一日一駒井
大阪遠征二日目の様子はいずれ機会があれば(たぶんない)。そんなこんなで日曜日の帰宅は23時近かった。大河ドラマはちゃんと録画できていたので,寝る前に見た。今日も見た。
信虎追放後,先々週から今週までの3回は動きも少なく(勘助が仕官したりはありつつも)やや落ち着き気味の展開であり,かつ,短いエピソードがばらばらっとよせ集まったつぎはぎ感も否めない。もちろん各セクションそれぞれ意味はあるし,笑える場面も多くて楽しいんだが。
いずれにしてもこの3週間の影の主役は源五郎だった。ともすれば散漫になりがちな興味関心を,源五郎たんが一人で3週間引っ張ってくれた。ありがとう。そしてたった3週間で源五郎たんは羽化して華麗なる変身を遂げてしまった。柄のない浅い藍色の素襖が新入社員のリクルートスーツ風情で初々しいことこの上ない。半ズボン+ハイソックスを脱ぎ捨て前髪も上げてしまうと,はにかみ笑顔にも含みがあるように見えてくるから不思議。案外腹黒いんじゃないのこの子。一体どこの小山田か(ちょっと似てる)。この様子だと立派に黒高坂になれるでしょう(全てフィクションと妄想です念のため)。
近習といえば,今週飯富源四郎も登場。なんか似たのがわらわらと。これだけ将来有望な側仕え(?)が増えると,駒井の立場が心配になってきた。この先どんどん画面登場率と発言数が減っていったらどうしよう。
毎週必ず画面の端に入ってはいるけれど,いつどれだけ喋ってくれるかはまったく予測がつかない駒井。毎週「今日の駒井は口を開く場面が与えられているであろうか」とどきどきしながらテレビの前に正座している(嘘)。願わくは今後駒井活躍場面の大からんことを。
仕える人間(晴信)の立場が偉くなって仕事も増えたろうから秘書室の増員はせねばなるまい。駒井はその中でも古参だろうし年も上だろうから,最近秘書室に入ってきた若い秘書達をとりまとめることに日々苦労しているであろう。また御館様にも相変わらず日々振り回されていることであろう。さぞかし気の休まることのない日々であろうぞ(だから全て妄想です)。
文官さんだそうだから座り仕事も多く,立場上肩も凝るでしょう。つぼ押し器や目元ひんやりシートを差し入れしたい気持ち。暗い中で文字読んでると目が疲れますよ(読んでるのか?)。甲州法度之次第草案は駒井ちゃんで行ってくれるとうれしいなあ。
そんなわけで,部屋の片隅や障子の陰や妻戸の向こうや向かいのホームや路地裏の隅やら果ては急行待ちの踏切あたりにまで駒井の姿を探しているのです。
関係ないけどみんな眉毛太いなあ。