目玉にもなるしいいかなと思うのだけれど。しかしどのカテゴリにもそれぞれ元から大切にしている大会なりがあるだろうから,どう兼ね合いをとってどこまで天皇杯に重きをおけるか(おけるような大会になるか)がカギだろうか。


ちょうど同時期に天皇杯があるサッカーとの比較で言えば,Jリーグは冬はシーズンオフなので(高校サッカー同時期だけど),天皇杯Jリーグとはほとんどかぶらないイメージ。逆に(バレーボールの天皇杯でぷリーグ各チームがおかれるであろう状況に近い)リーグ戦期間中に開催されるのがナビ杯で,あれはあれで代表招集のためのリーグ中断時期上等,代表選手不在上等という潔さが独自のポジション(機能)を持っている気がする。しかしその分どうしても威厳には欠ける感じはして(歴史も浅いし),その点は天皇杯の方が遙かに重みがある。


だからどうという話ではなく。


黒鷲は選抜大会として残るそうなので,雑多なごった煮雰囲気を味わうにはやはり黒鷲が狙い目だろうか。